2018年3月15日木曜日

何だかんだ言ってもシェア10%突破の格安SIM。楽天モバイル等の特徴を比較してみた!


■ 伸びてはいるけど、ブームは去った、な

ということで、格安SIMねた。

今年2018年2月時点でのデータですが、格安SIMをメイン端末化している人のシェアは、全体の10%を超えたそうです。

そこで、トップ11くらいの印象を記したいと思います。

1.楽天モバイル 22.2% ※格安SIM内でのシェア。以下同。


ブッチですな。しかもここに買収したFREETELのユーザーは含まれていません。ただし、伸びは停滞気味。2015年、2016年あたりにAndroid端末とのセット販売にて爆裂に顧客ゲットした結果でございましょう。楽天ブランドの認知度の高さ、及びポイントバラ撒き作戦が功を奏した様子。最近はリアル店舗も増やしています。

2.マイネオ 14.3%


ワタクシも愛用中のマイネオ。堂々の2位でございます。ワタクシの場合は、低速モードが使い放題、帯域の増強も積極的、「フリータンク」にて毎月1GB実質プレゼント等が気に入っています。けど、現実的にはau回線ユーザーが多く、SIMロックされたau端末を使い回すユーザーの支持が、2位の結果に結びついているのでした。TVCFにも積極的でして、さすがお金持ちな関西電力の子会社、ケイ・オプティコム、な感じ。安心感あります。

3.OCN モバイル ONE 9.7%

さすが老舗、NTTコミュニケーションズ。けど、マツコを使った積極的なキャンペーンは、今や影を潜め。ある程度リテラシーの高い層をターゲットにしつつ、地味~に営業中という感じ。NTTグループの限界を感じさせます。docomo本体に儲けさせなきゃ、です。

4.UQモバイル 8.7%

最も伸びているのがUQです。ついに4位ゲット~。ちなみに、このランクにはMNOなワイモバイルは含まれていません。まああれだけド派手にテレビCFやって、一応家電量販店ではリアルな人が接客してくれて、昼も速度落ちず、iPhone SEや6sも扱っているとなれば....。いろんな意味で、ワイモバとUQ が格安SIMギョーカイを喰っている、かと。

5.IIJmio 7.3%

こちらも老舗。2015年くらいまでは格安SIMギョーカイのリーダーでした。けど...みたいな感じ。財務省の勝栄二郎が天下って社長になって、まさに緊縮財政路線丸出しで、金かかるCFも打たないし、直営店も作らない。NTT系が株式の30%近くを持っているってのもNTT Com.と似ている立場かも。そもそもB to C な会社ではないし、ドコモの5G開始とあわせてIot分野で伸びようとしているのは間違いない。見ている世界が違うって感じかな。

6.BIGLOBEモバイル 6.5%

KDDIが買収済み。昨今、特にWeb上での宣伝が派手に。UQモバとは違う客層を特にWeb主体でゲットしようという作戦か、と。動きはマジ注目ですね。

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7.イオンモバイル 4.7%

親回線はIIJmio。サービスとか速さとか価格とか、ほぼ同一。何が優れているかと言えば、全国のイオンにて、リアル人間が接客してくれるところ。もちろん即日MNP対応。ジワジワと存在感を増しているかも。けど、客層的にはワイモバとかに持っていかれやすいでしょうね。

8.DMMモバイル 4.0%

親回線はIIJmio。ギョーカイ最安値が売りだったわけですけれど、キャリアが20GB以上の大容量プランを提供する時代にあってビミョーな存在に....。ビミョーですよねぇ。

9.FREETEL SIM 4.0%

楽天が買収済み。FREETELが傾き始めたのは、スマホ製造販売にプラスして、格安SIMを始めた時からみたい。楽天モバイルでさえ、事業部単位では黒転していないから、第5の通信キャリア(MNO)になるなんて言い始めているのでした。キビシー。

10.LINEモバイル 3.2%

ソフトバンクと戦略的提携。けど、株式の取得量はソフバンのほうがやや上。LINEブランドをもってしても、キッツイ業界ってことですね。ソフバンとしては、KDDIがBIGLOBEをゲットしたってことにも刺激受けているはず。

11.BIG SIM 2.6%

基本的にはIIJmio丸出し。ビッグカメラとIIJmioのコラボブランド。2015年頃はビックカメラでの即日MNPが超売りでした。ワタクシも当時、メイン回線をソフバンからBIC SIM にMNPしたクチ。けど、当時はビックカメラでも数店でしか即日MNPできなかったのでした。わずか三年前。ちなみに翌年ワタクシはIIJmioからMNPしてマイネオをメイン回線化したのですが、既に自宅で任意のタイミングでMNP可能となっていました。

そんな感じです。

1位と2位はある種、異端なのですが、以下11位まではNTT系、au系、ソフバン系という結果に。世の中、キビシーですねぇ。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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