やっぱり、ワイモバイル(旧イー・モバイル)版『Nexus 5』(EM01L)が、2014年11月からの一年間で、最も売れたAndroid端末だったようです(家電量販店のみの調べ)。
Xperia Z1f の発売初日だけは抜かれたそうですが、それ以外は、単日でも、ずっと1位だったとか.......。
果たしてNexusブランドが、どれほどの威力をもつのか判然とはしませんが、とりあえず、Google主導で作ったリファレンス端末であるところの、最先端イメージと、ある種の安心感が共存しているのは間違いないところ。
また当時、イー・モバイルが設定した料金プランが、現在の感覚からしても、爆安。
端末の分割代とか一括代は別にして.......
通話機能付き(当たり前ですが・w)。でもってデータは月 5GBまで。で、月々約2,500円。安っ。
しかも通信品質は、ソフトバンクご自慢の“ダブル倍速LTE”であります。
さらに2014年の春のキャッシュバック祭りでは当然としつつ、以降も、ずーっと、販売の現場では、「MNP 一括 ゼロ円」が常態化していたと思います。
つまり、MNPしてくれば、端末ダーターってこと。
ただし、です。
2014年8月一杯で、「月 5GB。2,500円」のプランは廃止、と。
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それでも、新料金プランの『スマホプラン M』に仮に入ったとして、月 3GBまで。通話定額(通話し放題)にて、月 3,980円だったりします。
なにせMNPしてくれば、端末代は、ほぼダーター。
で、2014年9月以降も、家電量販店調べてでは、『Nexus 5』(EM01L)が、“最も売れたAndroid端末”の座を明け渡すことは無かったようです。
最新たる 2014-2015 冬春モデルのAndroid端末の販売の様子を伺いますと、ドコモとauの『Xperia Z3』だけが目立つ、みたいな風情でして、ことドコモに関しては、他は『Galaxy J』とか、『Galaxy S5』とか、“一年落ち”みたいなモデルばっかりが売れている........。
まあ、気質のドコモショップでも、型落ちモデルは「もってけドロボー」的なプライスを打ち出していて、価格で選んでいるユーザーが多数、ということでしょう。
ということで、やっと、ワイモバイル版『Nexus 6』(EM02L)のオハナシに・w
まず、『Nexus 6』の定価は、『Nexus 5』みたく、お安くはない点が大きい。
ワイモバイル扱いの価格は
32GBモデルが、69,600円(税別)
64GBモデルが、79,200円(税別)
GooglePlay価格とほぼ同額。
ただし、2年契約の場合、分割払い可能なのがワイモバイル版のメリットでもあって、32GBなら月々 2,900円(税別)、64GBなら月々 3,300円(税別)と正式発表済み。
仮に「スマホプラン M」に入ったとして、月 3GBまでで、32GBモデルなら、月々 6,880円(税別)となります。
『Nexus 6』がスッゲー欲しくて、でも一括では払えない.....という人には、ある程度ササるとは思いますけれど、多数派には、ビミョ~な感じが漂うのでは? と思ったりもします。
端末の分割代込みで、月々 4,980円~、みたいな感じだと、「んん?!」って感じですかねー。
となれば、定価から約1,000円値引きの、“月々割”みたいなのを新設定すれば良いのか........。
エリック・ガンCEOは、発表会の席で「現在、プラン内容については検討中」とのことですから、ちょっとはメリットを出す可能性はある。
ちょっとは、ね・w
ワイモバイル版『Nexus 6』は、2014年12月初旬に発売とのことなので、まだ2週間以上あるので、エリックさんのご決断には期待したいところ。
ただし、個人的には、通話定額にさほど魅力は感じないし、今の御時世、2年縛りってのはご勘弁だし、ソフトバンク回線にMNP可能な“弾”も所有していないし、何よりソフトバンクだけが実質行っている「直近3日間で1GBを超えると、超手厳しい帯域制限」ってのも、避けたい。
もしかすると、MNPを行使してくれる人に対しては、ハナから端末代を大幅に値引きする、って作戦もあるかもしれないなぁ......。
『Nexus 6』は、6インチモニタのファブレットで、やはり特殊な部類には入るし、決定的な価格的魅力がないと、ビミョーな印象かなぁ。
『Nexus 5』もイー・モバイルは、販売継続するし、Nexus 5ならダーターってことになれば、「ぢゃ、こっちでいいや、Lollipopだしぃ」となっちゃう人のほうが多いのではないか、と。
まあ、ワイモバイルが、『Nexus 6』用の、どんな料金プランを新設定するのか? あるいはしないのか? 注目することにします。
とりあえず、いぢょ!
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