2012年9月30日日曜日

「Galaxy Note 2」について


iPhone5の話題で喧しい日本ではありますが、ほぼ同じタイミングでSamsung「Galaxy Note 2」が発売開始の模様。海外では・笑。

もちろん最大のウリは“5.5インチ”のデカいモニタサイズとなっちょります。

初代「Galaxy Note」は世界で700万台以上売れたという大ヒットモデル。

デガ過ぎてダメなんぢゃないの……という前評判を圧しての大ヒット、と。

で、畳み掛けるように「わずか1年でフルチェン」。しかも「Android4.1標準搭載」。

攻めの姿勢はもちろん、凄い開発能力だと、思うところであります。

日本ではドコモから春先に投入されたばかりですが、初代は昨年の9月デビューですからね。諸般の事情はあったにしろ、やっぱり……“遅い”。

もちろん今年年末のドコモラインナップでは、間違いなく主役級の扱いとなるはずです。

auは、きっと遠慮して「Galaxy S3」だけなんじゃないかな、と。

まあ基本的にアリなコンセプトですよね。

特に女性。爪長いとやっぱりタッチパネルの操作に制約生まれるから、「S-Pen」は超お役立ちだろうし、女性って常に鞄を携行している人が多くて、多少大柄なサイズでも問題ない、と。

しかも重量は180グラムしかない。

女性に限らず、男性でも人によっては超お役立ちなのは間違いないところ。

個人的にも一時期は「超~気になっていたモデル」でした。

ただし、今はちょっと変化しています。

これには具体的な体験が大きいですね。

「Optimas it」、「MEDIAS X」、「Xperia SX」、そして「iPhone5」に実際に触れた経験。

「スマホってどういうサイズがベストなんだろう?」ってな問いはずっとあって、それはもちろん個人個人のライフスタイルによって変化するのは当然なんですけれど、ワタクシの場合は男子でして、特に休日なんかはできるだけ鞄さえ持ちたくないタイプなんですよね。

特に100グラム切りの「Xperia SX」なんかは、衝撃的な軽さと小ささです。

ただし「いくらなんでも画面小さすぎるよな……」とはなるんですが……・笑。

あとレストランなんかでテーブルに置いた時の違和感かなぁ。Galaxy Nexusの4.7インチでも、なんか事務機器置いているみたいな違和感が漂う。電卓置いているみたいな感じかなぁ。

もちろん、「置かなけりゃいい」ってのもごもっともなのですが、置いてても違和感ないサイズってあるんじゃないか、と。

操作性はもちろんなんですけれど、「常に携行していて違和感ない」みたいなサイズってあるんじゃないか、と。

なんでJobsさんが「幅60mm程度」にこだわったのか……みたいな問いと同じなんですね、これ。

そんなこと考えていて実際に「iPhone5」に触れると、「これだよね」みたいな・笑。

で、iPhone5以降に「日本のジョーシキ」となったのが、「LTEはテザリングあり」。

じつはボクのGalaxy Nexusは3Gでもテザリングできるんですけれど、それは置いておきます・笑。

で、実に嫌らしいタイミングでGoogleは日本市場にも「Nexus 7」を19800円で投入してきました。ちなみにこれWiFiモデルです。

ここにプラスして、同じ7インチでも250グラムな「MEDIAS TAB UL」を実際に触れてしまったというのが大きい。Nexus7の350グラムってやっぱりズシっときます。価格の面とか、液晶の描画性能とか置いておいて、「MEDIAS TAB UL」に触れると、ちょっと先の未来が見えちゃうわけです。

ドコモのショールームには「MEDIAS TAB UL」の可動機とかモック置いてあると思うので、ぜひ「尺度」のひとつとして、実際に触れておくことをオススメいたします。


ということで、個人的にはコンパクトな端末と超軽量な7インチ程度のタブレットの組み合わせでイコー、と思っているので、「Galaxy Note 2」には初代ほどには萌えていないというのが現状です。

PS. エリック・シュミットCEOが次のNexus Padは韓国メーカーと協業すると発表したようです。きっとSamsungでしょう。「Nexus 7」はやっぱり低価格と製品化のスピードが基本コンセプトですしね。

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2012年9月29日土曜日

「Apple Maps」について


ティム・クックCEOが正式に謝罪しましたね。「Apple Maps」について。

出す前に“その凄さ”が分からなかったのか?

いっくらなんでもそんなことはないでしょう。

つまり発売後の反応は? 当然、予測していた……はず。

で、様子を眺めつつ発売一週間後に公式謝罪、と。

ふむ。

まずAppleの大前提は、iPhone5の発売日は絶対にズラしたくないってことでしょう。

一週間で500万台近いモデルを一気に捌くって凄いプロジェクトですよね。

でもって現状のAppleはiPhoneが支えているのは間違いない。iPhone4の時みたいな“アンテナ騒ぎ”みたいなハードウェア面の欠陥みたいなのを絶対に避けねばならない。しかも今回からLTEという新たな通信規格を導入し、端末そのものもキャリアにあわせて3タイプも用意している。

同じ端末メーカーとはいっても、“Appleのいるステージ”は他とはまったく違うとしていいでしょう。

ボクがティム・クックの立場だったら発売から一週間は怖くて眠れないかも……マジで。

ただし、“想定内なMaps騒ぎ”以外は、トラブルの話って出てきてませんよね。

ホッ。で、「ごめんなさ~い」、と・笑。

とにかくiPhone5、クリスマス商戦に向けて一足早い段階でドカンと投入しておきたかったんだと思います、はい。

Samsung「Galaxy S3」はもちろん、iPhone5とほぼ同時にデリバリーが始まった「Galaxy Note2」をはじめ、年末に向けて各種Android端末が登場してくるのは間違いないし、それらを制するタイミングでiPhone5を投入したかったはず。それも“品切れ”っぽい雰囲気を漂わせることなしに。

Appleが自社マップ導入を決意したのは「Googleが、Android用では提供されているナビ画面での“ターンバイターン方式での音声案内”の提供を渋ったから」と一部報道されています。

金額の問題ではなく、Googleが「嫌だ」と言ったのではないかと勝手に想像してますが・笑。

ここでAppleがキレて、じゃあ「いらねーよ」と・笑。

もちろん“Appleの生態系”をより強固なものとするのに、特にこれからは一層のこと、「オリジナルの地図情報」は超大切なものとなるはずです。

Apple同様、Googleと仲が悪い「Facebook」の地図をご覧いただきたい。「bing」提供のものを使っているため、AppleMaps同様、使い物になりません。「地図を何とかしたい」という願いはAppleだけの問題ではなくなっている今日この頃、という次第です。

Appleとしては、すぐにはキャッチアップできないことは分かっちゃ~いるけど、「決断する時が来た」と決断したのではないでしょうか……。

特にこれからは“リアルワールド店舗に於けるキャッシュレス決済”が本格化すると予想されます。もちろんスマホ経由によるもの。現状、位置情報サービスの根幹をGoogleに寡占の状態で握られているのは本格的にヤバいという判断もあると思われます。

またそこまでいかないにしろ、Appleが「ターンバイターン方式の音声案内ナビ」部分にこだわったのは、いわゆるひとつの「アメリカがクルマ社会」というのが絶大だと予想されます。

若者のクルマ離れが進んでいる日本の都市部では想像もできないほどのクルマ社会。

当たり前ですけど……。

「クルマを使ってA地点からB地点まで移動する」という目的において、「交差点で矢印出るか、音声で案内してくれるか」は、「性能の明確な差」として、彼の国の人たちは日々実感させられてしまう、というわけなんですね。

都市部の精細な情報よりも、まずは「クルマでの移動を大前提としたナビ機能」のほうが魅力的というわけです。

ただし、日本のIT系メディアでは「クルマの匂い」があんまししない。もしかして電車ばっかり、この人たち乗っているのではないか?……的な。ゆえに、そのあたりの情報が、あんましリアルに伝わってこないみたいな雰囲気もあります。

この部分に対するセンサーとしては、“かの、dankogai”が鋭かったと思いますが(← au版iPhone5とdocomo版GalaxyS3を高速上で比較してた)、これも「助手席では云々」みたいなオチでして、「あー、やっぱり、あなたが運転していたわけぢゃなかったのぇ」みたいな……・笑。

音声案内のターンバイターンにAppleがこだわる理由は、あくまでも「運転手がどう感じるか」なのですよね……。年がら年中、モニタを“ガン見”はできないんですよ、ドライバーは……。

今回の地図の件に関しては、やっぱりAppleの中枢はほとんどがカルフォルニアの田舎で日々過ごしていて、毎日当たり前のようにクルマで移動している……みたいなローカルなニーズを凄~く感じさせられた次第です。

また精度の高い地図情報の利用という部分では、各種SNSへのAPI開放みたいなレベルだけではなく、Googleは既に「全自動走行車」を公道でさんざテストしていますよね。

Googleが見ている地平は“もともとも根本的に違う”のだな……を想起しちゃう瞬間です。

そもそも、iPhoneにGPSを搭載した瞬間に、Appleは「独自地図」に取り掛からねばいけなかったんですよ。

決断を先延ばしにしたのはJobsさんの置き土産で、大批判を覚悟で「決断」したのはクック船長ってことでしょう。

やっぱり超優秀なんぢゃないかな、ティム・クックCEOって。

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2012年9月28日金曜日

続「My Tracks」について


Android用アプリ、「My Tracks」です。

いわゆるひとつの「GPSデータロガー」アプリ。「移動の軌跡」を詳細に記録できます。

Galaxy Nexus購入当初から愛用しているアプリ。

歩行、自転車、クルマといった具合に主体的に移動可能な場合に於いて、やはり「今ってどのくらい?」みたいなことを確認したいシチュエーションは訪れるもの。

既にイロイロと同機能のアプリは出てましたけど、いろいろ試した上で「これが一番優れている」と思って「My Tracks」ひとつに絞りました。

しばらくしてコレがGoogle謹製アプリだと知りました。なんだGoogle製だったのかと。その出来に納得なのでありました。

ただし、「My Tracks」、Google謹製にもかかわらず、Galaxy Nexusにはプリインストールされていません。

昨日、「使おう」と思ったのですが、「あ、Galaxy Nexus は弐号機になっているんだっけ」と。

で、ダウンロード。

開けてビックリ、「My Tracks」は“Ver.2.0.2”へとヴァージョンアップしたばかりなのでした。

UIとかガラリと変わっています。

典型的な地図派生アプリのひとつですからねぇ、「Googleさん、容赦しないよな」と・笑。

当然、ヴァージョンアップのタイミングは設定されているわけで、当然、「iPhone 5」が出て大騒ぎの直後ということなのでしょう。あくまでスマホ用アプリですから。

とにかく、「Google Maps」の経路案内で予測を立てて、「My Tracs」で検証すると、ソートー精度高く、移動の無駄とか省けて生活がマジで効率化すると思います。

今年のはじめなんか結構、ソレに熱中していましたね。単純面白いというか、発見があるっちゅーか。

また移動の軌跡や正確な距離だけでなく、「停止時間」とか「標高の変化」とかも記録してくれちゃいますヨ。


Android for your loved ones !


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Your action change your worid !



