いきなしプロトタイプの稼働機に触れる......というのも良いのですが、ガッチリとコード付いていたり、ベッタリと横に解説員の方がついていたりと、ある意味特殊。
街の総合タイプのショップで、キャリアを横断しながら好き勝手にイヂるのも面白いものです・笑
で、再び、au「DIGNO M KYL22」です。
やっぱりこれスゲー。
てんでプロモーションなんぞに金掛けない京セラ流ですから、ほとんどの人がノーチェックに近いと思うのですが、実際に触れてみるとやっぱりスゲーっす。
まず、モニタ側に「au」とか「KYOCERA」とか「DIGNO」とかのロゴが一切ない。
つまりデザイナーは“強い意志で狙っている”のだな、と今回は確信です。
大体、「au」とか「DIGNO」とかのロゴ入れようとか、役員のお偉いさんとか絶対にひとりやふたりは言い出すはず。
社内デザイナーの場合、そういうツッコミに弱い。だってデザイナーである前に“部下”だから。「No」とは言い難い。
これまでずっとオッサン濃度の高いスマホを作り続けてきた京セラが、いきなしコレとは......。
若く威勢のいいデザイナーに全権を託した、か。
あるいは有名な外部のデザイナーに任せたかのどちらかでは?と。たとえばベタなところでは佐藤可士和とか.....
ただし、その削りだしのフォルムは「HTC J One」にクリソツ。
とはいえ、筐体の厚みとか、縁周縁の薄さとかはやはりまったく違う。「DIGNO M」がスゲー。キレキレっ。
しかも「DIGNO M」はしっかり5インチのFHD。
しかもガラスマ機能フル搭載。
防水だってIPX5/8。
ワンセグは専用アンテナ(付属)を挿す必要あるけれど、それはそれで割り切りか、と。
で、134グラム。
確かに「Nexus 5」は同じく5インチで130グラムですが、もちろんガラスマ機能なんぞ、鼻もひっかけてないわけでして、尚更凄いぞ「DIGNO M」!
でぇ、あまりに筐体の端っこが薄いので(3ミリ)、メインボタンとボリュームボタンは背面側に移動しています。これは「G2」と同じです。
ただ、机の上なんかに置いといて再開する時とか面倒くさそうです......
が、これも「G2」と同様、モニタのダブルタップで再起動するんです。消灯もダブルタップでおk。
そもそもアルミダイキャストの削り出しユニボディって「HTC J One」から始まったというより、Appleの「MacBook Air」あたりから始まったものではないでしょうか。
林檎大好きなデザイナーとか、そもそも「HTC J One」には「おっ」とか思うだろうし、だったらもっとギンギンに攻めてやるぅ~......とかいう感性だと、「DIGNO M」になっちゃいそうな印象ですなぁ・笑
ドコモ系スマホの“電池もち”に対しても盲従することなく、「だって1日もてば十分でしょ」みたいな割り切りぶりももちろん134グラムに貢献しているはず......。
とにかく凄いと思う。
けど、これ実際に買う人ってソートーの確信犯というか........。
ブランドイメージが地味すぎるっちゅーか.......。
理論的には“大アリ”なのですが、やっぱり悩ましすぎる1台ですなぁ
やっぱりブランドって「物語」でして、それを消費する、つまり物語性にゼニを出すという要素は大きいんでしょうねー。だからいきなしハードウェア的に「どや、まいったか!」みたいなもの出されても、素直に飛びつけないジブンに困るというか.....。
いぢょ。
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