2014年10月31日金曜日
au 2014 冬モデル LG製 『isai VL VGL31』の稼働機に触ってみたっ!【比較】
2014年12月初旬発売予定の、auの新作スマホ、『isia VL VGL31』の稼働機に触れてみました~。
ただし、です。
カラバリは変更なっていますが、筐体のデザインとか5.5インチ・モニタとか、ハードウェアはほぼ夏モデルの『isai FL LGL24』と同じです。
なので、新搭載のVoLTE(ボルテ)にて、“通話”とかしてみないと、稼働機とは言っても、ほとんど意味がございませんでした~・w
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ちなみに同じVoLTEとは言っても、ドコモのVoLTE端末とは、VoLTEによる通話はできません。
さらに、au端末であっても、VoLTE対応端末同士ぢゃないと、VoLTE通話とはなりません。
つまり相手が同じ『isai VL VGL31』か、同じく新作冬モデルの『URVANO V01』でなければ、宝の持ち腐れ、となります(Z3 とか、Galaxy Note Edge とかもダメです。為念)。
au独特の3G通話規格、“CDMA2000からの脱却”は、auにとっての悲願でありまして、まあ、これからこそが、auのVoLTE、CA(キャリアアグリゲーション)、帯域を広げる予定のWiMAX 2+という三位一体・新時代の幕開けとなるわけです。
で、isai VLの5.5インチモニタ、相変わらず、デカイです。WQHDの描画力も凄いです。素晴らしい。
もちろん、5.5インチというサイズは、AppleのiPhone 6 Plus を念頭に置いてのことでしょうけれど、ワタクシ的には、苦手な構成要素もあるんです。
それは、isai FL / VL が、シャープのEDGEST同様、“三辺狭額”のベゼルレス・デザインを採用している点にあります。
iPhone に関しては、サイズは変われど上下ベゼルは、かなりリッチな設定です。
この設定は間違いなく、「横持ちの時、親指の腹で、ベゼルを挟むことができるよう」に考えられているからでしょう。
親指の腹でエッジを引っ掛ける、のではなく、親指の腹で挟む、わけです。
当然、安定します。
また、右利きの人が多いわけでして、縦持ちから横持ちに持ちが得るバアイ、まずは左手の指を上部ベゼルに持って行ってから、左手を軸として、右側を持ち上げるのではないでしょうか?
ワタクシ的には、極端なベゼルレス・デザインは、実用上は不便になるだけ、と考えております。
もちろんコンパクトネスとか、ビジュアル・インパクトは別の要素として存在いたしますが.......。
ドコモから出るシャープの『AQUOS ZETA SH-01G』なんかも、ワタクシ、苦手な部類に入ります。
また、“三辺狭額”にすると、その分、厚みが出やすいというのは間違いないところ。オサイフケータイや、ワンセグ/フルセグ等のガラスマ機能フル搭載となれば尚更でしょう。
一方、iPhone 6 Plus は、ベゼル面積の広さを活かしつつ、筐体の厚みをわずか、7.1ミリに仕立てることに成功しちょります。
スーパー・スタンダードを貫く、Appleと似たような姿してても目立てないというのは十分理解できるのですが、もちっと他の攻め方ないのかなー、とか思ったりもします。
ただし、isai VL / FL に関しては、Nexusも作っているLG電子との共同開発ということで、ガラケー機能も赤外線まで外さずにフル搭載しつつ、端末重量を154グラムに抑えているのは凄いなー、と正直思います。独自UIもすっごく工夫されているし。
未来のVoLTE普及も含めたところで、かなり手堅い選択肢ではある、はず。
新色のブラックは、Nexus 5 と(とてもよく)似た、マットブラック仕上げでして、これなら無粋で嵩が増すだけのカバーなどを付けずとも、ガシガシ使えるのではないか? と思ったりもします。
Android で“デカスマ”欲しいって方には、やっぱり無視できない存在でしょう。
とりあえず、いぢょ!
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