先日、都内の大手家電量販店に寄りました。いろいろ確かめてみたいものがあってもので......。
そのうちのひとつが、ソニーの2014年・秋の新作ヘッドフォン、『XBA-A1 / A2 / A3』であります。
そろそろ視聴コーナーにブツが配備されているかな~、と。
ビンゴでした・w
まさに松竹梅と、うなぎ屋さんみたいに値段が分かれております。
ソニーストア調べでは、15,000円、26,000円、35,000円といったところ。
もちろんすべて聴き比べてみましたけど、スペック相応の仕上がりですねぇ。
XBAシリーズですから、高価なBA(バランスド・アーマチュア)搭載は共通。ただし、組み合わされるウーハーに違いが大きく出ています。
XBA-A1 は2ウェイで、ウーハーは9mm。
A2は、3ウェイで、ウーハーは13.5mm。
A3も、3ウェイで、ウーハーは16mm。
ほら、松竹梅でしょ?・w
ある意味、分かりやすい。
実際に聴き比べてみれば、A1と、A2 / A3 の格差は歴然。特に低音の厚み。
で、A2 と A3 は、ワタクシの耳ごときでは、その差はあんまし感じなかった。13.5mmのウーハーが結構、良い仕事をしていて、ハウジングのダウンサイズにも貢献している印象。
この3つのうち、どれ買うか? となれば、値段も含めて、『A2』で良いのでは?と思ったりしました。
ただし、構成要素を足していって、同様にお値段のワイドレンジ化も図るって、なんかツマラナイ印象なんですよねー。
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ヘッドセットに関しては、もしかして“シンプルの中”に最適解があるのでは? と思っていたりするものですから.....。
ただし、“ハイレゾ”対応に関しては、間違いなく、ビッグ・ウェーブだとは思いますです、はい。
で、新作XBAシリーズを聴き比べしてから、他の気になったヘッドフォンも試してみることにしました。お店によって試聴可能なヘッドセットって当然違うので、チャンスは逃すな、と・w
で、超・ビツクシしたヘッドセットがひとつあった!
それは
AKGのブランド名は、ワタクシでさえ聴いたことはある。
ただし、『K375』のお値段はそこそこだし、見栄えも地味っちゃー、地味。正直言うと、期待しないで試聴はしてみた.....という感じだったのですけれど、聴いてみたら、ビツクシ。
「なにこれっ?!」みたいな感じ。
低音がキチンと出ているし、音のキレとかも凄い。
マジで「ウソでしょー」と思いつつ、他のヘッドセット聴き比べしながら再び『K375』を聴いてみるなんつー事を三度は繰り返したと思います。
ハッキリ言って、コスパも含めてオススメというか、チャンスがあったらお試しいただきたい。
『K375』は、コントローラー付き。『K374』というコントローラーレスもあります。
で、Amazone とかでレビューを眺めてみると、AKG、評判いいですね。おしなべて。
なのでワタクシ、『K375』よりはチトだけお高い、プロフェッショナル モニタ・ワイドレンジ・イヤフォン『IP 2』を購入してみることに決定~。
今までになく、今回のポチリに迷いなし。
ソニーのヘッドセットばかり買っているのも何だし、確かに中国産とかで評判のいいBAドライバー搭載モデルとか面白そうだし、いやいやヨーロッパ産とかも試してみてみたい、と常々思っていただけに......。
特に、ヨーロッパ産とか、音づくりの考え方とか日本とは、まったく違う可能性があって、シンプルにして「これでいいんだよ!」的な割り切りを超絶・発揮している可能性があるわけでして......。
『IP 2』なんて、『K375』に較べてさらに地味~な外観です。医療機器みたい・w
逆に、そこに凄みを感じたわけです。
オーストリアのメーカーですね。軍事産業の一部門として成長して、敗戦後は、放送局とかの業務用メインにやってきたメーカーなんぢゃないかなー、と勝手に思ってます。
で、今これ書きながら『IP 2』で、VAMPSの『BLOODSUCKERS』聴いていますけれど、やっぱり、ちょっとビックリですねー。
きっと考え方が、ぢぇんぢぇん違うんだと思う。ヘッドフォンに対する......。
同じクルマでも、欧州産は、走りに関する考え方がまるで違う、なんかと、きっと似ているんぢゃないかなー。
しっかし、外観が.......。「100均で買ったの?」とか言われてしまいそう........。このミニマルな外観で、この音って.....。信じられないっす。
もうちょっと聴きこんでから、さらにリポートさせていただきます。
とりあえず、いぢょ!
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