Your action charge my wallet !
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2012年9月27日木曜日

「iPhone 5 その後」


iPhone5発売当日の、超速攻なスピードテスト対決はもちろん、その後の各種媒体による、各種スピードテストでも、「KDDIのLTEが目の玉飛び出るほど圧倒している」と、いうわけでは決して無いことが見えてきた。

また、“文字通り”、日々基地局の整備が進んでいるのは間違いなく、一週間前のデータでさえ、すでに“古い”状況であることもよ~く分かった。


<でもauがSBMの広報へと正式にクレーム入れたよう、「来年3月の自社の基地局数と、今年8月のライバル社の基地局数」を“今(9月19日)”ってことで並べて「ウチらは勝ってる、勝ってるぅ」とか言っちゃダメなのではないでしょうか……、フツー。Nipponでは……。ねぇ、マサヨシさんっ!!!>

さらに「東京都心に強いKDDI、まずは郊外からのSBM」という構図も間違いなさそう。

これで、結果が“SBMがてんでダメダメ”というのなら、「やっぱし……」みたいなことだけれど、個人的な印象では「SBM善戦しているぢゃないの」みたいな判官贔屓なキモチに正直なっているところではあります……。<cf.社長の言動除く>

特に「山手線内側はいつまでたってもLTE掴まないSBM」なんて可能性もあるかな~、とか予想していたけど、決してそんなことはなく、宮川CTO以下技術陣は、ソートーに頑張っているなーという印象を抱いています。

そもそもKDDIはトライバンド(800MHz、1.5GHz、2.1GHz)を駆使できる上に(効率よくユーザーを分散できる、という意)、ドコモほどにはユーザーが多いわけではないのだから(ユーザー数は約1/2ですよね)、絶対優位なのは目に見えているし、そもそも「非プラチナが繋がらないヨ~」って猛烈な宣伝かけているのはどこのどいつだってオハナシでもありまして……。


ともかくぅ、結果は意外に健闘中な、なSBMのiPhone5。

auの田中社長も「我々も現在はLTEは立ち上げたばかり。今後の二年間を信頼してもらえるかどうかに、かかっている(← どっちにするか、という“選択”のこと)」と言っている。

そう、圧倒的多数派は素人だし、正確なデータとか、通信に対する技術なんて比較検証する暇なんぞないのだから、結局は「信頼感」みたいなものに対する「賭け」となる。

そういった状況下ではやはり「トップが衆人環視の下で何言うか」が一番大きいはず。

実質4Sの初動では“負け”の烙印を押されたauの田中社長としては、そのあたりのことを反省して、今回は“広報の長としての責務”も積極的に果たしている印象。

“社長として進化”したということでしょうか。

もちろん媒体は厳選している印象はあるけれど、積極的にインタビューにも応えている。

たとえば昨日の「ケータイ Watch」で面白かったのは……

なぜか知らないが、『iPhone5のLTEは、2.1GHzだけ』みたいなレギュレーションとなった日本のiPhone5に関して、auは「iPhone 5 専用チューン」を端末側ではなく、基地局側に施したらしい。

“基地局側でも最適化”
しちゃった、と。

これ、2.1GHz帯でAndroid端末とかにも対応しなくちゃいけないキャリアでは絶対に真似のできないこと。受信性能だけでなく、端末の電池のもちとか、様々な部分で“違い”が現れてくるシロモノなのです。

「Xi」で典型的な、「ローミングのためのLTEと3Gの電波を探しまくって“電池はダダ減り”」みたいなものに超・効く、と。

もちろん「2.1GHzのLTEも整備途上、900MHz帯も整備途上」なキャリアも同様の傾向がでるはず。

ただし、iPhone5の場合は「3G固定スイッチ」みたいなのあるんで、それだけでもまったくもってSBMは良心的と言えるのですがぁ。

ちなみにauは、800MHzと1.5GHz帯ももっているから「iPhone5のための2.1GHz」なんつー、超男前のことが実現可能なわけなんですね。もちろん他にもauが取り組んだ省電力セッティングはありますが、端末側の設定ならば、SBMとしてもキャッチアップは可能ですね。

あと基地局の「オムニ方式」と「3セクター方式」の違いも、auとSBMの根源的な違いのようですね……。

まあ個人的には「パっと見は同じ端末。しかもバンドの条件もほぼ同一」で、そんなにスペックが変わってくるものなのか?、みたいなトコロでiPhone5には興味津々ですね。
 

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2012年9月26日水曜日

続「Nexus 7」について


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そっか、エリック・シュミット会長まで来日してたんか。

やるね、Google。

この喧しいタイミングでちゃんと日本にも来てるっていうところが、Google、ポイントアップでしょうか・笑。

で、iPhone5購入した人、もちろん世界中の人への衝撃コメント。日本から世界へ。

「あ、iOS6用のGoogle Maps? なんもしとらへんよ」。

サイコー! 笑。

面白くなってきたぜー!、って意味でね・笑。

まあ、それはともかくぅ、です。

基調講演の中でシュミット会長はこう述べた。

「今はサード・ステージに到達した世界なんだよ」と。

First Stage
アナログワールド、メカニカルワールドともいふ。

Second Stage
メカで補えない複雑な機能をデジタルで補完する世界。

Third Stage
価値のほとんどがクラウドの中にある物理的制約を超えた世界。

まっ、よく言われていることでありますが……。

だから今回のiPhone5は、その世界の変化をよく象徴していると思う。

まずみんなが騒いだのが「テザリングの有無」だよね。

でしょ?

これiPhone5そのもののオハナシではないよね、基本的に。

Xiではとっくの昔からテザリング可能。iPhoneだって、4Sの時代から世界の95%の国では最初からテザリングが可能となっていた。iPhone5だからっていうオハナシではないということ。

つまり、iPhone5とは本質的には関係ない話で超盛り上がったというわけさ。

どう繋がるか、どう端末を連携させるかってなオハナシ。

次に盛り上がったのがKDDIとSBMの具体的な「契約プラン」のオハナシもあるにしろ、やはり焦点となったのは「どちらのLTEがリッチなのか?」ってオハナシですよね? 間違っているかな。

これはクラウドサービスと端末とをどう繋ぐかのオハナシ。これも本質的には、iPhone5のオハナシではないのだ。

そして次は「餃子の王将 駅」だよね。人智の想像を越えるメルヘンな展開に腰を抜かした。ガキの頃、「子供の国駅」とか初めて聞いた時とか、「幸福駅」が盛り上がった時とかと似ている・笑。駅を降りると、そこには焼き餃子とニラレバ炒めの香ばしくも芳醇な香りが街全体を包んでいた……とかさ・爆。この吟詩、アメリカ人にはわかるまい・笑。

これってクラウド側のオハナシですよね。ちなみに……。

で、だ。

iPhone5は実際に触れてみた。超クールなハードウェアなことは認める。もともとApple製品ばっかり買ってきたし、デザインってとっても大切だと思うし、特にスマホなんて常に身近にあるものは、可能な限り自分がカッチョイイと思う“自己満”を満たしてくれるものであって欲しいと切に願う。

でねでね。

パッと見は、まったくもってiPhone5と同じものが目の前にあったとしよう。

ただし、メカニカルなホームボタンは存在せず、ややモニタ画面は拡大されているよう。

起動。

すると、あの憎きAndroid4.1がアクティベートするではないですか。Xっ!

で、画面左上を眺めれば「KDDI LTE」って入っている。

で、なんと800GHzと1.5GHzのプラチナも擁したデュアルバンドLTEとな。

そこでスピードテストしてみれば、なんかどこ行っても常時10Mbps以上で繋がっている……。

これ、今の技術で実現可能ですけど。 

ボクはこっち選びますが、それがなにか?・笑

まあきっと今、超・過渡期なんで仕方ないですけどね。

あとシュミット会長の講演で印象的だったのが、「日本人のスマホを介してのクラウド接触頻度が世界トップ」という事実。

デジタル革命ってよく言うけれど、これは世界全体で同時並列的に起こるものではない、と個人的には考えています。

デジタル革命は物理的に制約されない……とはいっても、端末にしろ、ネットワーク・インフラにしろ“物質”そのものですからね。また、その普及のためには資本力も必要です。

そして、ある程度のネットリテラシーをもつボリュームある人口が起爆には必要となるはずです。

韓国とか台湾なのかなー、とか思っていたのですが、これは決して昨今燃え上がる“ウヨな世相”とは関係なく、やっぱり日本なんだろーな、と。

起爆地点、震源地って意味でですね。

そしてGoogleも贔屓目でなく、データでそれを予感していると思いますね。

なのでとても大切なんです、日本は。

今朝のモーソーは以上っ。


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続「AQUOS PHONE si」について

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新色が追加されたドコモ「AQUOS PHONE si」。

白、ピンクとあって、新たに黒とブルー。

ドコモにとっては「秋モデル」のスマホって史上初らしい。

でもって「AQUOS PHONE si」のサイズはほぼ、「iPhone4s」と同一。

そしてモニタは「4.1インチ」。

明らかに「iPhone5 対策品」。

本ブログでも「AQUOS PHONE si」のPVは決して悪くない。決してドコモが見放されているわけではないことを実感する次第だ。

有楽町ドコモスマートフォンラウンジにて、テスト機を実際にイヂってみた印象はこちら

で、色の設定なんだけれど、とりあえずの「白とピンク」だけだったってところが、そもそも商品企画的にハズしているというか、ズレてるんだろうな……を実感していた。

デカいスマホは男子、コンパクトなのは女子みたいな、なんかオヤヂ脳の勝手な思い込み、勝手な先入観から出発しているのは明白であり、そういった最初のボタンの掛け間違いが、細かなディティールまで影響しちゃうだろうな……的な。

そもそも「iPhone5」対策なんでないの? iPhone5って幅広い年齢層の男子ヲタが大好きなガジェットなんだよね、当たり前ですけど。

で、発表から一ヶ月近くたって、黒とブルーの追加。

でもそもそもiPhone5が発売されたってのに、白とピンクもまだ発売されていない。

さらに黒とブルーは、白とピンクよりも発売が遅れるそう。

そもそもドコモ2012夏モデルの最終モデル「AQUOS PHONE sv」がついこの間、発売されたばかりでしょう。ズルズルに遅れて……。

大丈夫なのか、SHARP。← ってか、大丈夫っぽくないですよねぇ。残念ですが…。

まあ出るか出ないか、いつ出るか、ちゃんと動くのか、Xiは繋がるのか、スピード出るのか……みたいなことは置いておく。

4インチ程度の小型モニタと、Android4.xとの整合性はとてもいい。

それは、まず、OSレベル、アプリレベルでの「フォントサイズ設定」があること。

そしてホームボタン等をモニタ内に配置する「ソフトキー」を採用できること。

iOSに対する優位性は明確にある。それが小型画面ならなおさら。にもかかわらず、iPhone5対策っていう大命題が設定されているにもかかわらず、「まずはピンクと白で…」みたいな感性に、「あ゛ー、てんで分かっていないいんだな……SHARPも茸も……」と思いましたっけ。

茸はプロデュース役ですからね、結局、茸の担当レベルがダメなんでしょう。

でもきっと周囲が「おいおいっ」ってツッコミ入れた。ので、新色追加した。見えます・笑。

たとえば「黒」とかのほうが、コイツの本質的な商品性とか見えてくるぢゃん。

しかも現役女子高生レベルだと黒のiPhone4Sとかのほうが意外と人気だったりするんだぜ。← 週アス・プラス調べ・笑。

とはいえワタクシは、年末のKDDIで、Android4.1で、800MHzプラチナLTE&1.5GHzなLTE、デュアルバンドLTEマシーンの登場に期待しているところでありんす・笑。

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2012年9月25日火曜日

「Nexus 7 国内発売」


はい、突然、日本国内仕様の「Nexus 7」登場です

KindleやAppleのiPad miniの噂に触発されて、ななんと具体的な企画は今年に入ってからスタートとしたというGoogleプロデュース、台湾ASUS製造のシロモノでやんす。

確かアメリカでの発売は6月でしたっけ?

