2015年10月1日木曜日
ドコモがNexus 5X 扱う理由。ただのワイモバイル対策でしょ!【2015-16 冬春モデル】
ちょっとビックリしました。
ドコモが用意した、2015-2016冬春モデルの怒涛ラインナップ。
もちろん年度末の春商戦がメインターゲットでしょう。ポートアウトしていったユーザーをここにきてガッツリ取り戻す姿勢が鮮明でんなー。
やっぱ、力あるなぁ、ドコモ.....。
あと、今回感じたのは、やっぱりドコモって国策会社の側面って強いかも、ということ。
富士通は良く分からないけれど、ソニー(のモバイル部門)にしろ、シャープにしろ経営的に青色吐息なのは間違いなく、ドコモがガッツリ買ってあげないと......的なものを感じます。
さらに驚かされたのが、ドコモがGoogle謹製『Nexus 5X』を扱う件っ。
四年前のGalaxy Nexus の時は、Android陣営、特にアプリ開発者向けに赤字覚悟でバラ撒いた側面が強かったと思います。
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なにせ当時のAndroid 4.0 は、2.x と3.x を統合した、まさに“新世代OS”だったわけですから。
でも、今回の『Nexus 5X』に関しては、完全にワイモバイル対策でしょう。
ここで、先代、Nexus 5 に関して。
完全なるSIMフリー端末として、Google Play にて国内販売されたと同時に、当時のイーモバイルが、ソフトバンクとイーモバイル回線を統合した“ダブル倍速LTE”にてセット売りも開始しました。
端末そのものは、Google Play で売っているものと同じ。完全なるSIMロックフリー。
具体的には、月々2,500円で、通話回線付き、5GB /月 なんつー料金だったのでした。
当時としては、格安SIM勢なんかと比較しても、ブッチギリで激安。
さらに、MNP一括ゼロ円みたな案件をバンバン出していたのでした。
結果としてバカ売れ。
世界で最もNexus 5 を売った販売チャンネルは、イーモバイル(現・ワイモバイル)とされています。
2013年末に発売されたNexus 5 ですけど、2014年前半で、Nexus 5の販売台数を上回ったAndroid端末は、ドコモのXperia Z1 f SO-02F だけ。しかも発売初日だけ、との説も......。
ただし、既にイーモバイルはソフトバンクに買収済みでしたし、ソフトバンクは表では、あくまで林檎屋......。Nexus 5 のバカ売れっぷりは、ほとんど秘匿状態でございました。
なので興味のない人は、それを知らない♡
ドコモとしては、Nexus 5X なんて扱いたくないのは間違いなし。
けど、既存 Nexus 5 ユーザーが無視できないほど莫大。MNP してくれることを期待してはいることでしょう。まあ大抵は、格安SIMに流れるとは思いますけど♡
何より、ワイモバイルがNexus 5X で無茶な事をしてきた時の対抗策用でしょう。
でも、Nexus 5X 、露骨に高くなっちゃったから、ワイモバイルもNexus 5 時代みたいな事(タダでバラ撒く、とか)、無理だと思いますねぇ。
けど、何してくるか分からないから端末だけは押さえておく、と。
ここで、ワイモバイルの通信プランを再確認。
通話定額。月 3GB のスマホプランM で、3,980円。
結構、お得かも。
ここで約6万円の端末代(16GBモデル)を24回で割ると、2,500円 /月。
月々、6,500円か......。ビミョ~。
既に現在では、Zenfone 2 Laser とか、P8 Lite とか存在しているわけで、ビミョ~。二年前とは様相が違う。
まあ、ドコモのNexus 5X って実質、核抑止力みたいなものでしょう。
撃ったら撃ち返すぞ、的な♡
ドコモがNexus 5X扱うってんで、これってMNP一括ゼロ円案件用かな......と一瞬、淡い期待を抱いたのですけれど、そうは問屋がおろさないかもネ。
とりあえず、いぢょ!
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