2015年11月9日月曜日
“純増数”に注目すると、今期、ソフトバンクだけが異常な状態に陥っている件!【決算】
そもそも、です。
ソフトバンクの2013年夏モデルのAndroid って、LTE は、2.5GHz帯のAXGPのみの対応だったわけです。
遡って2012年秋、慌ててマサヨシさんは、イーモバイルを買収した。iPhone 5 発売直後のオハナシ。
なぜ、慌ててイーモバを買収したのか? と言えば、きっとiPhone 5s では、au の800MHz帯LTEの使用をAppleが受理したからでしょう。
それまでの2.1GHz 帯のみでは、auの800MHz にスピード、及び接続率で負けるのは明々白々だったゆえに、天敵とも言える千本会長に直談判までして、マサヨシさんは、イーモバの1.7GHz帯をゲットした、と。
Appleは当然、自社製品の接続率とか、微細にモニタリングしているはず。
iPhone 5s では、ドコモ攻略のために、既に1.7GHz帯の周波数の対応を準備していたAppleですから、下手すると、クックCEO は、「イーモバ買え」とマサヨシさんに命令した可能性さえある。
マサヨシさんにとって、晴天の霹靂だったのは、2013年夏モデルのAndroidの対応周波数を見れば分かるわけです。2012年の秋にイーモバ買収を決めたから、間に合わなかったわけ。
1.7GHz帯どころか、2.1GHz帯にさえ対応していない。2.5GHzのAXGPのみ。ようするに、iPhone 5 / 5s は2.1GHzだけでのり切ろうと考えていて、Android には2.5GHzしか使わせない予定だったということ。
そういうAndroid買う人ってどういう人でしょうか?
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特に、今年、2015年4月以降、ごっそり、いわゆる格安SIMとか、格安スマホへと移動したとしても不思議ないのでは?
で、先日連続で開催された国内3大キャリアの2016年度 第2四半期での数字。
ドコモは、正式に、上期(2015年4~9月)の純増は、190万件で、その半分がMVNO(格安SIM)だったと認めております。
auは、冒頭のスクショのよう、決算発表会で、しっかり95万と純増数を明示。
なので格安SIMを除けば、95万同士ということで、ドコモとauは純増で肩を並べているのでした。
一方、ソフトバンク。
諸説あるところですが、第1四半期で、47万件の純減、第2四半期で、30万件の純減らしいです。
なので足すと、上期で約77万件の純減。純増ぢゃないですよ、純減ですわ.....。
ちなみに、“金の卵”である、スマホ、ガラケー、タブレット、ルーターのみの数では、第1四半期で約2万の純増、第二四半期で約4万の純増とのこと。
足しても、6万にしかなりません。
ドコモやauが、往年のソフトバンクがごとく、フォトフレームとかみまもりケータイとか抱き合わせてで純増数の嵩増ししているとも思いにくい......。
95万、95万、6万ですからねぇ......。
桁が違う、どころぢゃありまへん。
マサヨシさん的には、細かなディティールはともかく、こと国内通信事業だけをピックアップしても、対前年で、売上げも、経常利益も順調に拡大しているのだから、まっ、そういうこと、なのだそう。
けど、素人的には、「んなわけ、ないんぢゃね?」といったところ。
仮に、マサヨシさんの言っていることが正しいとしたら、それだけ派手に水増しして、ユーザーにフォトフレームとかおっつけてきた、ってことにもなるわけです。
どっちもどっちだな、と・笑
とりあえず、いぢょ!
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