ポイントはKindle並の激安。

日本仕様も16GBモデルで脅威の19,800円であります。

7インチで340g。

さあ、どうする? と。

でも絶妙なタイミングですよね、超いやらしいというか・笑。

個人的にもビツクシしたのが、13日のApple国内発表会で「auのテザリング解禁」が発表された後のツイッター等、Web上での絶大なる反応でした。

SBMとしては従来通りの「上限ナシ、テザリングはつけないけど……」のほうがウケるのではと予想していたのではないでしょうか?

というのも予約開始で速攻飛びつくような人たちの多数派は、“脱獄してテザリング”できるようにしちゃう、とか、“脱獄しなくたってテザリングできるアプリ”とかの概念や存在を知っているはず。

「テザリング」そのものがそんなに話題になるとは思っていなかったのでは? と。

でも結果として「超~話題」。

次に話題になったのがiOS6へのアップロードも含めた「地図の凄さ」。

ここで「Googleの謹製クラウドサービス」がiOS環境下ではフルに受益できない……みたいな概念を多数派が知ることとなったと思います。

ここでNexus 7の宣伝文句をば……。


GOOGLE の最先端技術を結集
Nexus 7 は、Gmail、Chrome、Google+、YouTube など、おなじみの Google アプリがすべて搭載されており、Google が提供する最先端のサービスをいつでもどこでも利用できます。タブレットや携帯端末、パソコンを自動同期できる操作性に優れたアプリや、無料で利用可能な大容量のクラウド ストレージ、他に類を見ない機能の数々により、Google が提供する最先端のサービスをシンプルで美しい 1 つの端末に結集させました。

名文です・笑。まさにそのとおり・笑。

で、テザリングなんてそんなにする?みたいな問いも散見しましたが、そもそもiPhone5のモニタサイズは大きくなった大きくなったといっても、まだまだ小さめ4インチ。

ちなみにGalaxy S3が4.8インチ、Galaxy Note2なんて5.5インチですからねぇ。

iPhone5ユーザーとしては時として、もっと大きな画面で見たい、Googleのフルサービスを享受したい、さらに「テザリングを有効に使いたい」という欲望が潜在しているはずです。

で、このタイミングで…… 「Nexus 7」、日本投入です。

しかも二万円切り。19800円。

でも、iPad miniが出てくると劣勢なのは間違いないので、このジャストなタイミングで「二万円切り」をアピールしておく、と。だってiPod touchの16GBモデルでも24,800円なんすよ。いくらタブレット競争が激しいとはいっても、そこまで安価に出してくるとは思えませんもの。

実に用意周到な絶妙ないやらし~いタイミングと申せましょう。

ただし、個人的には、ドコモで売りだしたばかりの秋モデル、「MEDIAS TAB UL」に既に触れてしまいました。7インチで250g切りってのは、文句ナシに“価値”ですね。

またKindleも今年の秋には日本デビューかとかも言われています。

もちろんiPad miniの存在も超気になるところですね。

あんましタブレットの必要性は感じていないので、基本的にはスルーですが・笑。

あくまでも「iPhone5をご購入された方々がどう動く?」ってところが個人的興味です。

でも今のところ、“LTEがほとんど接続できない”んぢゃ意味ないか・笑。

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2012年9月24日月曜日

「iPhone 5 イヂった」



原宿を通りかかった。

あ、そうだ、ここなら、ソフトバンク表参道とKDDIデザイニングスタジオがあるぞ、ということで路肩のパーキングに駐車。

平日だってのに歩道は凄い人の群れ、と。

まずはソフトバンク表参道へ。

ガラガラ。呆気にとられるほど。ズラリとiPhone5が並んでいるんだけれど、触れている人は超マバラ。なので周囲を気にせず、ずっとイヂれちやった。

でも発売って先週の金曜ですよね。

まだ土日はさんで4日しか経っていませんよね。

歩道はかなりの人で溢れているのですよ……。

なんか世間様は実はそれほど関心ないんだなーみたいな感じ。

で、実際に触れてみた印象はと言えば、4Sのヘビメタな雰囲気は和らぎ、見た目通り、軽くてスリムで素敵でした。

もちろんアイコン一個分モニタは拡大したわけですが、イヂっているうちにすぐ慣れちゃうというか、新型をイヂっている感じがどんどんなくなってゆくというか。

「大騒ぎしている割には大したことない」というか……。

で、ソフトバンクの展示は、金属製のゴツいホルダーにガシっと嵌めこむタイプなのですが、その台座とブツかったせいで、黒ボディの側面のエッジはかなりダメージ受けていた。黒の塗装がピンポイントで剥落しちゃってた。

やっぱり黒モデルはデリケートですね。

裸持ちが好きなワタクシとしては、やはり白かな、と。

でも白飽きたよね。黒、格好良いぞ、と。

地図?


地図は展示品では航空写真のレイヤーがどれもかけてあって、“正体”がバレないよう工夫されていました・笑。

アメリカと日本では都市の集積度がまるで違うでしょ。そもそもアメリカなんか日本のメーカーがいくら仕掛けても、ちーともカーナビ普及が進まなかったような国なんですからねぇ。

とにかく、ここは日本なのだ!ということ。

関東平野に3000万人以上もの人が肩寄せあって生きている都市なんて他にないのです。

地図情報にも相応の密度を伴った内容のものが必要なのです。

Appleとしては地図情報を何らかのカタチでマネタイズしたいと考えていると思うのですが、現状では無理すぎ。

あとブラウザとかイヂってみても、なんか「2倍速い」とかそういう印象はなかったなぁ。あ。もろちんLTEでしっかり接続されていましたよ。

確かに画面は大きくなった。けど、フォントサイズの基本設定という概念がiOSにはないので、やっぱり日本語の長文読むの面倒くさい。もちろん拡大はできるけど、改行はそのままなので、結局、縦はもちろん、横にしても読みづらい。

地図でも痛烈に感じるのですが、日本語とかハングルとか北京語みたいな画数の多い言語を使っている民族のことは基本的には気にしていない……のではないでしょうか。

さて、次。歩いて「KDDI デザイニングセンター」へ。

田中社長&剛力彩芽コンビでiPhone5の発売セレモニーが開催されたのがココです。

ここもガラガラ。

「本当に先週の金曜に発売されたばかりなのか?」とほっぺをツネリたくなるほど。

もちろんここではデザリング。

確かに簡単テザリング。

禁断のGalaxy Nexusとのペアリングを敢行しました・笑。


ふ~ん、WiFi接続で10Mbps出てました。

もっとイクかな、とか思っていたのですが……。なにせKDDIの本丸のひとつですしねぇ。

スタッフ男子と会話したら発表会当日は50Mbpsとか平気で出ていたらしい地点らしいしぃ。

まあ二年後くらにはこのくらいの数字が日本のジョーシキみたいになっていたら素晴らしいっス。

ただ数ヶ月前からのリーク情報に一喜一憂しつつ、ついに、やーと現物に触れることができたというわけですが、“現物”触ってみても、なんかそんなに萌えるシロモノでもなかったかな、と。

めちゃくちゃ格好良いと思いますが……。でも至ってフツーというか。新製品イヂっている気がしないというか……。

あと個人的に最も衝撃的だったのは、あんだけ歩道は人で溢れかえっていたというのに、もちろん時間帯はあるのでしょうが、ソフトバンク、KDDIともにショールームはガラガラってことですね。

くどいですけど発売四日目っすよ……。

しかも展示されていたものはどれもがLTEに接続しているっていうとてもオイシイ状態……。

まあ新型出るっていう情報があれだけ出ていたにもかかわらず、夏場のiPhone4Sの販売が好調だった理由がなんとなく分かった気が……。

ほとんど気にしていないんだろうな、と。

シミジミ……。

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「iPhone 5」まとめ


結局、SBMの状況にあわせて、auが800MHz帯のプラチナLTEを使えなかった……。

日本国内に於ける「iPhone 5」に関しては、これに尽きると(勝手に)思っています。

au田中社長の弁によれば、「2011年末の段階でAppleからは、“次の”はLTE大前提でゆく」と内示があった様子。

ただし、その時点でSBMは、総務省から900MHz帯のプラチナバンドはゲットできていなかった。もちろん認可をもらえるかどうかも定かではありませんでした。

ただし、auは既に、800MHz帯と1.5GHz帯のデュアルバンドでLTE化は進めていた、と。

iPhone5がどうこうではなく、「LTE化」そのものがギョーカイの流れ、ですからね。

ここで孫正義の立場になって考えてみましょう。

2.1GHz帯しかもっていない、のです。900MHz帯がもらえるかも分からない。

しかも自社のビジネスはApple製品中心で構築している。

ここでauが800MHzのプラチナLTEを中心にして、“圧倒的に繋がる・圧倒的に速い”を前面に出してきたら、テザリングがどうしたこうしたのレベルではなく、SBMの未来は決定的に。

そういった状況をApple本社も是とはしないでしょう。

一国で2,3社のキャリアが競合する状況がAppleにとっては理想です。

当然、調整するでしょうね、レギュレーションを。

結果としてauもLTEに関しては未整備だった“2.1GHzでの10MHzの帯域”という、SBMと基本的に同じ土俵でiPhone5をリリースすることとなったわけです。

この部分に於いて、個人的にはSBMを非難するつもりはまったくありません。マジでiPhoneを基本に据えたビジネスモデルが崩落しちゃうもの。またAppleが親しきビジネスパートナーとしてのSBMに対して調整をはかるのも仕方がないことでしょう。

ただし、auもただ単にAppleからのオファーに唯々諾々としたわけではなかったよう 。

それが「EVDOマルチキャリア」。3Gでの最新技術ですね。iPhone5でこのシステムに対応しているのは世界でauだけ、という点をみても、SBMの立場に配慮したレギュレーションを受諾する代わりの“特別装備”としていいと思います。 Appleもオトナですね。

では、一体いつiPhoneが“プラチナLTE”対応するか、ですが、SBMの900MHz帯でのLTEサービスインは「2014年7月」とアナウンスされています。2013年ではなく、2014年。つまり2年後のこと。

iPhone6の季節ですね・笑。

まあ、ここまでのAppleも含めた“オトナの大前提”はいいんです。

でも今回の一件で、孫正義っていう人に対して、“分かってて適当な数字を並べ立てる嘘つき”というのが明らかになってしまいました。とても残念です。

本気で尊敬していただけに、残念。

今までも酷かったのかもしれませんが、こちらに知識が無かったので分かりませんでした。

しかも本日、iPhone5発表後の緊急記者会見の模様も見返しましたが、後半の“Q&A”での日経の記者からの“都内のLTE、可動エリア”の質問もカット済み。UstreamそのものがSBの子会社ですから何でもアリですけれど、酷いな、と。

