2012年10月18日木曜日
「HTC J butterfly」について
auの夏モデル発表会直後、電話で近所のau直営店に電話してみましたが、全モデル、予約受け付け体制は整っていない……とのことでした。ほう。
基本的には「端末は小さいほうが良い」と考えているところ。テザリング大前提の時代ですし、「Nexus 7」は19,800円ですしね・笑。
なのでスペックにもよるのですが、第一本命は「Xperia VL」かなぁ~とか思っていたところでありました。
ただし、auサプラ~イズが御座いました。
ぢゃん。「HTC J butterfly」。
まいったなぁ、これ・笑。
5インチFHD。単位面積でのドット数では軽~くRetina超え。
もちろん、クワッドコア、Android4.1、と。
しかも薄さ9.1ミリ。
実際に触れた人の共通する印象は「驚くほど薄い」「手に馴染む」「手に吸い付く」。
これワタクシよく分かります。HTC Jと同じですね。モニタと正対すると、筐体は真四角っぽく見えるのですが、モニタガラスも含めて、筺体断面の端っこはゆるやかなアールを描いているのです。
5インチという数字からは想像できないほど、軽々としてて手に馴染む。片手での親指操作範囲もラクラク広い、と。ええ、そうでしょう、そうでしょうとも・笑。
で、スペック眺めているうちに思ったのは……「きっとこれ、HTC Nexusだろうな」ということ。
たとえば「HTC J butterfly」、タブレットを除くスマホでは唯一、発売日が1ヶ月以上遅い、12月中とされています。
今年の夏モデル、真っ先にガキっと「HTC J」をデリバリーしたあの実力。「間に合わなくて……」みたいな言い訳するタイプの会社では絶対にないはず。なにか理由があるとここは考える・笑。
打倒、Samsungがまず第一にあって、そのための超ハイスペックをフル投入した「HTC Nexus」が存在しているとして、「HTC J butterfly」のハードウェアはほとんどNexusそのものなんだけれど、Nexusモデルとして出すと面倒なところもあるので、au仕様の「HTC J butterfly」として別の化粧をまとったモデルなのでは?と。
新「Nexus Program」の拡大解釈ってところで、これも可能なのでは?と。本家より先に出しちゃうっていう裏ワザ・笑。
で、Googleの決めた期限は10月の末なので、開発スケジュールは元々それなので、チト遅れちゃう……みたいな感じかな、と。
もちろん2年ほど前、就任直後の田中社長が直々に台湾に赴き、ピーター・チョウ社長に日本向け端末の開発を懇願して、以来親交が深まっている……てな“Special”ところもあるでしょうね。
HTCとしても2代続けてSamsungにNexusをもっていかれて、企業業績的にもぶっ千切られているというのが現状。ドコモがSamsungと仲良しなら、通信品質世界ナンバー1のauと懇意にして、いっちょ巻き返しを……てな流れは必然かと。
たとえば「Xperia」も「Yuga」なるコード名で5インチモデルを開発中らしい。
この調子でゆくと、これこそ「Xperia Nexus」。ドコモから出ることでしょう。やっぱりソニーとしては5インチのFHD(フルHD)っていう世界は遅れを取りたくないはず……。ただし、これの開発は後手に回っている雰囲気もあり……。
こうなってくるとSamsungとMotorolaはどうなってくるのかなぁ。
まあとにかくSamsungがGalaxy S3では4.8インチ。5.3インチの初代Galaxy Noteでも成功していたという事実を鑑みれば、やはりトップモデルの大画面志向は避けられないか……。
ソニーも基本的にはAV機器メーカーなんだから、そっち路線ゆくよなぁ……。
とにかく悩ましい「HTC J butterfly」というスペシャル・サプライズなのであります。
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