2021年4月29日木曜日

【 #ハイボール 】令和3年、ウイスキーの概念が個人的に変わった年。#デュワーズ #バランタイン #ホワイトマッカイ


ということで、考察です。

■ ウイスキーって旨い.... 今頃知る

何より安くて酔える、という理由で、ダメおっさんの象徴と称される、サントリー ストロングドライゼロをば、2020年夏頃からリピ買いしておりました。

ワタクシの場合、人工甘味料特有の舌にまとわりつくような甘味が超苦手でして、ノーマルタイプのみのチョイス。

濃過ぎ~とも言われるアルコール濃度は、氷、あるいは追加の炭酸等でどうにでもなる、と思っていましたし、味に関しても上質の塩を微量とか、それこそレモン、ライム等でのアレンジも容易でございますね。

ただし、同じことの繰り返しが苦手でもあるワタクシは、“別の何か”を常に模索しているわけです。

特に2021年、3月を過ぎて暖かくなってきた頃、妙にYouTube がウイスキー系ユーチューバーをリコメンドしてきた、と。オッサン用AIであると同時に、今から思えば、暖かくなってくると「ハイボールに合うウイスキーは?」みたいなニーズも高まるのではないか? と。

まっ、ワタクシとしては何よりコスパ重視ですし、何も知らないのも同然なので、ウイスキー系ユーチューバー各位が推す、「1000円前後で買える、オススメのコスパウイスキー ベスト10」みたいなのを参考にしてみたわけです。

ありがち・w

重複しているものからチョイスすれば、間違いないかな、と。

■ とりあえず試す価値ありそな6ブランド

結果、白羽の矢をたてた候補は、具体的商品名を挙げますと、デュワーズ・ホワイトラベル、バランタイン・ファインネスト、ホワイト&マッカイ、ティーチャーズ、ジョニーウォーカー・レッドラベル、あとこれはまだ試していないのですが、ベル(BELL'S)、となります。

とにかく、超初心者です・w

まず購入したのは、デュワーズ。ハイボールの始祖と謳われているとか、バーテンダーが結構、愛用しているブランドであるとかに食指が動かされた次第。

肉と魚目当てに比較的よく利用する信濃屋 喜多見店。ここでは990円(税別)。OKストアのほうが絶対に安いはず、と思い、信濃屋では買わず、OKで買お~と思っていたら、ななんとOKでは998円。ウッソー、OK様が負ける.... ガチでびっくり。

後で知ったのですが、信濃屋って、特にワインとウイスキーに関しては、ソートーに販売力もっているみたいなのですね、これも知らなかったことでした。

で、肝心の味。デュワーズ。ユーチューブでしっかり「ハイボールの作り方」をお勉強した上で、飲みました。

「うまっ」と率直に思いましたね。大げさに言えば、今まで飲んできたハイボールって? 的な感動です。そ、感動としていいでしょう。

感動あればこそ、興味が増した、そこそこ萌えている・w ここポイント。出発点。



■ 店によって価格差あり過ぎ~

信濃屋 喜多見店にはホワイトマッカイの在庫がない。ものは試しに普段は、ほとんど利用しない、信濃屋 喜多見店から歩いて30秒の泣く子も黙る全国区、業務スーパー様の暖簾をくぐったぞ、と。

デュワーズは確か999円。その横に、ホワイトマッカイあるぢゃん、999円。おまけグラスも付いていたので買いました・w ラベルで確認すれば、インポーターは明治屋なのか、と。ホワイトマッカイは在庫していない店もチラホラですが、セレブなスーパーとして有名な明治屋としても、ことアルコールの流通に関しては、それほど強くないんだろーなー、的な印象ででございます。

このあたりで俄然、店舗による在庫のラインナップとか、もちろん値付けとか超興味が湧いてきました、のでありまする。

もちろん、ウイスキー主体で、気になる店をパトロールしましたよ。

具体的には、調布のビッグカメラ(1F半分がアルコールゾーン)、成城石井の成城本店と調布店、信濃屋 喜多見店、信濃屋 本店(世田谷区代田)、業務スーパー喜多見店、オダキューOX 成城店&狛江店、イトーヨーカドー国領店、サミットストア喜多見店、オーケー(OKストア)狛江店&狛江中和泉店、てな感じでしょうか。

比較してびつくし。今のご時世、いくらなんでも、価格差ありすぎなんぢゃねー、的な。

高価、高額なウイスキーはともかく、エントリーモデルでの価格差、凄すぎ。

本気でビツクシ。

大枠では嗜好品に分類されることはあるにしろ、とにかくビツクシ。

■ 店舗の個性がウイスキーに出てるかも

あと、具体的にはティーチャーズが、オーケー狛江店では、ななんと750円で売ってて腰抜かしました。さすがアル中製造工場と称されるオーケー様です。ヤバすぎ。

ティーチャーズはかのサントリーがインポーター。有名タレント使ったCFを地上波で流すだけの各種実力はもっている....。OKの販売力&政治力とのあわせ技でしょう。

Amazonでも価格を調べてみたけど、よくある900円台でした。けど、(基本)配送料無料のことを考えれば、ここでもAmazon、恐るべし、なのは間違いないことでしょう。

