2015年10月30日金曜日
ワオ! スピードが遅い...。一周年記念っ! 楽天モバイルが銀座店を新規オープン!
楽天モバイルのスタートは、2014年10月29日だったそうです。
ということで目出度く一周年記念。首都圏初のリアル店舗、『楽天モバイル 銀座店』がオープン、と。
銀座ファイブの中ということで、ついでに『俺のそば』でもお立ち寄りになってはいかがでしょうか?
で・す・がぁ。
楽天モバイルの現状に関しては、全国レベルでとにかく、激・スピードが遅いというのが特徴。
背景にあるのは、既存MVNO(格安SIM サプライヤー)達が、口あんぐりしちゃうほどの急激な契約者数増加。
大枠では、「格安SIMって安いらしい」という巷の風評が高まってきたところで、その圧倒的な知名度と、ネットでの具体的なリーチ力が相まって、先行MVNO がコツコツ耕してきた畑を、ゴッソリと収穫しちゃっているといった風情。
言うなれば、“格安SIMの突然変異体”。大げさではなく、モンスター的存在でしょう。
かなり面白そうなので、ワタクシは積極的にウォッチすることにしたのでした。
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楽天モバイルには他にない特徴があるのですが、そのひとつが、家電量販店(とかレンタルビデオ屋とか大手ショッピングモール)という販売チャンネルを半ば無視しているという点。
楽天市場競合の暖簾は借りないのは当たり前?。
ただし、一部、関西のJoshin とは仲良くしてはいるみたい。
とはいえ、特にケータイ端末と格安SIMの販売となれば、リアル店舗はとっても大切。
ので、楽天は、まずは楽天Cafe を渋谷に作って様子を見た、と。
ただし、ECの会社である楽天には店舗開発の部署も無かったらしい.....。当たり前ちゃー当たり前ですけど。
で、楽天本社の移動にあわせて、ニコタマには直営店。ここも楽天カフェ。カフェに楽天モバイルが同居しているというカタチ。
一方、ここ一年で、楽天モバイルの看板を掲げた直営店も粛々とオープンさせ続けてきた。
仙台、大阪・心斎橋、神戸・三宮、名古屋・栄、そして今回の銀座、と。
仙台は楽天イーグルスの本拠地だし、神戸は三木谷氏の地元、んで、大阪、名古屋、東京、と。
で、この今年に入ってからの、楽天モバイルの看板を掲げたリアル店舗の増殖に関しては、シスコから引き抜いた平井副社長の意向が強い、と勝手に予想しているところ。
楽天としても、リアルとの接点は欲しい。それはまずは“Cafe”というカタチで模索したわけだけれど、採算性の事を考えると、最早、「楽天モバイル」で良いのでは?
昨今、ドコモにしろ、auにしろ、キャリアショップの維持が懸案となっていて、物販を打ち出してきたりしているけれど、楽天の場合は、まさにその逆という次第。
あと、楽天モバイルは、店舗にしろ、オリジナルカラーの端末にしろアプリのプリインにしろ、完全にキャリア並みの装いで振る舞おうとしているのは明白。
銀座店のオープンにあわせて、新端末も発表されました。
AQUOS SH-M02 にしろ、arrows M02にしろ、HTC Desire 626 にしろ、楽天オリジナルカラーをしっかり設定している。それも複数色。
楽天モバイルが実際に売れているって事が、これら充実したオリジナル・カラーの背景にあることでしょう。
さて、ここで、楽天モバイルの発表会となると、かならず前面に出てくる、楽天モバイル会長&楽天副社長たる、平井康文氏とはどんな人物か?
きっと天才系の人。九州大学の数学科出。で、IBM、IBMでは39歳でソフトウェア事業部長。外資だったんで学閥とか年齢関係なく出世できた系でしょう。次にマイクロソフト。ハナから役員待遇。次にシスコの社長。
現在、楽天には四人の代表取締副社長がいるけど、社内財務、金融ショーバイ、コンテンツ・ショーバイ、ときて、平井氏はコンピュータ・システムの専門家ということですね。
こういう人が、現状の“激・遅っ”を放おっておくとも思えない.....。
楽天としては、この一年で楽天モバイルに関しては、大いに脈があるし、楽天本体とのシナジーも出ると確信したことでしょう。
となれば、次の一手は?
自前でL2接続のバックボーンを構築する。
ただし、これだと楽天と言えども時間は掛かるでしょう。
あるいは、BIGLOBE あたりを丸ごと買収しちゃうとか。
経営統合を視野に入れた、包括的提携、とか。
きっと、サプライズな動きは出るんぢゃないかなー、と勝手に予想。
ただし現状、楽天モバイルは、“激・遅っ”なので、ヤメといたほうがいいよ~、というオハナシでした。未来に期待♡。
とりあえず、いぢょ!
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