↑ これはZETAですけどね。カタチは同じよ。
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今回イヂくったのはauの「AQUOS PHONE SERIE」。
docomo版の「ZETA」が発売一ヶ月で生産中止とか、してないとか大騒ぎ。実際、店頭からはモックでさえ撤去されてしまっている……みたい。
今、docomoのHPで確認したけれど、やっぱり最新モデルの欄にZETAの姿はないわ。
凄っ。
でも、「へ~、auのほうはデモ機まで置いてあるぢゃん」ということでイヂってみた。
あれれ? ZETAで印象的だった「てけてけ君」「かくかく君」なそぶりは影を潜めているぞ~。
ZETAはdocomoの夏モデルの中でも6月末発売ということで、結構、発売の早いモデルだった。その発売前のデモ機を触ったのは……きっと6月の中旬だろう。楽勝で一ヶ月以上、経過している、と。
バグフィックスは当然なのですが、UIとかの操作系のフィーリング面のチューニングもちゃんとしているのだな、と実感する。
ちょっとイヂったくらいでは、とりたててダメダメなところは確認することはできず。
素人がちょっと触ってダメダメモデルなんぞ知りたい気も起こらないが、最初っからコレだったら話は違うぞ、と。
で、再び確認。auのHP。
そっか、ZETAと同じ発売日なのか……。で、docomo版はカタログからも排除されている。かたやauでは場末のケータイショップでもデモ機が並んでいる。プロセッサーの供給不足説もあるのですが、発売直後でカタログ落としって尋常ではないわけで、かたや並んでいるところもある。
やっぱり相変わらず不思議すぎるスマホ業界……。
で、思い出した。七月の中旬とか、auの専門店で「SERIE」のデモ機って触っているわ、ワタクシ……。で、その印象はZETAと同じだった。ということはハナからau版がよくできていたわけではなく、au版は改善されたってことでしょうね。
で、このZETAとかSERIEはスペックからしてSHARP製の中でもトップモデル。しかもモニタサイズとかメモリとかちょっと変えてソフトバンクから出ている「Xx」ってのまで姉妹機なのですね。全キャリアから出ているという珍しいモデル。
がぁ。「Xx」も現在発売中止となっているとか……。
いやはや……。凄すぎるぅ。
ちなみにauの「SERIE」の詳細を再確認してみるに……、やはりモニタの質が自慢らしい。それと、気になったのはテレビとかBDレコーダーとかのAQUOSブランドとの連携ですねぇ。WiFiでバリバリに連携できるらしい。
まあSHARPは実質ですねぇ、台湾フォンファイに買収されたようなものですからねぇ。
この前もシャープの社長が「Apple向けにディスプレイ出荷開始した」って口滑らせたでしょ。これってスゲー、ペナルティだと予想します。あのAppleが許すわけないもの、そんなこと……。
※ちなみにこれがSERIEと同じ液晶使った次期iPad miniでは?と言われてます。
で、納入先は、フオックスコンの中国工場ってことでやんしょ。
『スマートテレビ』ってどうなるのかなぁ……。
まっ、それはともかく……。
今、docomoの夏モデルのラインナップを眺めてみたけれど、ZETAも含めてガラスマのほとんどが、熱問題とか、バグの多さとか、そういうので話題になったモデルばかりだということ。
iPhoneは嫌。でもdocomoでスマホ欲しい……みたいな“比較的早い”層は、昨年夏のGalaxyとかXperiaに手を出して忸怩たる日々をお過ごしのことでしょう。
で、今年の夏に手を出す層って、2年縛りのタイミングはあるにしても“ちょっと遅い”層ですよね。フツー、これだけトラブルの話が多いと手を出しにくいですよね。
期待のXperia GXも「発売延期」とか喰らっているしぃ。
でぇ、最新のデータでは、ことスマホに関して言えば、AppleとSamsungのたった二社だけで、利益の95%を叩き出している。もちろんグローバルでのオハナシ。もう既にそうなっちゃっている。
キャッシュ・フローで何とか回し続けるってのはあるにしろ、やっぱり企業なんですからねぇ、R&Dのためにも利益は出さないとねぇ。
ここで再確認。
「Nexus S」っていつ出たのだろう? 2010年の12月か。すっげー昔に感じるわ・笑。ちなみにAndroid2.3初搭載モデルでした。
やっぱりSamsungはGoogleとの蜜月企画ってのを無駄にしないで、ガンガンやったのが、現在の「寡占状態」に至るまで、急加速させたのでしょう。早いけどね、そのスピードが……。でもそういう世界なのかもしれませんねぇ。早いわけ、びっくりするくらい。変化が……。
さらにGoogleは、そんな端末メーカーとか携帯キャリアの都合などまったく無視して、Androidのヴァージョンアップを繰り返している。
どう考えてもSamsungの優位性はつづく。
ちなみにGoogleは、「通信キャリアはテクノロジー進化の障害」と捉えている節がある。それが、アメリカ本国での「Google Fiber」の取り組み。日本でも従量課金制が云々されているけれど、Googleに言わせると、初期費用はともかく基本的にはダーターにできる、のだそう。
アメリカはダダっ広くて人口密度低いところ多いから、日本とはチト事情が違うのだけれど、いや逆に、山ばっかりの国で、人口は平地に密集しているのなら、それこそアメリカ以上にダーターに近くできるんじゃないの?と考えるのが正しいのでは?
とにかく大枠では、docomoがどうしたとか、auがどうしたとかいうオハナシではないのです……。
最新のテクノロジーをもってすれば、ダーターに近い投資で、超リッチな情報空間が手に入る。それがゲンジツ。夢物語ではない。
リッチなコンテンツが人々の間を行き来してコミュニケーションが広がれば、Googleは結果的に儲かる。
けど、固定にしろ電波にしろ、従来的なビジネスモデルは「制限のあるものを少しずつ小出しにして、相応に“高め”の価格設定とする」っつーなブランドビジネスと同じ。ギョーカイ内ではライバルだけど大枠で見ると、「まっ、このあたりの価格で……」みたいな・笑。
SERIEの話から始まって、なんでこんなこと書いているのかなぁ・笑
通信費は安くなる余地は絶大ってことかな。端末も進化するし、こちらも安くなる。
きっと、まだまだ始まったばかりだな、と。
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