あと、OKストア絡みでティーチャーズに関して驚いたのは、古い狛江店では売っていて、比較的新しい狛江中和泉店では在庫していないってこと。この2店は、歴史だけではなく、売り場面積が違うこともありつつ、ななんと500mくらいしか離れていない立地というのがあります。棲み分けしているんだなー、と。

これ書きながら、OKストア調布店、OKストア成城店、OKストア新用賀店もチェックしておこー、と思った次第。

新用賀店行くついでに、環八の三本杉陸橋近くに2021年春にオープンしたばかりの『SOCOLA』のテナントのひとつ、KINOKUNIYA もパトロールしてみよっと。薄ら高いに決まっているのですけど・w、まっ、店の個性を知る、という意味が大。

ちなみに、デュワーズとホワイトマッカイ、ツンとするアルコール臭さはほとんどなく、何より“甘み”が個性。初心者的には、ほんとビツクシでした。

何かが原因でウイスキーって苦手と思っている方に、ぜひ、的な。女性ウケも絶対にいいと思われます。特にデュワーズ、供給の安定っぷりとか、多種多様な顧客への対応、もともと絶対的にお安いので、バーが商品化する時も、お客が手を出しやすい設定ができるとか、もちろんバーとしては、リピーターになってもらいたいわけでして、多数派の顧客満足度が高いので、結果的にプロが選ぶってことなのではないか、と今のところ推測しちょります。

んで、世界ナンバワンの売上げを誇りつつ、味の評価も高いジョニ赤なのですが、それこそ日本で超定番っちゅーか、ド定番ちゅーか、老若男女知っている的なメジャーっぷりなので、ワタクシ的には後回しにしていたのでした。

けど、いろいろ試してみてから、ジョニ赤飲んだら、感心した。スーパーバランスなんす。味の要素にはいろいろあると思いますけど、何かが突出している印象はなく、スーパーバランス。刺激的ではないけど、すべての要素が楽しめるって感じ。褒めすぎ・w ?

だから、すごく売れるんだー、と思った次第。北米大陸、アメリカとかカナダのニーズは、ライト系らしいんですけど、そういうニーズにも対応しちゃうことでしょう。マニアの業として、どんどん個性とか求めちゃうんでしょうけど、感覚麻痺しちゃっているかも~とか思ったら、たまにはジョニ赤に戻る的な考え、ありかも的な。

ぶっちゃけ、何より味に感心したジョニ赤。

■ 為替と税制が歪めた価値観....

なので思いついたのが、日本で長年ド定番であったからこそ、昔は幾らしていたのか? みたいなこと。

若い世代はガチで知らないみたいだけど、「ハワイ行ったら、ジョニ黒が土産」みたいな時代があったみたいなのでして。

調べました。1ドル360円の超円安為替レート、そして日本国内での酒税法のあわせ技によって、ななんと30年くらい前は、ななんと、ジョニ赤が今の1万円くらいしていたそうです。

い・ち・ま・ん。

ちなみにワタクシが令和3年4月にOKストアで買ったジョニ赤は.....、979円 税別。

やばい・w ぇない....。

このあたりで、ウイスキーという代物が、為替とか税制とかで、その価値を歪められてしまっていたのは間違いないことでありましょう。

今や そこら中でアルコールが売られている日本ですけど、ちよっと前までは、販売店は免許制。ある種の利権ショーバイ。アナログな時代、大蔵省がキッチリ酒税に網かぶせるのが目的だったのでしょう。

もちろん、為替と関税と酒税の砦に守られて自称・国産ウィスキーメーカーが跋扈していたわけです。いや今だに....。

ワタクシ個人でいえば、ウイスキーが苦手っていうより、美味しいと感じなかったわけです。特に大切なのは、やんちゃしたくなる幼少時代の初体験とか・w。

フォアローゼスとかターキーとかのバーボンのほうが美味しいと思った記憶があるけれど、子供ゆえに飲み方を知らず、後でえらい目にあった記憶のほうがデカイ。

あと、漫画の『おいしんぼ』が、サントリーを思いっきりdis.って、ニッカを持ち上げたのが話題になった時があって、その時もミーハーなワタクシは試して「確かに飲むならニッカかな」と思った記憶がある。けど長続きはしなかった。

※ NHK朝の連ドラ『マッサン』もかなり話題性あったと記憶しているけど、とある回で、ななんとサントリーを露骨にdis.っているのがあるそう。今にして思えば、あの主演の白人女性は、もっと日本のお茶の間に進出しても良かったのでは? と思うのですが、サントリーを敵に回しちゃ.... ですよねぇ。

当時はワタクシの脳には糖質制限などという概念はなく、居酒屋行けば、「とりあえず生」的なフツーの人種。

んで、焼酎ブームとか、酎ハイブームの波に乗る、と・w

まっ、多数派にとって初めてのウイスキーって、きっと「角」なのでは? と思うわけです。あるいは、いまだ ウイスキー ≒ 角....。あなたはいかが?

