きっかけは....... 『iPhone 5s』・笑
Apple謹製『Photo Steam』が、クラウド・サービスとはとっても言えない、いろんな意味で使い勝手の悪いものであると、ワタクシは個人的に判断しました(その辺りの詳細は、こちら)。
『Photo Stream』の使用は、中止。
写真はすべてクラウド・ストレージ・サービス『Dropbox』にまずは一元化することとしました。
となると........です。
もう『iPhone 5s』のモニタに存在する、綺麗なお花を連想させる『写真』のアイコンをタップして、そこから端末のメモリに保存されている写真たち、『カメラロール』さえ開く必要もないのだな...... と感慨深い思いに浸っていたわけです・w
写真見たかったら、最初っから『Dropbox』のアイコンをタップすればいいのですから！
などと思っていた半日後、マジでビックリしました。
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Dropbox ,Inc.が、アプリ『Dropbox』との連携を意識した、ギャラリーアプリたる『Carousel』を発表・リリースしたのでしたっ！ なんちゅー、タイミング。なんちゅー、シンクロニシティ.......。
イメージは現実化する。by ナポレオン・ヒル.......でしょうか・www
で、『Carousel』(ちなみに、“観覧車”の意)、『Dropbox』に保存されている写真だけを時系列でズラリと並べてくれちゃいます。
スクロールのレスポンス・スピードはマジで超・速い。
同アプリの発表会でDropboxの中の人が、「スマホに標準搭載されているギャラリーアプリ達と較べて、こっちのほうが速い」と述べていたようですけれど、嘘ぢゃないと思います。
一応ワタクシ、『iPhone 5s』だけでなく、『Nexus 5』(EM01L / LGD821)でも確認済みです(iOS用だけでなく、Android用も同時リリースです)。
で、画面一番下の時間軸のスクロールバーにご注目。
『Dropbox』を使い始めた時からの写真まで、2年前くらいでしょうか、一気にワープ出来ちゃうのです。
また『Carousel』は、写真の各種共有がしやすいようUIを工夫しています。特に数枚の写真を一気にメールに添付して、あげたい人に送付する、とか、実に現実的な配慮アリ、なのです。
もちろん各種SNSも、おk、です。
正直申し上げて、『Dropbox』だけでも、ソートー、用は足りてしまいます。まあ、そういう風にアプリをずっとブラッシュアップし続けてきたわけですし。
で、今回の『Carousel』は、スマホ画面に鎮座し続ける端末メーカー謹製『ギャラリ・アプリ』に替わるものとして、クラウドサービス側からの新提案という感じでしょうか。
今までメーカー・サイドが提供してきた“ハードウェアの中に蓄えられた写真を閲覧するためのもの”から、“クラウドサービスに溜め込んだ写真を端末で快適に閲覧するためのもの”へと主旨が大きく変化するわけですね。
Googleだって、『Google Drive』を基本にして、似たようなアプリを作るのは超簡単でしょうが、Androidを各ハードウェアメーカーに提供する立場もあって、ちょっとDropbox,Inc.に先を越されてしまった印象です。
特に、『iOS』上で動いてる『Carousel』をイヂっていると、こういう感じでハードウェアメーカーの支配が、クラウドサービス側から徐々に切り崩されていってしまうのだな、という印象です。
特別な端末という立場から、ただの中継役へ、みたいな感じでしょうか......。
ともあれ、Dropbox,Inc. 、本領をここにきて発揮し始めた印象です。楽しみです！
とりあえず、いぢょ！
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