2014夏モデルau 『isai FL LGL24』 と 『LG G3』を軽～く比較してみたっ！

ついにLGエレクトロニクスのトップモデル『LG G3』のワールドプレミアが2014年５月28日に開催されました。

ななんと、世界６都市で、発表イベントを同日開催だそうです。スゲー。LGの情報端末部門って、じつはまだ赤字なんだそうですけれど、まだまだプっ込むつもりのよう。

リーク情報で、早くから“5.5インチモニタ”というのはバレバレでしたけれど、個人的には、「またデカくするんですかぁ？」みたいなキブンだったのは事実です・笑

ただし、現物を眺めたら........マジ欲しくなりましたわ・笑

ドコモ冬モデルの『LG G2 L-01F』なんかも個人的には大好きなのですが、今回の『G3』もフルアタックの製品造りですなぁ。



5.5インチモニタは、WQHD、つまり“2K”。画素密度は、なんと“534ppi”だそうです。紙の印刷を超えたそうなので、早く現物を拝みたいものです・笑。

で、いくら画面が広くなったところで、LGは上下のベゼルをしっかりと設定していますよね？

画面 横位置でのホールド性を考えたら当然の配慮です。

空虚な“見た目の斬新さ・個性”なんぞ、鼻も引っ掛けていないのはお見事です。

そして気になるスリーサイズと重さをば。

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『LG G3』

146.3 × 74.6 × 8.9mm / 149グラム

ここで先代、『G2』のスペックも......。5.2インチモニタです。

『LG G2 L-01F』

139 × 71 × 9.2 / 145グラム

なんかかなりの近似値のような気が.......。薄さは『G3』の勝ちだしぃ。

ちなみに『G3』、こんな感じで手のフォールド感にもえらく配慮しています。

どうでしょう。

個人的には見た目は格好良くても、真四角系って超苦手。特にスマホの場合・笑

さて、ここで『G3』の姉妹機とされる、2014年夏モデル au『isai FL LGL24』のスペックも確認してみましょう。

『isai FL LGL24』

145 × 76 × 10.5mm / 160グラム。

やはり防水に代表されるガラケー装備のため、こうなっちゃうわけですな。けど、今回は先代『isai』と違って、『G3』に頑張って近づけてはいる。

ただし、筐体の細かな形状を確認しないと分からないなぁ.......。

ともあれ、明らかにLGは勝負掛けているなぁ。

Samsungのトップモデルが毎年2月の『MWC』で発表されるのと対照的に、LGのトップモデルは、約半年後とも言える初夏のシーズン。

ガチを避けて、半年ズラしている。

Samsungは先日『Galaxy S5 Prime』を発表、6月発売とするのも、LGへの対抗でしょう。SoCはSnapdragon 805へ。モニタも2Kへ。ただし、5.1インチモニタ.........。

ちなみに、Samsungは『Galaxy Note 3』っていう5.7インチを発売中なので、迂闊に『Note 3』のモニタサイズに迫るスマホは出せないのでした.......。

今回、『G3』は5.5インチと聞いて、最初は「え゛っ？」と思ったワタクシではありますが、LGは狙って、ここを攻めてきたのだと予想します。

さらにファブレットでは、ソニーの『Xperia Z Ultra』が、6.4インチで、そこそこ人気があるみたいなので、さすがのSamsungも商品ラインナップの再調整が迫られるのではないでしょうか？

しかも、『iPhone 6』の片割れが、5.5インチで登場するのも必至の情勢だしぃ。

また、ご存知のよう、LGはここ数年、『Nexus 4』、『Nexus 5』とGoogleとツルんで、Androidのリファレンスモデルを作り続けているわけで.......。

だんだんその辺りのオーラが自社製品からも滲み出してきたのかも........。

一方、Googleからは、徐々に嫌われてしまった『Galaxy』シリーズは、ビミョーな感じに変化している気もする。

初代『Nexus One』を作った、HTCは経営難に陥りつつ、最新トップエンドは、５インチの『HTC One M8』でして.......。筐体そのものは、明らかに4.7インチモニタの『HTC One』のキャリーオーバーだしなぁ。

さらに、です。今回の『G3』、カメラのピント合わせがレーザーだってさ。ピン合わせ、0.27秒だって。欲し～、マジで。

かたや、ご自慢の4K動画で録画していると、わずか3分で発熱MAXになっちゃって、撮影を自動停止させちゃうような端末は絶対にいらない。しかも熱がひくまで再撮不可なんだってさ。あっ、これ、マジで『Galaxy S5』のことではありません。他の端末のこと.......。

日々使うユーザーに迷惑掛かるような、小手先のデザインとか、小手先の新技術とか、見向きもせず、Samsungを超える、プレミアム界でのスタンダートたらん、というコンセプトは素晴らしい。

あと、『Nexus』シリーズとの棲み分けも再考したんでしょう。

『Nexus 5』は、決してプレミアムではない。価格も含めたところのスーパー・スタンダード。

『G3』は、プレミアム・スタンダード、と・笑

次期『Nexus 5』が仮に存在するとして、そっちは、4.7インチの『iPhone 6』が相手。

『G3』の相手は、5.5インチの『iPhone 6』なんていう棲み分けはどうでしょうか........。

まあとりあえず、『isai FL LGL24』のデモ機を触れる日を楽しみに待ちたいと思います。

auの田中社長、やっぱり冴えているな、と。

とりあえず、いぢょ！

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