2015年10月10日土曜日

新プラットフォーム! ドコモ『Xperia Z5 Compact SO-02H』の稼働機を触った【比較】


今回は、2015-2016冬春モデル、ドコモ『Xperia Z5 Compact SO-02G』でございます

ワタクシ、Z3 Compact SO-02G のオーナーでもあるので、他モデルと比べれば、興味があったほうですが、これもZ5 SO-01H 同様、“代わり映えしなさすぎ~”

筺体のサイズといい、デザイン・コンセプトといい、二年前の『Xperia Z1f SO-02F』の時から、基本的には何も変わっていない、というのは逆に驚きであります。

そもそも、Z1f は、企画発案当時、ドコモがiPhone を扱う事など念頭に無く、「対iPhone」としてデザインされたのは間違いございません。

単純、iPhone 5 にケースを付けた状態のサイズ。ただし、Z1f は、ケースを付けなくても傷の心配とかあまりしなくても良く、かつファッショナブル、みたいなコンセプトだったはず。

ドコモの商品企画も、ソートー、基本コンセプトに口を出したはずでして、結果として、auもソフトバンクの扱いもナシ、でございます。

ドコモが何かしらのパテントも所有しているとなれば、今後もauとソフトバンクからは出ないはず。

あと、ドコモはZ3 Compact をMNP一括ゼロ円で、バラ撒きまくりましたから、ソニーは販売面での恩義もドコモに対してある。

来年の、Z7 Compact なんかもドコモでしか扱わないと予想されます。

ただし、Z7シリーズあたりまでが、ソニーのモバイル事業部の正念場ですなぁ。

というのも先日、ソニーの平井社長は、ついにモバイル事業部の売却を公式の場で匂わせましたので。

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昨年度は通年で、600億円の赤字だったそうです。十時体制になってから猛烈なリストラを敢行しているようですが、2016年の年度末にて、“良き兆候”が明確に出ないかぎり、平井社長は“決断”をせざるを得ないと予想されます。

ちなみに、スマホ事業からとっとと撤退したNECは、累積で200億円の赤字を出していたそうです。で、撤退。NECは、富士通と同じく、NTTドコモ・グループ全体のシステム構築を担うわけでして、NTTは大のお得意様。でも、あっさり撤退。

シャープは看板のはずの、液晶事業部の売却まで匂わせているレベルだしなぁ。

三年後とかどうなっちゃってるんだろー。

で、Xperia Z5 Compact SO-02H のオハナシに戻れば、外観はクリソツですけれど、中身は新型プラットフォームでやんす。

Z1f → A2 → Z3 Compact → A4 の世代は終了。



たとえば、モニタサイズは、4.6インチと、Z3 Compact以降と同じですけれど、位置が違う。下部ベゼルが狭くなって、上部ベゼルが拡大している。

Z3 Compact オーナーとしては、今でも下部ベゼルは狭いよね、と思っているところ。

見た目でも、Z5 Compact のベゼルって狭すぎに感じませんか?

まっ、そのうちインカメラ強化しました~、とか用なんすよ、きっと。

それ考えると、もうモニタサイズの拡大はきっとナイ。FHD化を残しているだけでしょう。



アウトカメラの位置も変わりました。もちろんZ5同様、新世代カメラ・ユニットです(左の白は、ワタクシのZ3 Compact。念のため)。

あと、背面がフロストガラスになって、筺体そのものの厚みも若干増しました。


持ち比べても大して違いは分からなかったですが、並べてみると、目視でも、“差”は分かるレベルでした。

パワーボタンに指紋認証。ボリュームボタンの位置が離れました。ちなみに一番左は、カメラのシャッターボタンです。


反対側は、SIMトレイとSDカード・トレイが一体化した新タイプ。これもZ5と同じです。

あと、写真には撮りませんでしたけれど、USBはオープンタイプの防水仕様。ただし、濡れた状態で充電ケーブルを差し込むのは、当然、ご法度であります。

気になるのは、Z3 Compact のように、ドコモがダーターでバラ撒くか? ですが、ソニモバ救済の一助になれば、と思いつつも、実質的な“縛り”は、ソートーにキツくなっているので、SO-02H だけを別格にするとか、期待薄のような気も......。

しかも、ドコモの場合、半年所有したオーナーでなければSIMロック解除はできない.....。

“ワザ”はあるのかもしれませんが、そこまでして的な雰囲気は漂っていたりして.....。まあ、ドコモ系格安SIMとの組み合わせなら、SIMロック解除は必要ないですけどね。

そもそもドコモがいくらダーターでバラ撒いても、ソニモバの巨額な赤字の前には、まさに焼け石に水だったのは明々白々なのでして.....。ドコモもわざわざ純益痛める必要もないし。

とりあえず、いぢょ!

【追記 2016年4月9日】

     ひとくちに格安SIMと言っても、その中身は天と地っ!



ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ

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