「特に山の手線内はトラフィックがヘビーで、LTEの立ち上げは慎重に行なっています。年内には、ご満足いただけるレベルにまでもっていきます。ご期待ください」でいいじゃないですか。年内ってのがウソだとしても・笑。

個人的にはSBMに現在、今は一銭も払っていないし、とりたててファンでもない。

でも、本気で、孫正義にはガッカリすることとなった……。

そもそも昨年暮れ「もうそろそろAndroidチェックしないとヤバいかな……」ということで、「Galaxy Nexus」と「Galaxy S2 LTE」を比較検討したところから個人的な「???」は始まっている。

Xiって何? LTEって何?ってレベルの段階から・笑。

ドコモは、商品構成や宣伝も含めて「Xi」を前面に打ち出していた。

で、当然、「エリアは?」となって調べた。

その時の衝撃は今でも忘れられない。東京でも環八以内だったですよね。

テレビなんかでは「最速、最速」とか言いながらタレントが端末の宣伝しまくっている。

個人的な常識では「あり得ないことが起こっている」というものでした。

auの田中社長も「まさか2011年年末の段階でここまでXiを前面に出してくるとは思わず、びっくりした」と語っている。

きっとドコモのXiも本格的なサービスインはauやSBMと同じく、2012年の秋冬だったんだと思います。もちろんLTE規格をリードする企業でもあり、前宣伝も兼ねて「限られた顧客に最先端の端末を」みたいなモデルは用意したとは思います。けれど、それは決して「全面展開」ではなく、「一部の方々へ」と断りを入れたものだったはず。

ではなぜドコモはびっくりするほどXiを前倒しで全面投入してきたのか。

それは「3G回線の逼迫度が半端ない領域まで高まっていたから」でしょう。

何を言われようがなりふり構わず新規スマホユーザーを3Gの回線から遠ざけたかっただけ。

ただし、それでも年末年始のメリクリとあけおめで何が起こったのかは皆さんご存知のとおり。

また今回のiPhone5、日本モデルではauもSBMも「3G固定」のスイッチが設定されていますね。

「LTEを優先的に掴みにゆく設定」と「3G固定」の切り替え設定です。

auにしたってLTE基地局は整備途上、SBMは回線の逼迫度が半端ないようですが、それでも「3G固定」のスイッチは設定しています。

でもドコモにはそんなグローバル端末には当たり前の、ユーザーの立場に立ったら必須の設定さえ用意されていない。

地方のまるでXi圏外の人たちのキモチなんぞ、てんで考えておらず、都心のトラフィックのことだけ考えている証拠なんですね。

そもそも「スマホ増加によるトラフィックの加速度的な増大」なんかは予測できていたことでしょう。顧客数の多いドコモとすれば、何処よりも素早く対応しなくてはならない。ただし、それには資本投下も含めた小さくない「決断」が必要とされる。

それが出来なかった結果、あわてて、すべてを日本全国規模のユーザーにおっつけようとしているわけ。

しかも莫大な宣伝広告費を今までどおり投入しつつ……。

また2012年夏モデルを購入した人の様子を伺うと、決して、Xiの電波状況は改善されておらず、むしろ悪化しているのではないか?とおもわれる事例も多い、と。

あとApple。今後特に移動端末に於いては、地図データってのが、情報のハブのさらに大きな要素になるのは自明であり、「自社地図」に拘るという意図はとっても良く分かる。

けど、中身が当然大切であって、このレベルのものを平気な顔してユーザーに押し付けてくるってのは、冷静に考えてありえないと思う。

もちろんAppleはその手のことを何度もやってきている。だから昔みたいな素直なアップルファンではいられなくなっている。個人的に。

もちろんびっくりするようなスピードで改善される可能性は否定できない。けど、出発点が「餃子の王将 駅」ぢゃねぇ。想定外すぎて、腰抜かしたぜよ。

個人的にはバカバカしくなってiPod touchはキャンセルしましたヨ。

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2012年9月23日日曜日

「Adobe Flash」について


「Adobe Flash」が「Google Play」からダウンロードできなくなる……。

特にdocomo版Galaxy Nexusについては、チト、話題になったネタでした。

というのもGalaxy Nexus発売のタイミングもそうだし、そもそも、ほとんどお節介なプリインスト・アプリが入っていないGalaxy Nexusの場合、「Adobe Flash」までも、わざわざ入れないといけないから、です。

Galaxy Nexus 弐号機への交換にあたって、完全にそのこと失念しちょりました。

けど、PCの場合とまったく同じでした。

動画の画面に「フラッシュ、ダウンロードしてね!」のアイコンが出てきて、それをタップするだけで、フラッシュのインストールは終了っ。

まあ、ド派手なだけのウェブページ(←主に広告)はともかく、動画が見れないっちゅーのは、かなりマイナスなだけに、一瞬、ホッとしました。

で、この「フラッシュ問題」も、スマホとは密接ですよね。

Androidも「4.1」からは非対応としていますね、今のところ。

もちろんこれはJobsさんも推し進めた「HTML 5」問題とも言えるのですが、たとえば最近FacebookはiOSに最適化したネイティヴアプリを出したばかり。

HTML5で作成したアプリの評判が芳しくなく、Objective-Cでイチから書きなおした、と。

さらにAndroid版アプリもJavaで書き直したものを準備中とか

たとえばAndroid 4.0.4環境下では、よっぽど「Chrome」経由で閲覧したほうが快適だったりします。

HTML5が現状では決して万能ではないということをFacebookが証明してしまったような雰囲気。

ということで、「Galaxy Nexus 弐号機」には難なく「Adobe Flash」が入ったよ、というご報告でございました。

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2012年9月22日土曜日

続「Galaxy Nexus 弐号機」


さてド新品となったMy「Galaxy Nexus 弐号機」。

初号機は「Androidって何ぢゃろ?」と言いながら、様々なアプリを70前後もブチ込んで来ました。

いや、アンインストールしたのも多いですから、実際に試したのは100を超えているのではないでしょうか……。

またNexusはAndroid4.0初搭載のリファレンスモデルでもありまして、アプリベンダーのほうもいろいろ試行錯誤していたのも面白かったですね。

あるいはiPhoneで話題の人気アプリがAndroidでも……みたいなのも多かった今年前半でした。

で、弐号機に関しては、初号機の環境を再現するのを第一義とするのではなく、自分が本当に必要だと感じたものだけを順番にインストすることとしました。

まず最初の最初。


とっとと「Gmail」だけは開通させとかないとヤバシと思っておりました。

で、何気なく、プリ・インストールの「Google Play」をタップ。

すると、Googleアカウントを記入する必要が生まれます。

じつはこのアカウント入力だけで、すべてのGoogleサービスが同期しちゃいます。

まさにクラウドざんすね。

で、このわずかな入力作業で「ひえー」となったのが、IME。そう、言語入力システム、インプットメソッドの使いにくさでした。

標準搭載は「iWnn IME」。

ここで初ダウンロードは決定。そう、「Google日本語入力Beta」でございます。

Betaとか付いてますけれど、バージョンアップされるたびに機能が追加され、本気でこれがダーターで配られているってことが信じられないほど。

「ATOK」と比較検討した時期もありましたけれど、グーグルの最新データを応用しているらしく、とにかく予測変換能力が凄まじい。クラウド時代のIMEなんですね。

PC世代のそれとは、コンセプトが決定的に違います。

また「音声入力の際の認識率」も凄まじく良いのですが、きっとこれらは、未来の「Google版Siri」、あるいは「Google版しゃべってコンシェル」となって登場することでしょう。

ぶっちゃけ、Googleから、すんごいのが出ると思いますヨ。

まあそれでチェックメイトでしょうね。マジで。

で、次に入れたのが「Google Chrome」

次が「Google Reader」でした。

さらに手動で「Google Map」の最新版。

狙ったわけではありません。狙ったら意味ないですから。

天然で「あれ欲しっ」って思ったのから入れたら全部Google謹製アプリでびっくりみたいな。

もちろん「お前はGoogleの生態系に骨の髄まで取り込まれているからだ」との指摘は当たりなのではありますが、たとえば……

「Gmail」の無い世界とか、「Google Maps」の無い世界とか、PCと同期一発なアプリ版「Chrome」がない世界とか、気になる情報勝手に集めといてくれる「Google Reader」の無い世界とか、ちょっとイメージしていただきたいのですね。

どうでしょ?

まあここに「Google 日本語入力 Beta」が加わるというわけで……。

意外にも「ツイッター」とかは二の次だったのでした。「Facebook」なんてまだ入れていないしぃ・笑。

あと雨が降ったり止んだりしている日だったので……

「ピンポイント天気」「雨っす」は速攻で入れました。天気情報大切です。

あと、ちょっと我慢していたのですが、「Chrome」の機能を補完するべく、やっぱり「CMarks Lite」は入れました。便利。どんなアプリなのかはぜひお試しを。

次に「Dropbox」でしたね。これはまさに必要に駆られて系。メインでDropboxを使っているものですから。ちなみにまだ「Google Drive」は入れていません。

個人的に速攻での必要性が無かったというだけでして、人によっては「Google Drive」のほうが速攻で……という方も多かろうと思います。

ちなみに「Any.DO」「ジョルテ」も入れましたが、これらも良く考えれば「Google カレンダー」に紐付けされているクライアントアプリの一種とも言えるわけで、結局ここでもGoogleだったりします。

結局、「Galaxy Nexus 弐号機」によって自らが強度の「Google 依存症」であることが明々白々となりましたとさ・笑。

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「Google Maps」について

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近所の駅名表示が「餃子の王将駅」になっちゃった……とかいうツイット眺めて「スゲー、これぞ想定外」と思っちゃったりする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしでしょうか?

さて、じつはGoogle、さりげにアプリの「Google Maps for Android」を19日にアップデートしていたりします。

強化内容はひとくちに言って、「PCとの連携強化」ですね。

なにせ某MapはPCでは展開されていませんしぃ。

PCでも「Google Maps」はお役立ちですよね、みなさん!

