2012年8月1日水曜日
「スマホの片手もち性能」
スマホの片手持ち性能。
個人的に大変重要視しちょります。
ただし、従来の支配的なイメージは……
缶ペンケースみたいな筐体に、さらにスマホケースみたいなもの被せて厚みを増しちゃって、仕方ないので、片手で支えて、逆手での人差し指で……みたいな世界。このイメージは各種CFなどでも自己増殖している傾向あると思います。
でも時代は変わった、と。そう思っております。
さて、上記の写真は、すべてモックですが、左から……
「OPTIMAS X」、「HTC J」、「optimas it」、「Galaxy S3」となります。
写真的には、筐体の厚みはもちろん、角の部分のラウンド処理の違いを一枚で表現してみたいな……と思い撮影したものでありんす。
まず「OPTIMAS X」。
薄い。凄い。これでガラスマ機能フル搭載です。凄いぞ、NEC。でも熱問題は大丈夫?と。まあ、スマホのこれからの可能性をめちゃ予感させるモデル。熱問題はともかく。しつこ。
ただし、筐体の隅というか角は、「ラウンド処理」していないのです。基本的に。鋭く尖ってはいないですよ。けど、考え方は従来的なもの。これが仮にラウンド処理とかしていたら、親指の自由度はバンと跳ね上がり、凄いことになると思うのですね。
ではその右隣。「HTC J」。
一目観て、筐体そのものは厚いほうです。ですが、角にかけて、ギンギンにエッジを削っているのがお分かりになるでしょうか? 端っこそのものは激薄ですよね。これが、めちゃくちゃ効くんです。
実は初めてHTC Jに触れた時、「な、なんでこんなに手に馴染むのか?」ってめちゃくちゃ不思議に思ったこと、記憶しちょります。その理由がこれ。
この部分、写真で表現しているものとか、あえて指摘している媒体とかあまり知らない、見たことない。でも、とても重要と個人的には考えております。
ためしに雑誌とかウェブとかカタログとかでよく見る「構図」で、2台を比較してみましょう。
どうでしょう?
両機種ともモニタは4.3インチ。しかも「女性ユーザーを強く意識している」という商品コンセプトまで共通しています。めちゃくちゃ、似たようなもの……ではないでしょうか。
ただし、MEDIAS Xは明らかに激薄。一瞬、メティアスの勝ち……みたいな印象なのですが、ホールド感とか、親指の自由度とかは個人的にはHTC Jの勝ちと考えています。
間違いなく「考え方」が進化していると感じます。
とにかくご理解いただきたいのは……写真だけじゃ理解しにくい世界ということ。
次の韓流丸出しピンクなのは「optimas it」。
これだけがモニタ幅がやや狭い4インチ。ただし、文字とかとっても見やすい。4インチの今後にも期待したくなるモデルです。また幅が狭いから、片手操作にも優位なのは間違いありません。
ただし、写真だと一目瞭然。厚い。しかも底部はさら厚い。しかもエッジは取っていない。四角い。
確かに横幅の狭さは絶対的に効いているのだけど、なんとなく考え方は前時代的というか……。
optimas itはかなり気に入っているモデルなのですが、数字だけじゃ分からない世界があるとご理解いただける一助にもなっちゃうかも……と。
じつは数ヶ月後には、この林家ペー夫妻もたじろぎそうな色のitの白ロムとか超激安なんぢゃないかな~ということで密かに狙っていたりはするのですが・笑。
で、一番右が「Galaxy S3」。
4.8インチという圧倒的なモニタサイズがまず注目されてしまうモデルですが、この厚みと角の形状だけに注目するといかがでしょうか? このスマホの本質とかがよく現れていると思うのですが。
どうでしょう? 見ただけでも違う感じしませんのこと?
えっ、スマホカバーですか?
それ、本当に、本当に、必要なんでしょうか?
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