絶対的な低価格路線にてワタクシを驚かせ続けていたASUS Zenfone シリーズ。
最新のZenfone 3 シリーズの日本仕様の価格が明らかになりましたが、ベーシックモデルとも言うべき、5.2インチのZenfone 3が、税別3万9800円.....。
5.5インチのZenfone 3 Deliux が、税別5万5800円。
有機ELな5.7インチのZenfone 3 Delux に至っては、税別8万9800円ですとー。唖然.....。
完璧にコンセプト・チェンジ。ある意味、残念。
ちなみに、日本の格安スマホ・マーケットは、税込みで2万円を上回るとガクっと売れなくなるそうです。きっと一括払い前提のオハナシなんでしょう、これって。
となれば、2万以上の端末は、どう分割払いを提供するか? がポイント。
ASUSとしては、格安SIMベンダー(MVNO)各社におまかせって感じでしょうか。
ASUS 自身は、Appleみたく、独自ローンの設定とかしていない、と。
もちろんメーカーとしては、単価が高く利幅の大きい端末を売りたいのは当然のことですが、2万円以下の上の価格帯は、3万円弱がバトルゾーンになっております。
ファーウェイ P9 lite
おサイフケータイ&防水対応の、富士通 arrows M03 ※MVNO扱いはもっと安い↓
なかなかスリムで高級感ある、FREETEL REI 麗
とか、魅力的な端末が“3万円弱”の価格帯に出揃っています。
ASUSというブランド名に萌えるのは、マニアの属性でしょうし、ファーウェイが中国で、ASUSが台湾だって事さえ、知っている人も少なかろう、と。
Zenfone 3の現物は、すごくハイクォリティな仕上げだ、と評されていますが、果たしてそういう基準で、基本的には絶対的な安さを求めている層が、あえて購入するのか? 甚だ疑問.....。
ASUSだって、FREETELやファーウェイに伍して、日本の格安スマホ界隈をリードしてきた実績があるわけですから、日本のマーケットのことは良く分かっているはずなのに.......。
不思議......。
大枠では二極化の流れ、かと。
iPhone がどうした、ペリアがどうだ、というよりも、キャリアと契約しつつ、毎月1万弱払い続けることに拘泥がない層。
一方で、端末代込み込みで、月々3000円くらいで抑えたい層でしょうか。
中間層はほとんどいない位に考えたほうがいいかも......。
んで、前者の場合、月々500円くらいの差額に関しては緩め。
一方、後者は、それこそ分母が小さいので、500円の差にも超敏感、と。
端末の絶対的な価格差が効いてきちゃいますわ.....。
んで、です。
格安SIMとか、格安スマホのムーブメントは、明らかに40台のオッサンたちが、引っ張っているわけですが、ITに対するリテラシーが比較的高いのと同時に、絶対的な価格に切実なんだろうな.....と、やっと最近気づきました。
仮に中学生がひとりいて、家族三人で、一体ひと月、キャリアだったら幾ら支払うことになるのでしょう?
Ad.
一方、IIJmio のファミリーシェア・プランだったら、通話回線付きでの3回線で約5000円で済む.....的な。
いやいや中学生なら、LINEモバイルの月々500円で十分では? とか.....。
情報発信側は、各種プロ、アマ含めて、大抵はマニアが入っている。そして、可処分所得に多少の余裕がある場合、マニアはマニアであるがゆえに、金に糸目をつけないのが世の常......。
けど、多数派はきっと100円単位で、常に出資額を検討しているのではないか? 40代の家族持ちとなれば、尚更、切実、と。
日本仕様のZenfon 3 シリーズの価格設定を知り、そんな事をつらつら考えてしまった次第。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP
Tweet
0 件のコメント:
コメントを投稿