で、アプリの中身では「★マイプレイス」の中身がかなり強化されていて、「過去の場所」「過去の検索記録」がタップするだけでズラリです。

あー、Googleにはすべて知られているナ、と・笑。

で、そもそもiOS5まではGoogle MapsがネイティヴアプリとしてiPhoneに組み込まれていたわけですけれど、ハッキリ言ってAndroid環境下でのGooglleMapsとは中身が違っていました。

Android版はフルサービス。iOS版は一部機能のみ。

特に強烈なのがストリートヴューと連動した「ナビ機能」。

どうもIT関連メディアの多数派は「電車移動派」が圧倒的で、クルマとかバイクの匂いがあんまししない。

実際、スマホの普及によってカーナビの販売数が激減っていう事実があるんですね。

バカ高い車載専用ナビ以外は、「スマホでいいぢゃん!」みたいな世界が展開されてます。

で、結論からいって「カーナビとして積極利用したい」って人は「Android一択」。迷う必要はありません。画面サイズもいろいろ選べますしね。

仮にiOS6用のGoogleMapsが提供されたとしても、今回からは「サードパーティ制限」をモロに食らうので、iOS5以上に機能制限されたアプリとなるのは間違いないでしょう。

またツイッターに対して様々なクライアントアプリが展開されているよう、GoogleMapsに関してもGoogleはAPIを一部開放しているわけで、位置情報サービスの基本の基本としての地図の出来ってのは、地図アプリそのもので完結しているわけではないのですね。← だからこそAppleは自社製にこだわるわけね。

でぇ、「餃子の王将 駅」の話聞いてから、急速に「iPod touchさえも無駄遣い」とか思えてきちゃいました。

Galaxy Nexusはなぜかド新品にもなっちゃったし・笑。

Appleの決断も分からなくはない。けど、1年2年でGoogleMapsに追いつくとは到底思えない。

でもって、この世界の1年2年って、半端無いスピードですからねぇ。

やっちゃったんぢゃないかな……Apple。

まあ、とりあえずAppleの健闘を祈る。

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2012年9月21日金曜日

「Galaxy Nexus 弐号機 始動」


はい、「Galaxy Nexus 墜つ」のPVが望外に良く、まさに人の不幸は蜜の味なんだなー、を実感している今日この頃です・笑。

でもって本日、かのiPhone5発売日に「Galaxy Nexus 弐号機」のリポートっす。

狙っていたわけではなく、超・偶然でありまするぅ。

まず「初号機」が壊れたのは、きっとSamsungさんのせいではございません……。深夜のカウンターバーで、それこそ酔っていましたからね。あんまし記憶ないのですが、ウェッティな指で“ボリュームボタン”とか触れたのが原因なのかなぁ、と。

ボリュームボタンの“UP”とか、誤作動するようになっちゃって、暫くするとウンともスンとも言わなくなったり、思い出したように勝手にボリュームアップしたり、と明らかにヘンに……。

しばらくするとパワーボタンも反応しなくなる時があったり……。これはタマ~に。

で、ドコモショップさんへ。

ガラスも割れていない。水没マークもレッドカードとはなっていない。

状況だけみると、メカニカルトラブル以外の何物でもないのですね、これが……。

でもきっと個人的にはSamsungさんのせいではないような気がしますぅ……。

で。

「ダーターで新品交換OK」が出てから、日常使いには基本的には全く問題ないので(←ボリュームアップはモニタ画面の表示を指で動かせば良い)、このままズルズル“交換”を引き延ばそうか、と孫さん並のダークな心持ちにもなったのですが、なんかパワーボタンの挙動もヘンだったし、快くダーター交換OK出してくれたドコモショップの女子はストレスでボロっボロになっていたしで、ヘンな小細工するのはやめようと思ったのでした。

ただし、半年以上日々過ごしていた初号機と別れるのはツライ。

ランチャーとかも好き勝手にカスタマイズしていて愛着ありますしね。

でも、意を決して“交換”しました。

アクティベートして、瞬間的にAndroid4.0.4が降りてきました。

で、再起動。

ほとんど素の“Android4.0.4で動いているGalaxy Nexus”のホーム画面をスワイプすると、「超ー、ヌルサク」っすね。

惚れ惚れっ。

しかも6月くらいに「あ゛ー、画面が青みがかってきて嫌」とか思ってクレーマーになっちゃろかな……とか画策していたわけですが、素の“Super AMOLED”は白の発色も当然ながら“白”。素晴らしいですぅ。

ここで、大反省ポイントです。

Samsungの有機ELモニタのユーザーは、「こまめにモニタOFFしましょう」


レジ待ちなんかで、前に並んでいる人の、“真っ青”なモニタとか見かけることあると思うのですけど、アレほとんどGalaxy系だと思います。

Galaxy S3の展示品なんかも速攻で「青」になってますよね。

モニタはこまめに消す。ぜひ。

で、続きます。
「Galaxy Nexus 弐号機」バナシは……・笑。

次回は、「どんな順序で、新しいアプリを入れていったか」、です。

70近いアプリを追加でブッ込んでいた初号機ですけど、弐号機については、その都度、“本当に必要にかられたアプリ”しかインストールしないと心に誓いました。

果たして、再起動後、一番初めに入れたアプリとは?

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続々「テザリング」


いわゆる“数字のレトリック”ってやつかな、と。

「安さ」というイメージも、結局、分解されたものを足してみたら“最初言ってたのと変わらない”みたいなオチでした……。反省。

どちらかといえば尊敬している人だったのですが、今回のは、かなり、いただけなかったなぁ。

いや“分かっている人たち”からすれば、毎回毎回こんな“口あんぐり”な、詭弁を繰り返してきたってこと?

で。

孫社長の会見後、KDDIはコメント発表。

「すべては想定内すぎて面白くなかった」と。←やや意訳・笑。

続けて「隠し玉も使わずに済んだ」と。

余裕っすね。

まあこれがWi-Fiルーター抱き合わせ格安プランだったのかなぁ、と、勝手にモーソー。

SBMとしてはあと2年何とかすれば、900MHz帯のプラチナバンドとのエリア構築がなんとか完成レベルにまで到達するから、純増やオフロードの意味も含めて、“2.5GHz帯”を有効利用するってのはアリだろーなー、とは思っていたものですから。

太っ腹のふりして意外と、ケチっ……。

で、KDDIは続けて「田舎のLTE基地局の数を自慢しても意味ないでしょう」と。

でもって、特に日本一ヘビーとされる山手線沿線まわりの自社LTE網の様子を開陳した。

あと、LTEはもちろんだけれど、3Gの「EVDO MC-RevA」の速さも注目してほしいと言っている。で、ですよねぇ~。

まあすべては結果。

結果は本日、勇躍iPhone5を手に入れた御仁たちが“魂の叫び”を各種SNSで開陳してくれることでしょう。速攻で結論は出るね。本日の夜とかとっても楽しみだなぁ。

そもそもAppleは、ソートー前倒しでiPhone5の発表、発売をスケジューリングしたと予想。

これAndroid対策というより、ズバリ、Galaxy S3、及びGalaxy Note2対策でしょう。

日本での発売のタイミングは、フツーなら、いつもどおり10月初旬だったんだと思う。

ただし、販売台数が見込める国に関しては、Appleは今回、“アメリカと同じ”な、予約開始、発売開始スケジュールとしたのだと思う。

それはなぜか?

「予約台数が、4Sを遥かに超えた」というニュースを流したかったからだよ。

結果、株価まで上がったでしょ。

なんか孫さんぽいっすね、この数字の扱い方・笑。

SBMはもちろんauにしても、勘弁してくれっていう前倒しスタートでしょうね、現状では。

あと今回のKDDIのコメントで「Appleの世界観を忠実に再現したい」というのがあって、注目したのだけれど、たとえばiPod miniが10月発売かも…とか言われているでしょ。

その頃になるとAndroidの新作とかも登場してくる。

ややiPhone熱が冷めつつあるタイミングかも、そんな時にiPhone5の特典としてiPad miniとの格安抱き合わせプランを展開するのではないか? と。

テザリング付きなんですら。まさに「Appleが描く世界観」なんぢゃないでしょうか。

あと後出しテザリングなSBMですけれど、テザリングプラン選択すると、用意されていた“お得プラン”が適用されなくなるなんつー噂あり。

本日、契約って人はもちろん要確認ですね。

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2012年9月20日木曜日

続「テザリング」について

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すみませんねぇ、auのテザに対して、SBMは「AXGP(2.5GHz帯)」のWiFiルーターとの抱きあわせプランで対抗するという、予測が大外れで。

商材として安売りできないか、さすがに……。

でも、「本日日中、何かあるかも……」は当たったじょ・笑。

さすがに午後三時からの会見だったんでリアルタイムに視聴できんかった。お茶する優雅なライフスタイルぢゃないものでして……。

で、本日早朝、Ustreamで孫社長の超単独緊急記者会見を見たっ。

まず、「auのLTE網が凄い」っていう世間の風潮に対して、から。

■ 電波吹いてなかったら意味なし

これに関しては、iPhone5用に関しては、auもSBMも2GHz帯だけの対応であって、しかも 帯域はどちらも10MHzであって、ってことは理論値はどちらも75Mbpsなので同じ、と。

しかも我々が既に設置している基地局は多い、と。

さらに日経とかの昔の記事のiPhone4S時代のauとのスピード比較を持ちだして、うちのほうが3Gでも速い(速かった)ことは間違いない、と。

今回の会見に関しては個人的な知識が増えているので、会見内容というより、孫社長の人となりが見えてきましたね。結構、エグいや。今更? まあ、仕方ないといえば仕方ないけどねぇ。

特に「すべての人に高速ネットワークを」的なお題目から始まった会見だし。個人的には超シラけたぜよ。
超大前提で言えるのは……

『auの800MHz帯LTEを使えなくさせたのはどこの誰だ?』ということ。

で、せっかく苦労して土俵を同じ感じにしたのに、巷の風評は「auのLTE網のほうが凄いっ」て感じになっているので、今回の会見では、そのあたりの情報の整理からはじまったわけね。

でもね。

後半の質疑応答で、日経の記者が「他社さんみたいに運用中の基地局のエリアをウェブで公開する予定はないのですか?」との問いに……

「はい」だけ。「で、次」。2秒。マジ。

解説しよう。

ようするに2.1GHzのLTE局の準備は整っていて、総務省に出している数字も間違いないけれど、じつは、電波吹いていないというか、吹けないのが現状のSBMなんだよ。

で、そのあたりのこと会見でイヂってもらいたくないし、他の記者が気づいたりしないように、まずいことは「一瞬」で済ませたわけ。

だから、孫さんは確信犯的に情報をミスリードしようとしていることがよくわかった。マジで。

■「EVDO の実効スピードに注目せよ」

auの田中社長のインタビューでは、まず「すべての基地局を役所に届ける必要はない」し、「表に出てくる数字は六週間前のもの」とのこと。

SBMのバアイ、3GがギッチギチでLTEへとスムースにシフトできないから、可動させていないわけ。電波吹いていないんぢゃ、当面、意味ない数字の羅列なんすよね。

auの2.1GHz帯のLTEも整備中なのは間違いない。ただし、auのバアイは、3Gのトラフィックを800MHz帯と1.5GHz帯のふたつに振り分けることが容易なので、2.1GHz帯のLTE化のスムースさは段違いなのだ。

もちろんそれを既得権益という人もあるだろう。けどさ、事実は事実ってことで。

あとLTEが掴めなかった時、iPhone5は3Gを掴みにイクわけだけれど、auのバアイは、iPhone5そのものが「EVDO マルチキャリア」に対応したため、最大通信速度が9.2Mbpsへと向上している。

動画もばっちりなスピード。

実際、Apple発表会当日からauのiPhone5を貸与され、日本国中飛び回っているジャーナリストの石川温さんは「LTEより “進化した3G”の安定した速さに驚く」と言っている。ここでは何で、SBM版は貸与されず、auからは貸与されたのかな~などという邪推はともかく・。笑。

世の中は「LTE、LTE」って騒いでいるけど、別に速すぎてもあんまし意味ないことも多いわけで、auの「EVDO マルチキャリア」って言葉もお忘れなくっちゅーか、こっちのほうが大事なんでないの?

