2014年5月26日月曜日
奥浩哉『いぬやしき』第一巻 イブニングKC 講談社 を我慢できずに買ってみた!
『GANTZ』の奥浩哉センセが、集英社から講談社へと舞台を移して、新作品の連載を始めた.......のは薄々知ってはいた。
最初の頃の『GANTZ』はよく読んでいたけれど、特に“巨人編”に入ってからは、ほとんど読まなくなったなぁ、と。
2000年に『GANTZ』の連載が始まったので、もう干支一回り以上もやっていたのか........。時代の雰囲気も変わるよなぁ、と。
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しっかし、ヤンジャンの看板作家が、イブニングに移るって.......。講談社はよっぽど金積んだのかな? あるいは印税の取り分で有利な条件出したとか......・笑
で、『いぬやしき』。主人公は定年前の冴えないジジイ。
ただし、その“中身”は攻殻機動隊の草薙素子並み、と。
いやいや、物理的戦闘能力では、きっとこのジジイのほうがずっと上(予想)。
ジジイは新しいチカラを手に入れた事で、初めて「自ら決めた、人生の目的」を設定できるようになった、と。
黒澤明の映画『生きる』も軽くパクっているので(心象風景の面でね♡)、この作品を気に入った人は、映画のほうもチェックしておきましょう。
そして、もうひとり、主人公と同様の能力を与えられたイケメン高校生がいる。
彼が果たして、その超絶なる能力をどう使うか? ですな、今後の展開の気になる点は......。
ジジイのほうが善、高校生のほうは悪を演じるのかなぁ。
超能力ものでは、結構、よくあるテーマ。たとえば、ダグ・リーマン監督の『ジャンパー』とか、最近では、『クロニクル』とか。与えられた能力を制御し切れなくて、最後はダークサイドに飲み込まれる系でしょうか。大友克洋の『AKIRA』もそうですよねぇ。
で、第一巻では浮浪者いじめの少年集団がジジイに懲らしめられる。
その、懲らしめ方は、かなりリアリティ溢れる現代的なものなので、当然、ネタばらしはしません。でも、もしこれやられたら、本気で致命的だなぁ、と。
しっかし『Kindle版』は、Amazonが消費税取ってないから安いわ.......。100円近く安いってヤバすぎ・笑。どうなっちゃうんでしょ・笑
とりあえず、現代のリアル・ワールドで使用されているテクノロジーと、主人公たちの“超絶なるチカラ”をどうブレンドさせて物語を進行させてゆくのか? このあたりが奥先生の腕の見せどころでしょう
楽しみが増えましたわ。
とりあえず、いぢょ!
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