2018年3月26日月曜日

結局、人手不足!? 家系ラーメン「喜多見屋」、開店休業中~。【祝 小田急新ダイヤ】


■ 世田谷のプチ田舎は、世相が反映されやすいのかも

ということで、大枠では糖質制限ダイエットねた・w。

最新の雑誌ターザンによれば、豚骨ラーメン、一杯で角砂糖23個分の糖質。67.6グラムだってさ。



世田谷区喜多見にある家系ラーメン「喜多見屋」が開店休業中~。


インデペ系を装っていますが、東京チカラめしで、一時は一世を博した三光マーケティングフーズのチェーン店であります。

そもそも高齢化が進むエリア。家系ラーメンとかニーズあるのかなーというのが素人の印象ではありました。

とはいえ、喜多見には小田急の基地があり、出入りしている業者も多い。ベッドタウンでもあるのでサラリーマンの帰宅時間も狙える。日大、成城学園、専修大学の学生が住んでいることも多い.....。

やっぱり人手不足が世田谷のプチ田舎には顕現しやすいのだろう、と。

そもそもラーメン屋のオペレーションって難易度低くないでしょう。

しかも、夕方から入ったとしたら、深夜まで営業が続く。実際、まずは深夜帯の営業時間を短くしたらしい。

あと、昨年、隣の成城に系列店が出来た。露骨に成城大学の学生の通学路。じつはそこも営業時間を削っている。んで、喜多見店よりも成城店を重視するはず。

あと、昔から祖師谷大蔵にもある。成城の隣。この店は日大商学部の学生狙いでしょう。

そもそも少子化。

そこにきてこのところ、新卒の就職率は俄然、上がっている。

本来なら地元のスタッフを採用して育成するのが筋であるものの、ちっとも人が来ないので深夜帯の営業時間削ったのは、終電の時間に合わせたということでしょう。

プチ田舎といっても、小金持ちが多いエリアで、ヤンキーはほぼ皆無。マジで。

そうそう、喜多見駅高架下の「魚民」が撤退した。


そもそも小田急の高架下ってショバ代がすっげー高いらしい。電研(財団法人 電力研究所)のスタッフも震災後に筑波とか横須賀に振り分けられたらしく、喜多見に通う人は減っているらしい。


そして隣の狛江にも魚民がある。駅からチト離れているので多少はショバ代は安かろう。ホルモン焼き屋と併設である。小田急のダイヤ改正で狛江は準急が停まるようになった。人の流れはますます狛江。バスターミナルもしっかりしているし。

ここで調べてみた。喜多見・狛江・和泉多摩川駅が高架化されたのはいつか?

※ 小田急でこんな狭いエリアに3つも駅があるのはここだけらしい。


1997年でした。古っ。もっと新宿寄りの駅は高架にするか地下にするかで住民と揉めたので新ダイヤ改正まで20年掛かったのでした。長っ。下北沢の地上部分なんてまだ再開発中ですしね。

当時、50歳だった人は、今70歳か....。それこそ居酒屋ニーズの絶対数も減っているわ。


一方で狛江駅高架下の海鮮系居酒屋「鮮乃庄」は改装中。

この20年で、狛江からは航空計器みたいな企業が逃げていったので、中の人によれば「大箱すぎる」らしい。けど、光明もある。それは新ダイヤで準急が停まるようになっただけではなく、航空計器跡地や電研の敷地内に大型マンションが出来、露骨に人口が増えているから。しかも、地元の農家の畑なんかもまだまだ多く、生産緑地指定が解除でもされようものなら、それこそマンションラッシュは必至。

つまり、子供連れのニーズが見込まれる。分煙を徹底するとか、個室を増やすとか、改装後の店内が楽しみであります。メニューもね。

久しぶりにチャリで狛江駅前をチェックしてみたけど、撤退している飲食店はほぼ無いのも印象的でした

一方、この20年で和泉多摩川の商店街はシャッター商店街になっちゃった。狛江と和泉多摩川の距離は激近いので、再開発なった狛江のほうが何かと便利なので和泉多摩川駅を利用する人が激減してしまったのでした。

狛江の駅前再開発の成功。高齢化と少子化。97年の橋龍増税から始まったデフレ。最もクラったのが和泉多摩川か、と。

世田谷通り沿いのデニーズが撤退したのも随分昔だなぁ。その後に入ったサンマルクカフェも撤退。

では魚民が撤退した喜多見は和泉多摩川の二の舞になるのか?

乗降客数にはカウントされないけど、小田急関係者の出入りは多い。あと昨年、世田谷通り沿いにニトリ&ヤマダ電機が出来た。徒歩の最寄り駅は喜多見。あと、キラーなスーパーたる、たぐちフーズ(地元系)と業務スーパーがある。OKストア成城店も喜多見駅前からママチャリで10分も掛からない。

インデペ系飲食店もほとんど営業し続けているし。街の小さなパン屋さんみたいなのも増えつつ、閉店してない。

考えてみれば、ややシャレオツな信濃屋というスーパーが出来た途端、高架下のテイクアウト系とんかつ屋がとっとと撤退して、その後はずっと空き店舗。隣の王将は健在ですけどね。小田急の高いショバ代が影響しているのでしょう。魚民撤退の根源的理由もそれか.....。

一方、喜多見屋開店休業は人手不足。考えてみれば、周囲のファーストフードとかコンビニとかも今年の春から露骨に時給上げていて、1,000円だったりしてももう驚かないわけでして....。あと、女性が積極的に働きたくなる業種ではない....のも影響しているかも。

そうそう、結構ファンが多かったみたいな世田谷通り沿いの江川亭(ラーメン屋)も閉店したという風のうわさ。路駐大前提だった、よくあるラーメン屋の店舗位置だったんですけど、駐禁厳しくなってからも淡々と営業し続けていた。けど、ついに....。

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思い出せば、和泉多摩川の手打ちそばも閉店した。美味しかったので良く行った。もともと地主系で、フレンチのシェフやっていて、独立して自分の土地にそば屋作って、平日は奥さんとふたり、土日はマジで混むのできっと奥さんの知り合いの人がお手伝い系。もともと飲食業だったので、隙きのない布陣である。

流行っていた。けど、閉店の理由は、身体が続かないから。まず夜の営業はヤメた。昼の営業だけにしたんだけど、そもそも地主様だし、身体が保たないのでキッパリ閉店。

そうそう、蕎麦通には有名な錦糸町の「ほそ川」っていう蕎麦屋の店主と話した時、「若いの続かない」って言ってたっけ。やっと仕事覚えたかなーというタイミングで蕎麦業界から去るパターンみたい。ツライから。

製麺所が作ってくれるラーメン屋はその点では楽かもしれないけど、豚骨系ラーメン屋を経営しているという人に質問したら「客はガス食べてるように見える」と。スープ作るのにそれだけガス代掛かるってことでしょう。加えて重い寸胴の上げ下げのせいで、ヘルニアになっちゃって大変~って言っていた。30代の人だったように思う。

ラーメン屋の場合、若くて根性あるやつが有名店とかで修行して、それこそ有名店の名前をアピールしつつ、独立して、一攫千金を目指す....みたいな強固なモチベと強靭な体力ないと、きっと続かないはず。江川亭なんかもきっと人不足直撃なのかもね。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




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