■ 買取プランについて

これに関しては、ケータイギョーカイの革命だ、とか言っている人いるけど、そうでないの。

「LTE付いていないiPhone」をとっとと国外にもっていきたいだけ。日本国内の中古市場で「iPhone」がだぶついて、当然、安くなって、だったら……みたいな感じで、「3GのiPhone」がSBMのネットワークに再流入するのを防ぎたいだけでしょう。

日本のスマホ人口ってまだまだこれからだしね。

まあ一時的なオハナシだよね。

現状のiPhoneの中古相場も驚くほど高くて(不自然なほど)、だったら新規で……っていう流れにもなっていると思うけど、猛烈な勢いで中古相場が崩壊して、変な流れが発生したら嫌でしょ。

なので、とにかく、とっとと海外に持ち出したいだけ。他のギョーカイでもよくあることさ。

■ テザリングについて

単純にauのテザリングがこれだけ評判になるとは思わなかったんでしょう。逆に「従来通りデータ上限ナシ」のほうが大受けすると思っていたかもしれん、SBM。

でも、そうではなかった、と。

だって、auのはテザリングつけても7GBの上限あるんだもの。

だったら、ウチもヤルっ……という判断が超速いのはさすがの孫社長である。

けど、運用は来年の1月15日からね、と。

年末年始は何とか凌ぎたい。これは当たったね。

この3ヶ月のタイムラグに関しては饒舌だったな。ここでも孫氏の人間性が出ていたと思う。

これだけ情報溢れているのに、騙されるヤツが悪いんだっていうダークな感性は絶対にあると思う。

■ その他の追加プランについて

いろいろ出たけど、結局、周囲を見渡して、後出しジャンケンで、「安さ」を訴求するというSBMらしさ満点なオチ。もちろん分かりやすくて強い訴求力あるしね。まあ商売だから、何でもアリですけどねっ。

■ まとめ

昨日、iOS6がアップデートされて、スカスカの日本地図とかで話題騒然だね・笑。

Google意地悪してずっと出さなきゃいいんだよ、iOS6版。

まあそういうわけにもいかないでしょうけど、ヂラすとは思うよ。ほほ。

とりあえず来年の1月15日まで持ち越しだね。でも、来年のこというと鬼が笑うのさ。

鬼?

そうねぇ、Android4.1、800MHz帯LTEと1.5GHz帯LTEのデュアルバンドLTE、当然テザリングあり、そしてバンドに余裕あるから「データ上限なし」なんていう“鬼”かな・笑。

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2012年9月19日水曜日

「テザリング」について


こんなのが話題になってますね。



まあ最近、ロンドン・オリンピック終わるあたりからずっとツイッターでは無言気味だった孫社長ですが、さすがにiPhone5出たら語らないわけにはまいりませんな。

でも、なんか「下取り価格上げます」みたいなのばっかりだった。

すなわちこれ「自社顧客の囲い込み」。

でも現状のSBMのネットワークを考えると、じつは年末年始過ぎまでは、あんまし新規を増やしたくないと予想したりします。

メリクリとかあけおめで一気に通信負荷が高まって、ブッ飛ぶのが絶対に怖いはず。

明治神宮の初詣とかSBMに限らず、すっげー怖いでしょうね、キャリア各社にとって。

もちろんLTEユーザーが増えると、“移動”の余裕が生まれるので、特に従来モデルのGSMなiPhoneを使っているユーザーには“LTEも対応しているiPhpne”にとっととシフトしてもらいたい。

あとドコモからMNPしてくる人が想像以上に多かったりするのも現状では避けたいはず。

でも現状ではドコモ喰っているのはauでしょう。

SBMとしては“数字”。MNPに関してもマイナスっていう減少だけが怖い。年内は微増でいいのです。

ただし、「auのテザリングはiOS6レベルでプログラミングされている」。

孫社長が「やりましょう」とかいってスグにどうなるものでもないのは明白。

ここで浮上してきた説は……


最新の「AXGPルーター」(2.5GHz帯)を抱き合わせで売るのでは? と。

さすがにダーターにはしないんぢゃないかな。超・格安プラン、と。

SBMが大~好きな『純増』数にも貢献するし、オフロードの一助にもなると。

まあ期待に答えての「やりましょう」ってよりは、ハナから織り込み済みのプランで、予約状況みながらのネタみたいですけどね。

発売がすぐそこだから、本日日中、正式発表されるかもね。

個人的には関係ないですけどぉ……

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2012年9月18日火曜日

続「my Galaxy Nexus 墜つ」


ショップでは“弐号機”をキープしてもらっております。

あれよあれよという間に「ダーターで交換」という流れになって、しかも交換用の在庫ありで、弐号機は目の前に。初号機とご対面などという状況だったのでした。

話、速すぎっ。ちょちょちょ、ちょい待った、と。

確かに99%のデータはクラウド経由なのですが、あまりのスムースな流れに戸惑うワタクシ。

冷静になってちょっとデータとか再確認させて、と。

ということで、弐号機キープの状態でショップを後にしたのでした。

で、一晩寝たりすると「セコイ性分」が鎌首をもたげてきました。

ここで、iPhone5が登場することによって判明した事実を再確認ですぅ。

年末のAndroid、auは、800MHzを中心としつつ、1.5GHzとのデュアルバンドでLTE展開しているくるということ。これは確定です。

調べましたけど、ドコモ「Xi」も今は2.1GHz帯だけなのですね。とにかく“3G”がパッツンパッツンでどうにもならないのでしょう。

あと年末のAndroidは「4.1標準搭載モデル」が何機種かは出るでしょうね。

OTA降りてくるの待つってのジレったすぎますしね。

「ハナッから 4.1」狙います。

それとテザリングも、きっと解禁してくるでしょう。

そしてもうひとつは「データ上限ナシ」の設定あるかも……ということ。

かねてから田中社長はそう明言していた。

iPhone5に7GBの上限設けたの「あれれれれ」と思ったワタクシ。

で、auの800MHz帯LTEをiPhone5で使えないのはAppleの要請だと思う。差配ともいふ。

Appleの立場になってみよう。

アップルにとって単一のキャリアってリスク。それがSBMだとしても。複数を競合させるってのが何かと安心なのね。

なので当然、Appleはキャリア間で大きな「差」が出ないように調整するはず。あるいは出にくいように調整するということ。これはビジネスなんだから当たり前です。

で、個人的にはAppleがどうしたとか、Androidがどうしたとか、あんまし関係なくなっている。

それよりも……

どこでも繋がる。どこよりも速く。しかもテザリング可。さらにデータ上限ナシ。

そんな環境が欲しい。

ヘタすると長年使っていたWi-Fiルーターが必要なくなる可能性さえある。

じつは今、感情的には「auのiPhone5」欲しくて欲しくて仕方ない。

街のショップで「今なら五分で予約可能です」なんて張り紙をガン見してしまう・笑。

そんな己を理で制するために、これを書いているともいえる。

意思弱いから・笑。

で、Galaxy Nexusの話に戻れば……「ほぼ新品になっちゃう。てことはよ……。ふふ。」みたいな、よからぬことをモーソーしているという次第であります。

で、ドコモに関して言えば、ある程度のボリュームでARPU払ってくれるお客さんはauへとドッと移動しちゃって、残るのは「ガラケーで十分(自称)=3G」な人たちばかりになるはずです。

でも通話料金の占めるARPUの割合はどんどん減少しているので、ドコモの経営状態が一気に転落する可能性はすっごく高いと思う。

もちろんドコモさんもXiのテコ入れはするとは思いますが。あ、さて。

などと言いながら「早く、iPod touch 来ないかな~」とかアップルストアを眺めるワタクシ・笑

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Your action change your world !




2012年9月17日月曜日

「My Galaxy Nexus 墜つ」


24時間前までは想定もしておりませんでした。マジで。

マイ「Galaxy Nexus」初号機、お別れです。

悲し~。ありがとう。

詳細は“弐号機”が手元に来てから……。

といっても、既に新品な弐号機は手元にあるのも同然なのですが、チト別れを惜しもうかと。

“初号機”、ガラス割ったとか、水没させたとかではないゆえに。

決定的にダウンしているわけではなく、ほとんど99%がフツーに使えるのです。

でも某ドコモショップさんはダーターで新品へのフルチェン、速攻OK出してくれました。

99%オッケーなんだけど、交換しないわけにはいかない的な……な・に・か。

大好きっ、ドコモの販売最前線の方々っ!

以上、ご報告までっ。

ちなみに…… Xperia GXとSXは、少量づつ入荷しているそうですよん。

Your action change your world !


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↓ Your action charge my wallet !

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「3種類のiPhone5」


SBM社員がdis,ったせいで炎上、話題となった13日発表の「au 田中社長の独占インタビュー」。

怖いですねぇ、ツイッター。気をつけましょう。

しかも、逆に良い宣伝になっちゃたみたいなぁ。

で、そのインタビューの中で、au用のiPhone5は800MHz帯のLTEにも対応しているのに、なぜかauでは使用できない、とのやりとりがあって、田中社長が意味深に「詳しいことはオハナシできませんが…」と。

もともとauはCDMA2000だし、SBMはW-CDMAという異なる通信規格なので、かの有名な「データ通信と音声通話が併用できないau」みたいなオハナシはここから来ているわけですね。

ぢゃあ、SBM用のiPhone5は、どんな帯域に対応しているのだろうと確認すれば……

あれ、LTEは、2.1GHz帯だけ?

で、調べてみると、SBMは「900MHz帯のLTEに関しては、2014年7月から利用可能となる10MHz×2を使ってサービスインする予定」とな。

これ読み飛ばしていた……。

2013年かと思っていた。つまり来年の夏。

でなく、2014年。プラチナLTEは……再来年の夏となもしぃ。

そもそもSBMはApple依存度の高い会社。

実績もある。

Appleにとっては「d」こそが現状、敵以外の何者でもない。

まあボクが孫さんの立場でもAppleに対して「配慮してくれ」という。

だって2年もauが“プラチナLTE”でiPhone先行したら、テザリング云々以前に、やっぱりオワタ状態でしょう。

さすがにAppleも配慮するし、auにも納得してもらうでしょう。

auだってSBM潰すのが目的ではないし、Appleに恩を売るのもありだよね。たとえば「Samsung製品は取り扱うな」とか平気でAppleって言ってきそうでしょ。そういう時用に・笑。

で、SBMの現状は3G回線がパッツンパッツンでしょう。優先順位としては、900GHz帯は3Gを優先して配備するっきゃないでしょう。

てか、2.1GHzは満杯なので、3Gを900MHzに移動させつつ、2.1GHzの帯域を徐々に「LTE化」してゆくしかないのか……。

ぎりっぎりだなぁ。これで大規模な通信障害とか発生させちゃうと……。ぎりぎりだね。あんましdocomoから来られるのも、ちょっと困るのかもね。

で、Xiに関して言えば、身近な人の様子と、WEB上での慟哭などを並べて考えると、絶対的な基地局が少なくてスッカスカというのもあるにしろ、もうひとつは「非プラチナLTE」ならではの症状というか、症例が出ているとしていいかもしれません。

調べるの面倒なのでXiの帯域に関しては具体的なものは知りませんが……。

とにかくi-mode時代から延々と続く、莫大な利益を一体何処に使っちゃったんでしょう……。

で、ボクの予想では、auは、今年の冬のAndroid軍団では「プラチナLTE」ってキャッチコピー使うんじゃないかと思う。

すでに「プラチナバンド」っていう言葉は、某社のおかげて浸透しつつあるしね。

多数派は「えっ、プラチナぢゃないLTEってどんなの?」みたいなぁ・笑。

サブコピーは「すっごく速くて、超~繋がる。やっるぅ、au !」by 剛力彩芽みたいなぁ・笑

ただし、Androidだけね・笑

で、iOSに関しては「iPod touch」で環境をお勉強させていただく。ヤフオクで売るのも超カンタンだし・笑。

で、次のAndroidはどのNexusにしようかなー。楽しみ楽しみ、と。

for your followers thank you!


