2014年10月18日土曜日

ソニー 『MDR-EX650』を聴き込んで、『MDR-EX31BN』の良さも分かった!【比較】


ちょっと前のエントリーにて、気になっているカナル型ヘッドフォンとしてご紹介した、ソニー 密閉型インナーイヤーレシーバー『MDR-EX650』



購入して、約一週間ほど、いろんなシチュエーションで聴き込んでいます。

主にiPhone 5sとの組み合わせで聴いています。

素晴らしいと感じます。“プラグ直差し”、とかで同じ曲を聴き比べると、一発で「へぇ~ぇ」です。

特に、中高音の表現力の幅とか艶感とかが、エロいっ・w。

低音もちゃんと鳴りますよ。

ただし、楽曲によっては“低音をもっと”と感じる場合があります。

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たとえば、最新のラウドロックとかエモロックとかパンクロックとかの、リズムが超ハイスピードでありつつ、ドラムが土砂降りのスコールのように鳴り続けているような楽曲のバアイ。

iPhone 5sのMusicプレイヤーのイコライザーでも補正できない。

ぢゃあ、満足な低音をと思ってボリュームをグっと上げてみれば.......。低音から高音まで抑揚のない感じになっちゃって、結局、いわゆるドンシャリに.......。

でもちょっと古いロックでは、結構、平気。

クラシックやジャズなんかも含めて、低音はちゃんと出るのです。でもガンガンとドラムが鳴りまくっているような楽曲が、やや苦手なだけなのです。

最新の超ハイスピードでヘビーな感じのロック系ですね。誤解を受けるといけないので、バンド名とかは書きません。同じアルバムの中に、いろんなタイプの曲が入っていますしね。

『MDR-EX650』と相性の良い曲だったもちろんありますし。

音の評価って難しいですけれど、際立った部分が広~いと、苦手な領域が逆に目立つって感じでしょうか。ただし、『MDR-EX650』の守備範囲はソートーに広いと思います。

また低音が、ガンガン欲しいって人には、ソニーは、『MDR-XB70』をしっかり用意しているわけです。XBはもちろん、エクストラ・バスの略ですねっ。



ただし、XB70は、ある種、特殊な性格だと思います。多数派にオススメできるのはEX650。

まあ、ソニーもEXシリーズとXBシリーズをそういうキャラ分けで設定しているはず。

ということで、iPhone 5s に『EX650』を“直差し”して、お外へお出かけ~。

で、改めて申し上げましょう。どう考えてもコードが邪魔すぎ!

秋も深まりつつ、ジャケット着たりするんで何とかなるのかなー、と思っていましたけれど、どうにもなりまへん!

しかもコードは“Y字”なので、座ったり、立ったり、歩いたり、チャリ乗ったりすれば、何かの拍子で、耳穴からレシーバーがズレる。ズレやすい。

今年、『MDR-EX31BN』と『SBH80』という、どちらもBluetoothワイヤレスヘッドセットを使い分けながらモバイルしてきたワタクシとしては、iPhone 5s とヘッドセットの“Wired”状態は苦痛です。



で、次。

『EX650』と『MDR-EX31BN』を組み合わせてみました



ぢゃん。

まーだコード長いし、“Y字コード”のレイアウトも変わりません。

けど、“直差し”に比べたら月とスッポンの便利さ、です。



ちなみに『MDR-EX31BN』はノイズキャンセリング機能をもっていて、専用のヘッドセットは、五極というソニー特有の特殊なものとなっています。

けど『EX31BN』のレシーバー側は、三極のプラグにも対応しているので、もちろん『EX650』でもフツーに使用可能。Bluetoothによるワイヤレスを楽しめます。

ここでノーマルの『MDR-EX31BN』の写真をご覧ください。



ぢゃん。



コード短くて、太めですよね。しかも左右でコードの長さが違います。

左耳用は短くて、右耳用は長めで、かつ首の後ろ側に回すように出来ています。

ぶっちゃけ、コード邪魔くさくないし、耳から外した時もズリ落ちないし、コードが引っ張られてイヤーピースそのものが耳穴からズレるなんていうこともめったにありません。

しかもノイズキャンセリング機能は、ノイズの多いお外でこそ有用です。音楽を流さず電子耳栓としても超高性能です。

ただし、です。

『MDR-EX650』と比較しちゃえば、音のエロスは、やはり落ちます・w

ただし、際立った部分がないからこそ、苦手な領域をほとんど感じられない

まさにそれこそが『MDR-EX31BN』の目指した音なのだと思います。



ノイズキャンセリング機能を内蔵したイヤピースは特殊なものです。集音機能があるため、ちとサイズも嵩んでいる。

ただし、Walkmanシリーズも含めたところで、ソニーのヘッドセットの基本形にはなっていると思います。

つまり、いろんなタイプの楽曲を大前提に設計されていて、しかもお値段もそこそこなのであります。

に、してはワタクシは決して悪くないヘッドセットだと感じます。

音の世界なんてそれこそ上を見たらキリがない世界........。

割り切りも必要だし、それこそ、ヘッドセットそのものは軽量コンパクトなんだから、シチュエーションにあわせて使い分けるのがいいのでは?

で、今回の結論

『MDR-EX650』はとっても良い。コスパ考えたら国産最強クラスでは?



でも、『MDR-EX31BN』も、モバイルでの使用を考えたら、素のママでも、十分に満足できる音なのでは? ということなのでした。

いやいや“オマケ”クラスのヘッドセットしか使っていなかった人なら、十分以上に満足できるのではないでしょうか~。

やっぱりスマホに超便利、ソニー『MDR-EX31BN』。



とりあえず、いぢょ!

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