2012年8月17日金曜日
「2012 夏スマホ」の謎解き
各種スマホ屋さんで店員さんと会話すると、圧倒的に「凄い」ことが多く、「げげげ~」と思いながら店舗を出ることは少なくない……。
が、本日、某家電量販店系のdocomo担当の方は、ヲタク心(スマホ愛)とマーケットの冷静な観察、そして2シーズンは、ケータイ営業しているので、時系列的な経験値の蓄積といった具合に、素晴らしい方であった。
お店もお盆休みでガラガラだったので、いろいろと教えてもらった。ラッキー。
まず「Xperia SX」。
既にオレンジは生産中止。この店では予約は受け付けているものの、やはり供給はハッキリしたことはまったく言えない、とのこと。また「Xperia GX」も似たようなものだそう。
ここで不思議なのはGalaxy S3の潤沢ぶりは当然のこととして、他モデルでは、AQUOS PHONE ZETAぐらいしか供給不足に陥っているモデルはない、ということ。
ちなみにZETAに関しては、昨年のタイの大洪水で現地工場が麻痺して、その後遺症が大きいとのこと。果たして、SONYの品不足は、まったくもってクワルコムのチップセット不足が原因とは言えないよう。やっぱり洪水のせい?
これは謎のまま。今は実質お盆休みなので、やはり現状では、供給は分からないまま……は仕方ないところでしょう。欲しい人は、暫しまて、と。
ここで不思議なのは富士通のARROWSの供給は潤沢で、しかも売れているという事実。
その理由を問うと……
答えは簡単、「正真正銘の全部入り」だからなんだって!
比較的今年の夏は「スマホ・デビュー」の人が多い。すると、カタログを眺めて「全部」入っているものを選ぶんだってさ、結果的に。触っても分からないからカタログスペックを重視するのだそう。
しかも驚くべきことに男性だけでなく、おしなべて女性もそう、なんですって!
特に「ガラスマ機能」。ワンセグ使わなくてもワンセグ欲しい。赤外線なんてめったに使わなくっても赤外線欲しいんですって……。初心者ゆえに何かと不安だから、少しでもネガを潰しておきたい心理が働くみたい……。
サードシート使わなくてもサードシート付きはブームだしぃ、みたいなの思い出す(← クルマねた、大変失礼っ・笑)。
ある意味、docomoの術中にハマっているとも言えるし、スマホ初心者が多いから今年の夏は“全部入り”を大前提としてラインナップを揃える……ってのも正しかったわけです。ガラスマからスマホへのスムーズな移行を促すためには……。
でもはっきし言って、ちょっと触っただけでも「S3」のほうがいいぢゃん……とか言ったら。
触っても分からないんですって・笑。尺度が育っていないから。しかも反韓思想の有無はともかく、外国製ってだけで、もう要素としては「不安」になっちゃうのですって。確かに、人生・初Samsungの可能性も高いわけですし。家電は国内では馴染みないわけですしね。海外のホテルとかSamsungとLGだらけですけどぉ。
でもそれでもARROWSってデカすぎやしませんこと?と言ったら……
女性のほうが気にしないんですって。常にバック持ち歩いているから。画面はデカイほうがいいって肉食系が多いらしい。でもGalaxy S3は韓国製(=外国製)だから嫌らしい。そしてこの傾向はXperiaなんかでも同様で、その帰国子女っぽいキャラとか、ガラスマ機能・不完備がゆえに候補から落ちるらしい。
もちろん熱烈なソニーファンはいるが、それは一部らしい(← ちょっとオレ・笑)
なので実は、一見、女性用みたく見える「Xperia SX」に対する反応は男子が圧倒的にいいらしい。
休みの日なんか手ぶらがいい(← まさにオレ・笑)、これならポッケで嵩張らない……みたいな。
秋になったら、あんまし欲しくなくなるかもナ。短パン率高い今だと、熱烈欲しいけど。そういうことかも・笑。
つまりぃ、小さい=女性。みたいなイメージはまったくもって間違っているみたい。
iPhoneが小さいから女性に人気、なのではなく、もちろんそれもあるにしろ、ガラスマとはまったく違う文脈が、そこに存在しているからこそ、と捉えるべきでしょう。友達はみんなiPhoneだしぃ……だとか、ジャケットの着せ替え楽しいしぃ……みたいなぁ。
でも今となっては、あのメタル感バリバリでズッシリなGeekな感覚って、まさに男子ヲタそのものだよなぁ、実際……。
しっかし、男性のみならず、女性までもが、表面的なスペック志向とは……。根深いぜっ、Nippon。
クワッドコアで速い……みたいな宣伝文句もブッ刺さりらしい。実際は、速くないのに……。ちょっとGoogleれば出てくる“事実”なのにぃ。
あと、やっぱり3G(Foma)との二台持ちプランで、かなりオトクな世界も展開できることが分かった。
やっぱり以前、教えてもらって、次(の別のShop)で「それだめです」って言われて、諦めた“線”は可能だったのでした。単純に「それだめです」って言った青年は、ワザを知らなかっただけ、でした。分かっている営業は、“裏”とまでは言えないけど、変化ワザをユーザーにさりげに案内して、ちゃんと営業実績上げていたわけで、それは“本体”も分かっていてやっていることでしょう。
オトナの世界のオハナシを“本体”も推進したいんだけれど、そんな“オトナの道理”が通用しないガチガチなショップもあるみたい。きっと、そういうもんなんだろー。とシミジミ思いますね。
とりあえず、本日は以上っ。
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