仮にです。もしワタクシにとって初めてのウイスキー体験が、ちゃんと作ったデュワーズのハイボールだったら、ソートーその後の人生は変わったのでは? とマジで思うのです。

※ 熟成によってアルコールと水分がマリッジするので、アルコールのツンは消えてゆくらしい。

■ 単純、美味しいと感じなければ飲まんっ

ちなみに冒頭にご紹介したアル中の味方、ストロングドライゼロに関しては、いまやまったく興味を失ってしまったワタクシ、です。

暖かくなってきた今どき、日中、動いて、帰宅しての、ウイスキーのハイボールが楽しみです。単純に「うまっー」だから・w。

糖質制限してからら、甘みに対する感受性が強くなったので糖質入っている醸造酒は基本的には飲まない。ビール基本的に飲まない。ワインはたまーに。今や超たま。基本的には赤。日本酒も基本的には飲まず。そんなヤツがこれ書いているので、よしなに....。

んで、試しに角のハイボール缶、アルコール度数の高い方も比較に試してみたんですけど、半分残しました。無理。そんなヤツがこれ書いてます。よしなに....。

 あとブランド選びに参考にさせていただいたウイスキー系ユーチューバーが、最も2020年に消費したのがティーチャーズだったのですけど、ワタクシの選択肢からは、現状、外れています。ビンに残っているのは、エマージェンシー用。

で、思い出したのが、そのユーチューバー、サブで置いているのが、角の4リッターらしいのですね。今のワタクシとしては、安くても、角は置かない....。ティーチャーズも先に書いたよう、オーケーでは爆安なれど、(今の所)積極的には手は取らない....予定。

※ 角についてはdis.っている人多いので気になる人は要チェック。最新ネタとしては、業務用の5リッターは、原料変えて、リキュール扱いを明示し始めたそう。“時節柄”のコストダウンでしょうかね。

※ ハイボールは角しか置いていないなんつー居酒屋は残念だよなー。けど、サントリーの営業とか超強いんだろーなー。しみじみ。

200円くらいの差額だったら、好きなものを、っていう嗜好品の世界、と。

■ 一切飲まない という選択肢も前提にあり

ちなみにワタクシ、2019年5月くらいから、2020年8月まで、アルコール類、一切口に入れなかったというオトコでもあります。試しに「炭酸水で誤魔化せるのでは?」を実験してみたら、これが意外と飲まなくても平気だったりしつつ、逆に飲まないで平気な自分が不思議とか、でも強めのストレス掛かると飲みたくなるとか、コマーシャル見てもなーんにも気にならなくなる自分とか、ガチ面白かっただけ。再開の理由は暑い季節がストレスフルだったのと、外出しまくる雰囲気でもなかったので、速攻で寝るための....的な、言い訳・www

ウイスキーのこと書いているのですけど、ワタクシにとっては「飲まない」という選択肢もあるぞ、と。実績あり・w

クラフトビールは流行り気味だけど、おしなべて甘い。レギュラー・コーラ並みに糖質入っているので....。ノンアルでもガッチリ糖質入っているものもあるので注意。ちなみにワタクシの場合、ななんとクラフトビール醸造所が3軒も近くにあるっ。結構前から全国のクラフトビールを集めたバーダイニングとかあって試しているので念の為。

根がミーハーなのでガン無視などはしていないのです・w

ワタクシが最重視しているのは、アルコールよりも、糖質ですね、間違いなく。

最近ワタクシが気に入っている家系反逆児『王道家』の社長もユーチューブで言ってた。糖質は麻薬だってさ。脳バグらせるために、どんどん糖度上げてゆくラーメン屋多いので注意って言ってた。あと塩の濃度も.....。

ビールに関しては、ヨーロッパ系はアルコール度数高めの印象だし、アメリカはバドワイザーとか薄口っつーか、水っぽいというか・w。それらと比較すると日本のビールって甘っ。カナディアンクラブとかカティサークの薄口感が北米仕様ちゅーのと同じ構図ですな。

とはいえ、最近見つけた黒ビール(ギネスではなく、国産。名前忘れた。COEDOでもない)は、苦美味しくて最後まで飲み干せたかも。たまには飲みたいかも、と。

■ 令和 = 新常識の時代、だなー、と

事実として、角は本物スコッチと比較して、下手しなくても、お高い時代。それが令和。


今となれば、です。お次はハイボールで消費喚起しようとして、ライバルに先んじて、ガンガンに地上波でプロパガンダCF流したのは何処でしょうか? 結果として印象に残っているのは何処? と。

※ ちなみにバランタインもティーチャーズも、インポーターはサントリーなんすけど、ここまで「角」が強気の価格設定っちゅーのは、やっぱり政策なんだろなー、と感じているところ。自社製なんだし利益率高いに決まっているし、それを強気の販売価格で押し切るには.... サントリーお得意の怒涛の広告予算で多数派を洗脳....、いや啓蒙する、ということかなー、と。

まっ、ともあれ、です。とりあえずデュワーズ・w

ただし、ハイボールの季節ってことで、地上波でも今、デュワーズ、CF流しているれど、個人的にはちょっと違うんぢゃね? と感じます。それと比較しちゃうと、サントリーはやっぱりCFはピカイチっですなー、さすが・www