ということで、「iPhone5s/5c」祭りも一息ついた「2013年10月分」。TCAと携帯キャリア各社が契約実績を公表しましたねっ。
このテのデータはいろいろ見方があると思うのですが、ワタクシが注目しているのは「MNP」です。
ぢゃん。
■ ドコモ
■ au
■ ソフトバンク
であります。ドコモはマイナスですので為念。
au と ソフトバンクの数を足すと、ほぼドコモから出て行った数に相当するので、ドコモがあいも変わらず二社の草刈り場になっているのは明らか。
ただし、auとソフトバンクの格差がでかいぞ、と。
やはりドコモユーザーの場合、auのほうを選ぶというのはあると思いますね。ブランド力。また「800MHz帯プラチナLTE」の認知度もソートーに高いはずです。
で、この差。ってーか、ソフトバンクがauにボロ負けでしょう、こりゃ。
ソフトバンクとしては、もっとひどい数字の時があった.....とか言い訳しているみたいですけれど、それってMNP導入時とかiPhoneをauが扱うようになった時とかそういう時代のオハナシでしょ?
スマホ端末販売ランキングなどを振り返れば、です。9月中は、まず林檎厨の人たちが新型のiPhone5s/5cに飛びつく。これを様々なメディアが情報発信する。10月は、結果的にいろんな情報が取捨選択できるようになり、実際の購買行動に多数派が移る時期と申せましょう。
Android端末はそれほど目立った動きはない10月でもあります。ドコモ広報は10月の後半はソートーに巻き返したと語っていますが、それは10月半ばからの「Xperia Z1 SO-01F」の販売と、最終週の「iPhone 5s 32GB」の販売で裏付されてはいます。
やっぱりポイントは、Androidの商材がゼロに等しいソフトバンクが、伝家の宝刀たる「iPhone 5s/5c」のMNPでauにポロ負けしたって事実であります。
ここで「純増数」も観てみましょう。
■ ドコモ
■ au
■ ソフトバンク
あいかわらず、ソフトバンクの数字は訳がわかりません・笑
初スマホの高校生とか大学生は、こぞってソフトバンクを選ぶというのでしょうか......。
だって、仮にMNPによる移動の増減がなかったとすると、ドコモは13万件、auは7万5000件、ソフトバンクは22万件ですぜ。
んなわけないだろ、と。まあソフトバンクお得意の数々の“裏ワザ”をあえて指摘するのも最早、野暮ですけれど・笑
で、こういう見方もありますね。
純増を合計してみます。約43万件。ここからソフトバンクの水増し分を少なく見積もって、7万として・笑、実際、新品スマホが動くことによるユーザー増加は約36万件といったところでしょうか。まあいいや計算面倒なんで35万件にしとこ・笑
ここで、MNP使って動いた人数の総計ですけれど、それすなわちドコモのマイナス分で、10万件近いわけですね。
利益率に多大に貢献してくれるスマホユーザーの約三割がMNPで移動している人たちということになります。
やっぱり現生をブっ込んだり、端末価格猛烈に割り引いてまで稼ぎたい数字なのは間違いありませんわ。
ちなみに少子高齢化が叫ばれるガラパゴス島ですが、高校生世代だけでも300万人は優に超えています。
この数を12で割ると、1ヶ月あたり約25万人となります。
超大雑把な計算ですけれど、大体の大枠の数字は一致しているのでありました。大枠ですぜ、為念。
ともあれMNPでauに大差を付けられ過ぎのソフトバンク。
11月のMNPにも大注目ですね。マジでドコモ、調子上がっている雰囲気だし。今週からドコモ・スリートップのトップ、「AQUOS PHONE ZETA」も投入ですしね。
とりあえず、いぢょ。
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