2014年5月9日金曜日
ちょっと待て! Apple 『iTunes Match』 を契約する前に知っておきたいこと!
はい。というわけで、アメリカ本国から遅れる事、約二年。我が国でもApple提供のクラウド・サービス『iTunes Match』がスタート致しました。
特に我が国は林檎大国であるということ、何だかんだ言って16GBモデルの『iPhone』を使っている人が多いだろうこと、さらに街には白いコードを耳からぶら下げた老若男女を観ない日はナイということ等々、『iTunes Match』に対するニーズは絶大かと存じます。
なんたって実質、個人がiTunesで管理している楽曲すべてを、iPhoneですべて聴くことが可能になっちゃうわけです。64GBモデルなんちゅー大容量メモリで高価な『iPhone』など必要のない、夢のようなオハナシにさえ感じられてしまいます。
が、です・笑
世の中そんなに甘くない・笑
Appleはそんなに甘くない・笑
実際に『iTunes Match』を使ってみれば分かる事なのですが、結構、この夢のような新サービス、絵に描いた餅ならず、「クラウドに描いた餅」になる可能性の人のほうが多数派なのではないでしょうか.......。
焦るな、年会費 3,980円をAppleに貢ぐ前に、ちょっと頭を冷やして考えよ~、なのです・笑
というのもですねぇ、『iTunes Match』って、ストリーミングサービスですから、iPhone や iPad等で利用する場合、データの通信量というのが発生するわけです。
で、我が国の場合、一般的には月7GB制限があって、おまけに直近三日間を合計した通信量が1GBを超えると、そこでも通信規制が入ることになっています。
ここでは特に後者、直近三日間の通信費の合計に注目します。
三日間で1GBなのですから、1日あたり0.33GBとなりますねっ。
で、こちら↑ が最近のワタクシのiPhoneのスクショ。
5/5は、『Nexus 5』(EM01L)を主に使っていたので、データ通信量はわずか0.01GB。
翌日、5/6 は、一応、ストリーミングで音楽聴く事をコントロールしたので、0.29GB。音楽アルバムを1.5枚聞いたって感じです。でも、わずか1.5枚ですよ。
それでも、月 7GB / 30 = 0.23GB の方は超えてしまっていますぅ。
そしてその翌日、5/7。
調子に乗って、アルバムを2.5枚以上は聞いたでしょうか。もちろんウェブのブラウジングもしています。すると........ 0.57GB。
つまり、たった二日間の合計で、0.86GBまでイっちゃった。通信規制が入るまで、あとわずか0.14GB.........。
アウツっ! てな感じです・笑。
1日二枚くらいは平気で聞いちゃうでしょ? でも二枚だときっとキビシイです。私的な感覚からすると、「1.5枚くらいに抑えておいたほうが無難」みたいな感じぃ。
どでしょ?
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もちろんワタクシだってお気に入りのアルバムで、“よく聞く”ってのは、しっかりと『iPhone 5s』の中に入れていますよ。それらを合わせて聞いてても、こんな世界が展開しちゃうのです。
で、『iTunes Match』の日本でのサービスインが、本国と2年以上遅れた......という件。
多数派は、日本国内のJASRC等の音楽系権利団体がハードル高かったのでは? みたいな憶測をしているみたいでけれど、それよりも孫正義あたりが「そんな帯域大食らいのサービスは今のところはヤメてほしい。なぜなら、ウチらのLTE網はギリギリだから」と駄目出しして、Appleがソレを飲んだ......ってほうが正解なのでは? と思っているところ。
なんたって、2012年秋に『iPhone 5』は出たわけですけれど、auもソフトバンクも当時は、iPhone5用の帯域を2.1GHzだけしか持っておらず、しかも、5MHz幅だけだったわけです。
本気の本気でカッツカツ。auだってパケづまりさせまくり~だったわけですしね。
たった1年で日本は大きく変わった、とも言える・笑
一方、アメリカの通信環境は日本より劣悪だし、データ通信の料金も高い。
なので『iTunes Match』を利用したとしても、特に音楽愛好家を自称するような人たちにとって、64GBとか32GBモデルの『iPhone』は、相も変わらず必須ということ。
Appleの利益を脅かさない。
それどころか、「クラウドに上げておけば、Apple製端末だったら、どれでも聴ける、便利だよね」みたいな林檎園のエコシステムの中に、iTunes をフックとして、ユーザーをさらに強く引き込むチカラを秘めているメリットのほうが大きい。結果、Apple製端末が選ばれるケースが増えるということ。
だったら『Google Play Music All Access』みたく無料にしろってな感じだけれど、Appleさんはしっかり日本では本国よりも露骨に高い、年間3,980円のお布施を要求する、と。
そう、それがApple・笑
えっ、自宅なんかのWi-Fi環境下なら、スマホの通信量は関係ないでしょ~、ですか?
自宅のPCのハードディスクの中には、素の音楽データが詰まっているのでは?
なにも『iTunes Match』使う必要ないのでは?
豪邸過ぎて、イチイチ、PC持ち運んでいられないよって方は別ですがぁ・笑
もちろんサービスは使いようなので、全否定するつもりはサラサラありません。
ではなく、日本の現在の通信環境と料金の場合、「3,980円払ってみたはいいものの、期待していた世界とはかなり違うかも~」と後から気づいて後悔する人が少なくないのでは?ということをお伝えしたく.......。
たとえば、ワタクシの場合は、データ上限ナシの『WiMAX』のモバイルWi-Fiルーターを所有しているので、じつは『iTunes Match』の利便性をフルに引き出せる立場にあります。
そういう人は別・笑
あるいはだったら『WiMAX』買おうという人も別。月々2000円くらいのプランがフツーに存在していますから、ご興味のある方は、本ブログ内の関連「まとめページ」をぜひご参照くださいまし。
とりあえず、いぢょ!
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レビューはみなさんお書きの通りタッチパネルより使い安くて長文打つときは必須です。重さは確かに重く感じますが、そもそもiphone5が軽すぎますので私には逆にシックリきています。質感も裏面が滑りにくい材質になっていて握った感じも良いです。
返信削除普段はズボンのポケットに入れておくせいか最近汚れが目立ってきました(白)。まあ、拭けばいいんでしょうけど。黒もありますので色で迷っている方はその点も考慮した方が良いかもしれません。
http://www.brandiphonecover.com/