2012年10月1日月曜日

「トライバンド LTE」について


10月初旬から中旬にかけて、SBM、ドコモ、そしてauみたいな感じで「2012年冬モデル」の発表会が続け様にあるみたいですね....。

仕事でスマホギョーカイ携わっていたら間違いなく身が持ちそうにありません・笑。

で、どうもドコモは、初の「トライバンドLTE」の端末出してきそう。

予想されているのはXperia2機種とARROWSの1機種。

他の「デュアルバンドLTE」モデルは、もっと多いみたいです。

あさて……

ドコモが今現在、運用可能なLTEバンドは、2.1GHz、1.5GHz、そして800MHz。

ただし、今売っている「Xi」モデルは、2.1GHz対応のみ(2011年冬モデル~2012年秋モデル)。

これらは端末側が対応していないので、トライバンド騒ぎとかデュアルバンド騒ぎとか、同じ「Xi」でも、関係ありません。あくまでも、2012年冬モデルから、なのです……。

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ちなみに、「デュアルバンドLTE」端末は2.1GHzにくわえて1.5GHz。つまりどちらも非プラチナLTE。2.1GHzが基本で、1.5GHz帯は混みあう都市部などでのピンポイント用。

ドコモの場合、「トライバンドLTE」端末であれば、それすなわち2.1GHzと1.5GHzに加え、「プラチナ800MHz帯LTE」に対応したモデルとなるわけです。

ただし、ドコモの3G回線、それも800MHz帯となれば、もうパッツンパッツン。

LTE回線に振り分けることが可能なのは、そもそも人がほとんど暮らしていない、山間部エリアなのであります。

また、たとえ端末側が対応してても、800MHz帯のLTE基地局がスタートイン時は、超~少ない、などという孫さんもビックリな展開も十分にありえますね。でも「CFとかでは“トライバンド対応モデル”とか言って、バンバン大騒ぎする」みたいな展開かも……ドコモは、そういう宣伝、結構、平気でやったりします・笑

基本的には、au対策なのでしょう……。

auは間違いなく、2012年冬モデルのAndroidは「プラチナLTE」対応を前面に打ち出してくるはず。

ドコモにとって『iPhone 5』はキラーコンテンツそのものですが、なぜか知らないけれど・笑、日本のiPhone 5は、すなわち2.1GHz帯だけ。で、auのAndroidは、プラチナLTEにも対応しているんだよ~、繋がるよ~みたいな“ドコモのAndroidとの違い”もアピールできると思います。なので、ドコモも「(一応山間部では)プラチナLTEだよ、ウチも」的なぁ・笑

そうそう、立ち上ったばかりのトライバンドモデルは年末年始の混雑(通信障害)が怖いから、10月半ばに発表しておいて、発売は年明け……とかにズレ込ませたりして・笑。

ただ宣伝文句として「トライバンドLTE」か、「プラチナLTE」とかいう言葉は流行りそうな予感、と。

で、ここまで書いたら……

ソフトバンクが、イーアクセス(イーモバでお馴染みの……1.7GHz!)を買収して完全子会社化だってさ。orz。時代は目まぐるしく変わりますのぅ。

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