2012年2月27日月曜日
続「仮面ライダーフォーゼ」について
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驚きました。
昨日の「仮面ライダーフォーゼ」。
24話。
30分番組の仮面ライダーって最近は二話で「ひとつのお話」なのですが、
今回の24話は、シメのほう。
今回のスイッチャーは草ポンなのですが、笑
まあ二重人格オチっていうのはありふれているものの……
まず最終的に戦わずして、
仮面ライダー部全員の素の努力によって、
スイッチャーの少年が「負の力」に自分の意思で打ち勝つ……みたいな脚本で、
「げげー、これで終わったら超画期的」と思った。
まずここで驚き。
が。
そもそも 少年が化けものの力を行使しつつ、
その化物を偶像化して崇拝するみたいな集団がありましてね、
その集団のリーダー格の女子が、
「おまえが化物やめたら、こっちが困るんだよー」と言い放ちつつ、
「もうやだ、ボクは」と ためらっている少年を
集団で取り囲みつつ、無理やりスイッチを押させるシーンへ。
「こえ~」って自然と声が出たワタクシであります。
基本的にやっていることは悪なんだけれど、
じつは潜在意識はそれに既に気づいているんだけど、
でもその悪の力によって結びついたり
利益を得ている集団が存在して、
その悪のヒーローを維持し続けようとする……
しかもリーダー格は女子という設定。
この場面ではモノホンな悪役の人たちは介在していないの……
「こえ~」と思いつつ、
「あるある、このパターン」と思った次第。
深っ。
というかよくあるパターンかも。
誰だ脚本?
特撮マニアではないので、監督とか脚本家とかよく知らない。
確認。
まず脚本。
長谷川圭一さんっていうのか……
ウルトラマンからきた円谷組なんだ……
ウルトラマンって数年前見て「なんてダークなんだ」と思ったきりだけど、
確かに、この一種独特なダークな雰囲気って似ているわ。
大枠では レオ様主演の「ビーチ」なんかとも似ているのですが、
偶像を媒介として、女性のエゴイスティックな欲望が、
弱い男や集団を支配してゆく……みたいな感じでしょうか。
しかもこの監督の山口恭平っていう人、
今まで助監督で、もしかしたらこれが正式なる初監督かも。
でも、特撮のカット割りの絶対数とかもの凄い。
脚本だけではなく、
新鮮なロケ場所とか、
こまかな演出とか、ポスプロとか、
「なんなんだ今回の」って映像表現面でも驚かされた。
あとキャストの絶対数もすっごく多いのだけれど、
その動かし方とかも見事。
紅葉の感じからすると撮影もかなり前だなー。
東映のプロデューサーが凄い。やっぱり。
戦隊ものはもちろん、円谷組、
果ては 助監督にまでチャレンジさせて、
結果、根性入ったもの作り上げているものなー。
あー、うらやましい 笑
ちなみに仮面ライダーはCFスキップしないで、
CFもしっかりチェックしているのですが、
今回は「美魔女46歳」がご登場です。
イケメンライダーの活躍は続く。笑
でもメテオの彼ってびっくりするほどイケメンだよな……
イケメンってこれでしょ~ って感じ。
驚く 笑
↓ 定価300円なんですけど…… これも驚く 笑
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