2015年11月23日月曜日
Kindle 版 ナント一冊、50円!『新世紀エヴァンゲリオン』の14巻を購入!【iPad mini】
ちょっと前、ついに完結、貞本義行作のコミック版『新世紀エヴァンゲリオン』、というのが話題になっていました。
最終巻は、第14巻となりやす。
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「どんな終わり方なのかなぁ?」とはチト気になったものの、それほどのマニアでもないので、基本的にはスルーしておりました。本屋とかで立ち読みもできない時代だし。
そもそもとっくの昔に漫画を蔵書したくなくなっていて、気になる漫画のタイトルを聞くと、まんが喫茶に寄って、一気読みしていた時代があったのですが、それもしなくなったなぁ.......。
んが、先日、ななんとAmazon のKindle版が、一冊 50円ぽっきりというニュースが!
全巻揃えても、たったの700円とな。マジすか。
とはいえワタクシ、ケチなので、様子見のために、気になっていた14巻のみをポチりました。
初代 iPad mini でもなんの痛痒もなく閲覧できちゃうってのが凄すぎ。
この調子だと、Apple Pencil がiPad とか iPad mini に対応するようになったら、“次”を検討しても良いかな~、とか思ったり。
で、ともあれです。
この、話題の最新刊でも、たったの50円ってのは、一体何なのでしょう?
版元はカドカワ。
最近ではアスキーを資本提携下に収めて、PC系雑誌を廃刊しまくり。やっぱり、“紙”が無くなると、ウェブ版のアスキー Plus も勢いがなくなって寂しいよなぁ、と。
スマホバブル終焉のひとつのカタチといったところでしょうか......。
そもそもカドカワの出版事業はそういう情勢なのだから、話題の最新作を50円でばら撒くって何よ、と。
エヴァのコアなファンの刈り込みは既に終わっているとしても.....。
仮説のひとつとしては、Amazon が金を出している可能性。いくばくかの。
その理由は、最近、あんましKindle のハードウェアが売れていないみたいゆえ。それと比例して、電子書籍(Kindle本)の売上も頭打ちみたいゆえ。
エヴァ人気は結構、年齢が広く、上は50歳そこそこまでカバーしているはず。
最近でも、セブンがエヴァ・スマホを発売したり、JR西日本が、エヴァ・新幹線を作ったりして、話題性もフレッシュであります。アニメの新作は来年に持ち越し?
一冊 50円でエヴァをばら撒くと、だったら最新のKindle端末、買おうかな、という人も少なくないはず。
ここで確認。
一番安いKibdle が8000円台。
Paper Whinte が、1万4,000円台。
高精細がウリのVoyage が2万4000円弱。
あと、カラー・タブレットのFire が、8000円台。
Fire HD 6 が1万2000円弱、と。
で、年末年始の移動とかヒマ用に、他の書籍や雑誌もいかが? ってなところでしょうか。
あと、エヴァ・ビジネス全体を考えると、“バイブル”本がダーターで配られるというのはアリだと思います。
ホテルのテーブルの引き出しに、なぜか聖書が鎮座している、なんてのと同じ構図かな、と。
主な収益源は、新作の劇場公開とか、各種マーチャンダイジング、もちろんパチンコ台も含む。
なのでカドカワだけが負担するのではなく、GAINAX とか、テレ東が負担分担していても不思議ではない。
で、エヴァ。
テレビ初放映は、1995年。バブルの資金力が、庵野監督を世に知らしめたのは間違いない。
けど、基本、ずっと同じオハナシを、あーでもない、こーでもないと.......。
出口ない感じを受けるのはワタクシだけでしょうか。
もちろんそれが庵野監督の芸風だから良いのですが.......。
なんかひとつの“失われた20年”の象徴みたく、最近は感じているのですわ。
貞本画伯のコミックスも完結したことだし、そろそろ“次”にいきませんか? 的な.....。
ルーカスはもう嫌になっちゃって、版権丸ごと、ディズニーに売っぱらったら、新作スターウォーズは、既にマーチャンダイジングの嵐だしぃ。せちがらいのぉ。
そうそう、ガンダム アニメは「THE ORIGIN」ってことで、グルリと元に戻っちゃったしなぁ。
とりあえず、いぢょ!
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