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2012年9月16日日曜日

「iPod touch 指数」


本国でも予約絶好調なiPhone5。

商売である以上、蓋を開けてみなければ分からない……という怖さありますからね、皆さんホッとしていらっしゃるのではないでしょうか。

真っ青になっているのはきっと……「d」だけ。

ただし、アメリカ財務省もQE3を発表したりと、“大枠”はソートーにリミットに近づいている気配。

まあ秋祭りの季節でもあります。浮世を忘れるApple祭りといったところでしょうか。

ということで、我が命名の……『iPod touch 指数』。

アメリカ本国では299ドルから。

そして日本では24,800円から。

つまり、1ドル83円程度の為替レートをアップルは設定してます。

で、本日のリアルレートは……78円台ですね。

ドル安っ。

ストレートに本国価格にレートを当てはめれば……23,322円。

まあ本国行ったついでに買うならなんですが、輸送費のこと考えれば納得の価格設定でしょうか。

しっかし、厚さ6.4mm、重さ88gっすよ。

しかも今売っているiPod touchの3.5インチモニタよりも軽いんすよ。

すげー。早く触れてみたい。



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「iPod touch」について


AppleのiOS6には個人的にはあまり萌えていない・笑。

根っからのアンチAppleでは決してなく、スマホに先んじて国内販売された超初代iPod touchは、発売日の早朝にアップルストアでポチッとした輩である。しかも五万円弱もした・笑。

Appストアとか無かったんだぜ・笑。ほとんど現状のAir PlayナシのApple TV状態なシロモノ・笑。

で、今回のiPhone5騒動をくどいが振り返る。

日本時間13日深夜 サンフランシスコにて発表

→ ここでは日本での予約開始が翌日14日、発売21日と発表される

同日朝8時より日本ではプレス向け発表会。ただし、これAppleのもの。

→ auのテザリング解禁が判明。SBMは…… ナシ。

翌日14日午後4時より各店舗で予約受付開始。

→ ただし、14日日中はギリギリまで具体的なLTE網の様子や価格プランの詳細は告知されず。

多数派がやや不安なキモチでキャリアを選択したのは間違いないし、とりあえず両社で予約してその後に一方をキャンセルするつもり……などという人も少なくないと思う。

ただし、今回の情報戦、やはり優位なのはauだったと思う。完璧に仕掛ける側だったね。マサヨシ無言みたいな。

ベースにあるのはLTE網の真の実力。

で、国内発表会の朝に既にauはカードは切った。「テザリングあり」。SBMも判然とはしていなかったはず。

まじでツイッターで凄かったかんね、キーワード=「テザリング」。びっくりした。

で、守勢はSBMだから、auの出方みながら、予約開始直前までプランを秘匿したり、変えたりしたのだと思う。

特に初日に並ぶ系の現SBMユーザーはやはり、次もSBMで……的なキモチは強いみたい。“MNPという行為”もワンクッションとなるわけだし。

で、auのバアイは、ごっそりdocomoからイタダイちゃってる様子。モグモグっ。

で、ここで一息、愛用のWi-Fiルーターのスピードチェック。



速っ。

SBMのLTE網はかなり怪しいし、auのもじつは基地局鋭意設営中なんですよね。

イーモバのLTEも1.8GHzなんでプラチナではありません。でもソートーいけてます。

「Wi-Fiルーター」という選択肢もぜひ。

とにかく、かなりの多数派がこれから「iOS6環境下」で暮らすだろう……という事実は無視できません。

特に日々携帯しているスマホのバヤイ。

ちょっとしたOSの特性が人の思考とか行動を間違えなく変えますから。

でもコワイのは、メディアによって自分自身の行動が影響を受けているという意識をほとんどの人がもっていないってことなのですね。

なのであたらしい「iPod touch」でお茶を濁そうかな~とか思っているところ。なんか鳥の羽みたいな感じてすしね。「SFの世界が手の中にある」って評していた人がいましたけど、そういうのにワタクシは弱い。

もちろんジョナサン・アイブが、iPhone5のボディを超精密に切削加工しつつ、700個以上のパーツをスキャンして、最適な組み合わせを選んで、超絶組立て精度を実現しました……なんて解説しているPVを見ると、理屈はいいから、iPhone5ホシーとは確かに思ったりはします・笑。

まだ9月も半ばですよね。

10月発表の「MNP」とか超絶楽しみ。スんゲー世界が展開されているかも~。



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2012年9月15日土曜日

「iPhone5 予約開始」


日本時間13日深夜、サンフランシスコにてアップルはiPhone5発表。

プレスカンファレンスは、ストリーミングで極東の島国でもリアルタイムで視聴可能。トム・クックCEOの英語って、「伝えるための英語」で字幕とかほとんど必要なしかも~な印象。

同日13日朝八時より、都内某所にてアップル・ジャパンも日本向け発表会開催。スチル画像付きの情報がバンバンとリアルタイムで上がってくる。

特に「おっ!」だったのがデモ機での
「au版iPhone5のテザリング設定」

ただし、この発表会はアップルのものであって、au、SBMの料金プラン等の詳細、LTEの概要等の説明はナシ。

でもこのテザリングに対するウェブ上での反応も凄かった。びっくりした。

まあとにかくiPhoneは「予約初日に並ぶ」系な方が多いわけですが、「さあ、SBMにするの、それともauにするの?」な二者択一の問いに関しては、今までで最高レベルとしていいでしょう。

翌日14日の夕方4時より。各種販売チャンネルでiPhone5の受付開始発表。

ただし、14日になってもなかなかサービスや価格の内容は明確とならず、LTEの概要等も説明会を行なってはいるのだけれど、イマイチ明確に伝わっておらず。

昼過ぎには「auのテザリングは別料金で、しかもデータ量上限あるらしい」とか、断片的なものが発表されたり。

iPhone5そのものは、あまりにもリークそのまんまだったし、「ある種のつまらなさが漂うところが、逆に偉大さの証明かも」とか思っていたのですが、国内通信キャリアの闘いに焦点が集まった瞬間、個人的には大変興味深いものとなった。

というのも特にLTE網の具体的な情報は、iPhone5の具体的スペックに触れることになるので詳細は秘匿されていたし、
このLTEの流れは、当然だけれど、iPhoneに留まる問題ではないゆえ。

で、夕方、わざとauとかSBMのショップの前を通って帰宅してみたのですが、びっくりしました。

こんなに人が動いているのか!と。

ドコモ2012夏モデルでは一切見なかった光景ですね、

お店の中がとにかく超~満員。

しかも二者択一のための詳細な情報を咀嚼できたタイミングではないと思う。

けど、それでもこんなに人で溢れている。

すごい商品力ですね、iPhoneって。本気でびっくりした。

ただ私見ではやっぱりauのほうが人並んでいた印象はあった。ネットの情報では「それでもSBMの列のほうが圧倒的に長い」とか多かったので、実態は定かではありませんが……。

auのテザリングに関しては確かにプラス料金とはなるものの2年ダーターサービス(年内契約のバアイ)にもなるみたいだし、ただし、月間7GBのデータ上限は設けられている。

かたやSBMはテザリング設定ないものの、ななんとデータ上限ナシときた。

しかもテザリング機能は「脱獄」したり、iPhone4Sでは脱獄しないでテザリングできちゃうアプリとか存在してましたからねぇ。マニアな人たちにとっては、テザリング機能のプリ設定の有無はあんまし問題ぢゃないのかも、もともと。

価格的にはあんまし変わらないですね。ただし、LTE網の様相はやはりauが凄まじい。SBMはちょっとやそっとじゃ追いつけないのは明白。

そんな雰囲気の中でSBMが打ち出したのが「データ上限なし」でしょう。やっぱり。

ちなみに月間7GBの縛りって、auでは95%の人が7GB内で収まっているそうです。

逆に言えば、7GB以上楽勝で使って、
脱獄してテザリングしまくるぜっていう“筋の良い方々”は、もれなくSBMを選ぶということでしょう。auにとっては体の良い追い払いになるかも・笑。

さて、今回話題のiPhone5のLTE化。Samsungがかねがね「LTEに手を出したら訴えてやるぅ」といって手もみしているのはともかく……ですがぁ。

国内では2.1GHzのLTEのみなのですね。au、SBMともに。auの3GはEVDOマルチキャリアなので9.1Mbpsとかも出るそうです。

で、ともかく、
2.1GHzってプラチナじゃないんです

iPhoneそのものは800MHzのプラチナLTEにも対応しているのです。アメリカではVerizonかな。

しかもauは800MHzのLTE網も実は整備済みなんですね。これが。

でもiPhoneそのものが、auの800MHzにはなぜか対応していないのですって……。な・ぜ・か。

SBMがAppleにねじ込んだに決まってるでしょ。実績あるし言う資格はあるでしょ。

「今、auが800MHzのLTEにも対応したらウチは死ぬ」って。

SBMはiPadも売っているしね。

ただAppleもそんなに甘くないと予想するので、SBMのプラチナバンド=900MHz帯の整備状況を鑑みれば、
「iPhone5S」発売あたりのタイミング、つまり一年後くらいには、Apple自体がauの800MHzとSBMの900MHz帯に同時に対応するのでは?と素人は邪推するものであります・笑。

つまり政治的な配慮ってこと。

で、auは年末から出すAndroid軍団に対しては、800MHzと1.5GHzのデュアルバンドでLTE展開すると13日のインタビューで田中社長は公言した。

最強、最強・笑。

個人的には
「iPod Touchでお茶濁そうかな~」と思いはじめた今日この頃ですぅ・笑。

でもホント、ドコモ夏モデルの「Galaxy S3」と「Xperia SX」はやばかった。もうちょっとでイクとこだった。ホっ。


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2012年9月14日金曜日

「A6 プロセッサー」について


A5Xと比較して「約2倍」速くなった、と。

確かA5Xはサムスン製だったはず。

では、iPhone5に搭載の「A6」は?

