2015年10月24日土曜日

調べたら全国レベルでマジで激・遅っ。楽天モバイルは当分、避けるが吉!【格安SIM】


そもそも楽天が提供する各種サービスは、何も試した事がないので私怨はございません。

唯一、楽天社員の女子と仲良くしていた時があって、六本木ヒルズまでクルマで迎えに行った事があるけれど、それだって良き思い出♡

けど、結論からすると、楽天モバイルとの契約は、今は絶対にヤメたほうが良いですね


各種スピードテストを再調査しましたよ。

楽天モバイル、全国レベルで、露骨に激・遅っです

混雑時に、1Mbps を下回るのは、格安SIMの世界では珍しいことではありませんし、実用上も動画も含めて、そんなに遅さは感じないはず。

けど、0.5Mbps以下だとブラウジングの際でも、ビミョーな遅さを感じる場合が出てきてしまうし、動画も止まったり。ましてや、0.2Mbps以下なんてのは、オハナシになりません。

輻輳起こしていて200kbps以下ってのと、帯域を意識的にコントロールして200kbps とは、似たような数字でも絶対に世界が違う。

特に、楽天モバイルの遅さは突出していて、これは東名阪みたいな都市部だけでなく、日本全国で激・遅っ状態になっている模様......。

理由は簡単。

きっと楽天モバイル自身がビビるほどに加入者数が増えているから

MMD研究所の2015年8月の調査によると、SIMカード・タイプのMNVOのシェアは、1.OCN、2.IIJ、3.BIGLOBE、続いて4.フュージョン・コミュニケーションズ(楽天モバイル)。

5.は、ケイ・オプティコムで、シェアは、4.6%。

mineo(ケイ・オプティコム)は、自身、ユーザー契約者数を明らかにしていて、au回線のみで格安SIMを提供していた、2015年8月までの加入件数は、約7万件。

4,の楽天モバイルのシェアは、12,4%。

mineo のシェアから類推すると、楽天モバイルは、既に約18万件も契約者数を抱えていることになる。8月の時点で。

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あくまでもMMD研究所が1000人ちよっとのサンプルで弾きだしたデータであるものの、MNVO各社のシェアを並べると、1.OCN 20.1%、2.IIJ 18.6%、3.BIGLOBE 12.4%。

これら上位三社は格安SIMの老舗も老舗です。数年掛けて、やっとここまでの数字にもってきた。

一方、楽天モバイルは、2014年10月から本格始動したわけでして、平井副社長は「手応えを感じ始めたのは、2015年2月の端末を揃えてから」とのオハナシでした。

なのであくまでも類推ですが、2015年2月以降は、1ヶ月で3万契約くらいのペースで加入者を増やし続けてきた可能性があるわけです。

月 3万契約。日本のモバイル通信サービスの契約件数総計が約1億8000万件とされています。

ガラケーとスマホを足した合計でも1億超えでしょう。

楽天の認知度と、ECというショーバイとしての媒体特性のことを考え合わせれば、月 3万という数字だけを取り出せば、「まっ、そんな感じかもね」です。

でも、たったの半年で、BIGLOBEのすぐ背後まで迫る契約者数を獲得してしまったというのは、まさにMVNOギョーカイにとっては、青天の霹靂もいいところでしょう

たとえば、2014年デビューの後発組のうちのひとつ、NifMo (ニフモ)の場合、沢尻エリカをイメージ・キャラに使ったり、月々の利用料が割り引かれる独自の「バリュー・プログラム」等を導入したものの、8月時点でのMVNOシェアはベスト10にさえ入っていない。

つまり、老舗MVNOにとっては青天の霹靂だし、NifMoやmineo のような新興MVNO にっとては、役者が違いすぎという印象。

あと、楽天モバイルのほうも蓋を明けてみるまでユーザーの動きって読めなかったと思います。

実質、先例がない。

三木谷社長が楽天モバイルの本格始動の記者会見で「1000万契約!」とブチ上げて、ビミョーに失笑をかいましたけれど、経営者としては、ぶちあげておいて、投資はリスク少なく抑えて、となるのがフツー。

楽天モバイル自身がL2接続するのではなく、MVNEとして、So-net をチョイスしたというのがソレでありましょう。

So-net としては、PlaySIM で細々とやってきたので、楽天がある程度の数を担保してくれるのは渡りに船だったと思います。

がぁ。想定していた数がきっと桁違いだったのだと思います。

今や、楽天のために設備増強するのはSo-net にとってもリスク大きすぎ。

だって、いつ楽天が「自分でL2接続やります」って言い出すか分からない。ヒット作が出たからといって、迂闊に工場の生産ラインを増やせないのと同じ構図でしょう。

結果、楽天モバイルは、目を覆うばかりの激・遅っ。

楽天モバイルの新規契約を止めるというわけにもいかない。

でも、これ以上、宣伝しちやったりして、さらに契約者数が過剰に増えるのは現状、困る。

しかも、既に契約している加入者へ、満足する通信環境を提供するためには、莫大なる設備投資が必要となることでしょう。

人材も絶対に必要。

まさに三木谷社長の決断ですが、これをトロトロ引き伸ばしたら、まっ、三木谷社長のお里が知れるわけですねぇ。

仮にL2接続なってからも、果たして、どれだけの通信環境を実現するか? は甚だギモン。

きっとドコモから帯域を大量に買い込めば済むってな問題でもナイことでしょう。

IIJmio がユーザーの増加に合わせてコツコツ増強し続けているのを、ワタクシ、一ユーザーとして眺め続けているわけですけれど、IIJだって、結構、苦労してますよ、実際問題。

あくまでも格安SIM という業態(ビジネスモデル)なのだからして、魔法のように、キャリア並に時間帯を問わず通信回線が安定し続けるなんてことは、あり得ないのであります。

とにかく、現状の通信品質だけみても楽天モバイルには加入しないほうが良い

けど、こんなブログ書いたところで、楽天モバイルに加入する多数派は、ほとんど“スピード”のことなど意識しないで、加入し続けることでしょう。凄い勢いで増え続けるのは間違いなし。

ということで、従来的な格安SIMの文脈が通用しない、極めて特殊なMVNOが楽天モバイルという存在なんですよ、きっと。

ご注意あそばせ。

とりあえず、いぢょ!

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