spモードメールの障害があった翌日に、ドコモの「LTE技術に対する取り組み」の説明会がありましたね。
10月のMNP転出は史上最高の18万強となったドコモ様。
また冬モデルのAndroidが出揃っていないドコモ様。
果たしてどんなアピールを行なったのでしょうか。
■ 下リ100Mbpsの運用開始
2013年春までに全国50都市にまで広がるそうです。ただし、東京は「否」ですな。なぜなら1.5GHz帯はFomaでパッツンパッツンゆえ。
あと2012冬モデル以降の機種でないと新バンドには対応しませんね。
地方都市では「超オイシイ」環境な人も現れるけど、それは新しい端末買った人に限るってオハナシ。
■ 都内でも下リ75Mbps基地局が増える
冒頭の地図がそれですが、左の超ピンスポットだけでさんざん「下リ75Mbps(最大)」って宣伝しまくってきたのですから恐れ入ります・笑。
ただし、2012年末までには右くらいにはなるそうです。都内では300箇所。
これがやっと実現できた理由は、FOMAが空き始めたので、2.1GHzの帯域で、もう5MHz使えるようになったから、と。
もちろんこれ旧型Xiの方にも対応しますよ。
ただし、なんです。
2012年5月から現在のトラフィック量の推移をFOMAとXiで比較しているのですが……
FOMAは0.9倍
Xiは、1.8倍
なんですよね。
わすが5ヶ月くらいのうちに、Xiは1.8倍、つまり2倍近くトラフィックが増えて、FOMAは減っているけれど、0.9です。
つまりバランスはまったくとれていないってことですな。
スマホのデータ利用量が半端ないことが分かります。
ちなみに現在FOMAがどれくらいの帯域を使っているかといえば……
800MHz帯で5MHz×3
1.7GHz帯で5MHz×4
2.1GHz帯で5MHz×3
これだけ使っていてパッツンパッツン。
このうちの2.1GHz帯のたった一波=5MHzをXiへと転用するというオハナシなのです。
東京「Xi」のオハナシだと、フツーで下リ6Mbpsくらいだったら御の字で、ちょっと混みあったている場所行くと、下手すると1とか2とか3Mbpsまでガンとスピードが落ちて「あれれれれれれ~」とかなりません?
それの対策ということなのですが、まあ同じ帯域でのLTEの通信効率が高いとは言っても、基本的には2.1GHz帯のたったの5MHzにこれからもどんどんと人が入ってくるわけでしょ。
やっぱりこれからの2年はドコモは避けるのが賢明なのではないでしょうか?
一消費者として冷静に考えるところなのですが……。
まああと人口カバー率に対する考え方の違いとか、そもそもLTEはドコモが先陣切って開発してきたんだよー、な説明があったみたいですね。
で、ポイントはやっぱり絶対的な「速さ」ですね。
では果たしてどのくらいのスピードが出ていれば快適なのか?
個人的にはだいたい10Mbps以上で繋がっていることが多い。by イーモバ。
で、それが5Mbps程度に落ちていると自然と気づく、ことが多い。
スピードテストで確認するとやっぱりな……みたいな。
で、先日、Xiとauの4G LTEとSBMの2.5GHzのLTEでの全国での接続・スピードテストの結果が出ていたのですが、やっぱりauがブッチギリ。接続率とスピード。
あと、特定のブラウザの描画スピードとかも出ていたのですが、同一機種で比較できるわけですけれど、やっぱり10M出ているか、5M程度なのかで「秒単位」で描画に差が出ていました。
やっぱりそうなんだ、と思いましたね。
個人的にはドコモのLTEはやっぱり避ける、というオハナシでございました~。
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