IIJmio の場合。緻密かつハイスピードの情報開示、さらに事前の具体的対策までしているので良いのですが、IIJmio がいなかったらと思うと、今回のiOS 9 へのアプデ、ゾっとします。
ワタクシはIIJmio みおふぉん と、白ロムのドコモ版iPhone 5s を組み合わせています。
なので。結果は、超・No問題です。
けど、今回の“一件”はデカイ。
なぜなら、環境プロファイルに、“従来からの APN Payload 版”を使用していると、iOS 9 にアプデした瞬間、LTE通信が不可になっちゃうから、なのです。
環境プロファイルは、新たに Cellular Payload 版に変更しておかねばならぬのです。
ワタクシの場合は、IIJmio のご指導もあって、８月中には、Cellular Payload 版に変更済み。
iOS 9 対策というよりは、iPhone 5s の場合、Cellular Payload 版のほうが、LTE接続が安定するというので、交換しただけ。実際、安定性は向上しました。
また、IIJmio は専用アプリ『みおぽん』内で、簡単に、Cellular Payload版の環境プロファイルを端末へとダウンロードできるようにもなっています。
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今回のiOS 9は、マイナーアップデートではありません。開発者用のβ版が数ヶ月前から配布されているので、IIJmio は「iOS 9 にするとどうなるか？」は事前に掴んでいたのでしょう。
ただし、守秘義務があるので、公には出来なかった、と。また実際に正規版でテストするまでは、是非は言えないことでしょう。
ただし、環境プロファイルの中身にも違いがあることを事前に話題にしておいて、実際にアプリ経由の環境プロファイルを、Cellular Payload 版へと切り替えておいたわけです。
ちなみに、同じドコモ系MVNO とは言っても、アクセス・ポイント・ネームの設定は、各社異なっています。
当然、IIJmio 用の環境プロファイルをインストしたって、他MVNOのSIMカードでは使えないのであります。
迂闊にアプデして、今、真っ青になっている人っているんぢゃないかなー。
しかも、MVNO が環境プロファイルを提供していないと、ジブンで手作りしないと、です。
IIJmio はかなり念入り。最後にはメールで直接、IIJmio から正式な案内するまでiPhone / iPad ユーザーはアプデしないように、のご託宣まで。
他MVNO がどう振る舞ったかは分かりませんが、ワタクシがもうひとつ所有している格安SIM、mineo では、そんなメールは来なかったのは確かです。
Androidユーザーには迷惑メールかもしれませんが、iPhone ユーザーには重大事。ただし、mineo のドコモ・プランは、９月１日スタートですので、既にCellular Payload 版だけ配布していた可能性のほうが高い。mineoの場合、メールの必要はナイ、と。
ただし、メールで、「ウチが配布しているのは、Cellular Payload版なので安心してiOS 9へアプデしてください」なメールがあってもいいかな♡
それよりも、老舗と言われ、既にたくさんのユーザーを抱えているドコモ系MVNO がどう振る舞ったか？は気になるところでありますが.....。
結論からすると、iPhone とドコモ系MVNO の格安SIMを組み合わせている人は、迂闊にiOS 9 へとアプデしてはダメ、ということ。
正式にCellular Paylaoad 版の環境プロファイルが提供されるまでは、アプデしてはダメ、ということ(ジブンで作っちゃう上級者は、もちろん除く)。
詳しくは、IIJmio の公式ツイッターをご参考までに！
とりあえず、いぢょ！
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