2012年11月16日金曜日

「Android 4.1.1」・疑惑


当然のように、「Galaxy Nexus」に触れる時間がグンっと長くなりました・笑。

描画の速さ滑らかさは凄いな、と。

基本的には10Mbps以上でウェブとは接続していますよ。

ただし、たとえば大量の写真が貼り付けられたウェブページを表示する時なんぞ、「あ、これGalaxy S3とかだったら、サックリっなんだろうな」と思うことはあります。これ、CPU性能の絶対差がモロに出ちゃうシチュエーションですねぇ。

CPUの性能差はやはり相応にあって、それは体感できちゃう。当然ですが、一応書いておきます。

ただし、触れる時間が長くなるほどに疑惑が……

「この描画の“能力”って最初から折込み済みだったのでは?」と。

Galaxy Nexus登場は昨年のちょうど今頃ですが、その時点で既に「Android4.1」の、特に描画性能に関しては、ある程度、出来上がっていたのかも。開発目標に達していた、みたいなぁ。ただし、とりあえず「Android2.3」との差が絶大すぎるしで、あえて「封印」していたのでは? という疑惑。

で、予定どおり半年後には、Nexus7と一緒に「Android4.1」は華々しくお披露目、と。発表会では「4.1入りのGalaxy Nexus」も参加者には配られたようですしねぇ。

あるいはこうかも……。

さすがに6月末だとiPhone5は対応できないだろうけど、その半年前に発表するとiPhone5開発のひとつのターゲットになっちゃうから、とか。

つまり、三味線を弾く。わざとフルアタックしないで、予選はそこそこのタイムで通過するみたいなヤツ。相手、油断させる、みたいな・笑。

Googleの武器ってOSですよね。

だからOSではフルアタックしない(開発はフルアタックだけど、商品化では抑え気味という意)。CPUの性能向上とか睨みながら、基本的には“抑え気味”で発表している、という可能性。

逆にアップルは、OSはフルアタック。けれど、ハードウェアの部分で三味線を弾いて、“伸びしろ”をわざと残しておくみたいな。

確かに超・日進月歩のギョーカイだけど、本質的な進化はあくまで「ムーアの法則」に縛られていて、やっぱり2年はかかるのかもしれません。

CPUの性能が筐体のサイズとかデザインまでも変えてしまうチカラを秘めているという意味で。

そもそもSamsungがNexusを手放すというのがチト不自然。もちろんNexus10は作りましたが、あくまでも本流はスマホでしょ。Nexusを作ることで、Samsungがここまでノシたのは間違いない、と。

で、Nexus4なんですけど、ぶっちゃけGalaxy Nexusと比べてあまりにも代わり映えしない……。冷静に眺めてそう感じません?

「ものすげー、New Galaxy Nexus」を作ろうとした場合、やっぱり2年は必要となって、「Nexus 4」ではお茶を濁しているってのないかなー? LTEにてんで対応する気がないところなんぞ、開発者用として割り切りすぎ。最先端クワッドコア採用でGalaxy Nexusよりは速くして作業性は上げといたから許してね~、みたいな・笑。

で、なんでLGなのかといえば、白モノ家電なんぢゃないかな、と。GoogleTVとかもLG製でしょう。洗濯機とかエアコンとか冷蔵庫とかレンジとか、すべてのものにAndroidOSを埋め込んでいきたい。なのでここは「LG」に、一緒にお勉強してちょ、みたいな・笑。Samsungは今、すっごいの作っているから、今年はお休み、みたいなぁ。

たとえばPanasonicは、いま「家電をスマホでコントロール」とかTVCFしてるでしょ。でも肝心の「ELUGA」は開発中止というか、スマホから撤退ですからね。家電側は独自組み込みOSで対処して、スマホ側はアプリでコントロールすればいいんでしょ、みたいな発想だと思うんだけれど、下手するとPanasonic、次世代家電では決定的に負けちゃうかも……。

整理します。

● 本質的なハードウェアの革新は二年ごと、かも
● アップルはハードのスペックで三味線を弾く、のかも
● Googleは、OSのスペックで三味線を弾く、のかも

以上す。

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