クワルコム製なのか。

たとえばAndroid陣営は昨年暮れにAndroid2.x系から4.0系へと大幅なアップデートを遂げた。インターフェイスとか変わるので、OSのヴァージョンアップは誰もが気になるところ。

ただもうひとつ大きな変化があった。

それはクワルコム製プロセッサーの本質的な進化。

半導体プロセスが従来の45nmから、28nmへ。もちろんSnapdragon S4のすべてではないけれど、トップエンドは、集積度そのものが劇的に進化した。

2倍の速さ、にもかかわらずさらに薄く軽く……の正体がきっとこれ。

もちろんこの流れはスマホに限ったオハナシではなく、コンピュータ進化の歴史そのもの。

「2年で2倍の集積度」。

これすなわち『ムーアの法則』。

限界はそのうち訪れるだろう……との予測はあるものの、着実に人類はその法則どおりに現在へと至っている。

スマホ業界へと流れこむ圧倒的なマネーが、着実に「技術的進化」を促す。

そもそもソフトバンクがボーダフォン・ジャパンを買収した当時、我が国はドコモのi-modeがケータイ業界を席巻していた。

二兆円弱の借入をし、ボーダフォンを買収した孫社長は、“株価が半値まで下落する”という不信をマーケットから叩きつけられることともなった。

もちろん当時はアイフォーンのアの字くらいしかなかった。iPod的な携帯できる何か、である。

ただし、孫社長とジョブス氏との親交の深さは有名なオハナシ。

ジョブスの未来のビジョン、そして具体的な「次の一手」を早期の段階から孫氏は知っていた可能性のほうが高い。

プロセッサーの高まり続ける集積度、そして地球を密に覆い始めたクラウドコンピューティング。

すでにPCで実現できているウェブ環境を小型端末で実現できるようにする……。

ケータイキャリアが提供する擬似的なウェブではなく、本当のウェブへの接続。

ソフトバンクは当然のように真っ先にiPhoneを発売し、着実にカスタマーを増やしてゆく。

そして現在、約二兆円もの負債はほぼ完済し、同時に世界レベルでも圧倒的な利益率を誇る企業体へと成長を遂げた。

これわずか五年間程度のオハナシ。

間違いなく“超逆転”でしょう、現時点では。

さて、昨日のiPhone5の発表会。

au版は「テザリング」あり、SBM版はなし。

SBMだってauの出方は分かっていたはず。でも「テザリングなし」。あえて。

何故か?

法人向けを主体として、「独立した通信端末としてのiPad」を売りたいから、か。まだまだ未整備なトラフィックの負担を少しでも軽減したいから、か。SBMの現状では時期尚早すぎる機能なのか……。

また今回の「テザリング可能」なauの決断は、iPhone5に留まるわけがない。

2012冬モデルとして登場するLTE対応「Android4.x軍団」にもテザリング機能が投入されるはず。

ここで言いたいのは、SBM自らが証明しているよう、「超逆転」が起こりうるギョーカイだってこと。

で、本日午後4時にauショップにならぶというのもいいでしょう。

ただし、忘れてならぬのが、噂の「iPad Mini」。

やっぱりiPhone5の4インチ。小さいと言えば小さい。

でも、au版iPhone5にはテザリングが付いている。

ゆえに、iPad MiniのWiFi版とiPhone5の抱き合わせセット販売ってのが、auなら可能なのです。

欲しくありませんか? iPad Mini?

きっと多数派は欲しいと思いますね。で、iPhone5購入と同時に気軽にiPad Miniが手に入るプラン。

いかがでしょう?

本日のモーソーはここまで・笑。

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2012年9月13日木曜日

続「iPhone5」について


夢を見た・笑。

iPhone5なんだけれど、半透明な筐体で「すっげーこれ」とか驚いている自分。

でも夢。で、夜中にムックリと目覚めつつ、リアルタイムでiPhone5の発表会報じているネットメディアをチェックした……。

“モノホン”は……リークのまんまだった……。

夢は夢だった、と・笑。

iPhone5にしろ、新しいiPod Touchにしろ、あまりにも萌えていない自分がコワイ・笑。

ただし本日、朝8時からアップルジャパンは日本で発表会している。リアルタイムでジャンジャン情報が上がってくる。

やはりツイッターは素晴らしい。

で、その中で初めて「萌えネタ」を発見した!

「au版iPhone5はテザリングができる!」

ちなみにSBMのヤツはできない。今までどおり。

しかもau版LTEはエリア、スピード共にスゲーらしいのですね。

どこかみたいな「なんちゃってLTE」ではなく、モノホンLTE。

また以前からauの田中社長は「データ量上限は設けるつもりはない」と公言してる。

チェックメイト!



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2012年9月12日水曜日

「MEDIAS TAB UL N-08D」について


「AQUOS PHONE si」とともに超気になっていたドコモ2012秋モデルがこれ。


『MEDIAS TAB UL N-08D』です。

7インチ。249グラム。

300グラム切りどころか250グラム切りとな。

一気に来るなぁ、と。

しかも最薄部は7.9mm。

縦持ちして、下から2/3くらい、つまり常時手が触れる部分はこの薄さ。


頭が重くてバランス悪いという印象もありませんでした。

あと、Android4.0、ちゃんと動いてました・笑。

ただ、液晶はWXGAなんで、あんまし描画で「おっ」とはなりませんでした。

この部分では有機ELの『REGZA Tab AT570』とは異なる世界。

あと標準で「ATOK」を搭載していて、ご覧のとおり、キーボード画面左右に動かせます。


片手(親指)入力、かなり意識していますねぇ。素晴らしい。

ちなみに横にこれまた秋モデルのGalaxy Tabの7.7が置いてありました。重さ、厚み、やはり「MEDIAS TAB UL」が“未来”してます。いいぞ、NEC!

で、個人的に今更ながら驚いたのが、「7インチと7.7インチの画面サイズの違い」。似たようなもの……みたいに思っていたのですが、明らかに7.7インチのほうがでかい。“0.7”の違いとは思えないほどにふたまわりくらいデカイのでした。← あくまで印象。

とはいえ、さすがの7インチ。ほとんどのバアイで十分な予感。

で、「MEDIAS TAB UL」は、ドコモ販売ですから当然のようにXi対応。通話も可能。

こうなってくると、ブルートゥースのヘッドセットを購入して、会話はヘッドセットで……という世界も十分にありえるはなし。たとえば、普段は腕時計型で着信がすぐ分かり、ワンタッチで腕から外して、耳へ……みたいなの、この世には存在しないのでしょうか。

もちろん普段は、ポッケや襟元にクリップで……みたいなので良いのですが、基本。

まあとにかく一気に250グラム切りまで来たってところが素晴らしい。

7インチパッドとブルートゥース・ヘッドセットとのコンビで“端末は1台だけ”、という選択肢も考えておきましょう。

もちろん個人的には“Xiはいらない”ので、今後続々とこのテのUL、ウルトラライトなタブレットが登場することを期待したいです。まっ、きっと出てくることでしょうぞ。

NECさん、WiFiモデルの「MEDIAS TAB UL」も出してくださいませね。




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続「Google ドライブ」について


「Google ドライブ」がヴァージョンアップした。

Androidはもちろんだが、iOS用も大幅に。

iPhone5発表まで24時間を切った今ですが、まあそんなAppleに花を贈るかのようなタイミングでありんす。実は「Youtube」アプリも新しくなっています、iOS用では……。

で、ふと思ったのですが、Googleの能力を持ってすれば「知らないことはない」のではないか?と。普段は封印している能力を、ちょちょちょと開放するだけで、「あ、iPhone5ってこういうのか、で、発表はこの日なんだな」みたいのがソートー早く判明しちゃったりして・笑。

エシェロンみたいなものだからなぁ……。

というモーソーはともかくぅ・笑。

スマホの時代だ、クラウドの時代だと言っても、Android4.0用の「Google ドキュメント」アプリは、悲しいレベルにあった。← わずか半年前のオハナシ……。もちろん既にDropboxとか、SugarSyncとか、Evernoteとかいろいろ出ていたし。

UIのデザインからしてイカしてなくて、「Googleはマジでヤル気あんのか?」と訝しんでいた。

が、春にドキュメントを統合するカタチで「Google ドライブ」新登場。

なるほど、ドライブを開発していたし、Google社員となればそのプロトタイプを使っていたはずだしで、ドキュメント用アプリは放置プレイだったのか、と。

が、スマホ側でできる編集機能が未熟で使いにくかったので、個人的にはあいかわらず「Dropbox」を使い続けていたのでした。

で、今回のバージョンアップっで競合サービスの良いところをバリっと取り入れて、かなりのレベルで仕上げてきた、と。

Googleって他でも感じることだけれど、焦っていないな、と。今回も。

特にストレージサービスなんてGoogleのお家芸みたいなもんだし、DropboxとかなんかはAmazonのサーバをレンタルしていたりする。つまり、レンタルフィーが掛かっている。Googleとしてはおっとり刀で整備しててもいつかは……みたいな感じなのでしょうか。ヨユーというか。

で、確かにエシェロンのようなGoogleなのだけれど、一応、民間企業ということになっているので・笑、収益を得ないと組織を維持できない。

Androidもダーターで配っている。だから訴訟がややこしくなるのでAppleはハードウエアで莫大な利益を上げているSamsungをターゲットとする。

で、Googleは一体どこから利益を得ているかと言えば2011年度であっても、それは90%以上を「広告」から得ている。100%に近いっていう捉え方でもいいみたい。

翻ってAppleはといえば、やっぱりハードウェアなんすよね。特にiOS系。特に特にiPhoneの収益は化物みたいな感じになっている。Appleの時価総額がアメリカナンバー1、過去最高を記録している裏付けがこれ。

確かにAndroidのシェアが優っている。けれど、単一機種でこれだけ売れているってことは、間違いなく、原価は超安。原価とか知ったら腰抜かすほど安いんでしょう。

なのでAppleがなりふり構わずSamsung訴えているのも納得できる。

現状でもAndroid勢の中でSamsungひとり勝ち。ハイエンドAndroid=Samsungみたいなのが常識な世の中になっちゃうと寡占化が進み、Samsungも利益率を高めることが可能。Appleみたく。

だからAppleは、Androidは雨後の筍みたいな未完成な製品がうじゃうじゃあって、彼らがAndroid内のバトルで疲弊して「いつまでたっても利益率の高いハイエンドな領域ではiPhoneに追いつけない」みたいな状況が望ましい。儲からないと製品開発も自動的に滞るって次第だしね。

見るに見かねたGoogleが複数社にNexus開発させるというのも仕方あるまい、と。

またAndroid云々以前に何らかの原因でiPhoneがコケたりすると、Appleという企業は、ソートーにやばい。Webの大海原に微細に散りばめられたGoogle広告はWebを利用する人たちがいる限り、ある意味安定していると言えるだろうが、ハードウェアのバアイは、一気に不人気という可能性もないとはいえない。

確かにAppleとGoogleは仲いいとは言えない。けれど、利益構造からすれば、かなりボリュームのあるシェアをもつ携帯端末用に質の高い自社クラウドサービスを提供するというのは、しごく当たり前のオハナシでもある。Googleの“本質”にとって、iOSだろうが、Androidだろうが基本的には関係がない。

仮に“本質”の部分で相克が存在するとすれば、それはAppleが提供するクラウドサービスが“閉じている”という点にある。これはFacebookも同様のこと。

auが金出して、チームラボ★とかに好き勝手な端末を作らせてみて欲しいな~。

と、またもやとりとめもないエンディング……。


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