2017年2月1日水曜日

格安SIMブランドのNifMo(ニフモ)、家電のノジマにニフティごと買収されちゃった!【格安スマホ】


■ 格安SIM、淘汰の波も早しっ

ということで、ワタクシ的にも、ちょっとだけご縁のあった、格安SIMブランドの『NifMo(ニフモ)』が、家電のノジマに買収されちゃいました~。

早いもので2017年も2月入りですが、年度末って、こういう事も起こるのだなー、と。

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正確には、かのニフティが手がけていたコンシューマー部門が、丸ごとノジマへと譲渡されつつつ、美味しい法人向けクラウドビジネスは、富士通がガッチリと抑えた、と。

ぶっちゃけ、あんまし儲からないコンシューマー部門は切り捨てられた、と。

基本的な流れは、BIGLOBE と同じっすね。

NEC がISP事業のBIGLOBE を立ち上げる。けど、インターネット・プロバイダーって何それ?な時代になると、収益性がガクっと落ちる。NECは、BIGLOBEを分社化した、と。

BIGLOBE の“規模”を重んじた、KDDI が、2016初冬に買収表明。2017年1月末で買収完了。買収総額は、800億円、と。

一方、家電第六位のノジマが、新ニフティのために設定した資本金は.......1億円。少なっ。

■ NifMo SIM  by Nojima ?

ニフティ・ブランドは、とりあえず残すということですがぁ、「昔はね、パソコン通信ってのがあってね.....」みたいな事を知っている人は、どんどん少なくなるわけで......。今の20代なんか、ぢぇんぢぇん知らないんぢゃないの? 的な。

あと、技術的に優れたスタッフは、富士通側で吸収しちゃったのは当たり前、と。

んで肝心のニフモに関しては.......。


そもそもL2接続ではない。

んで、ワタクシ的には、勝手にこう推測しています。

広告代理店がもってきたビジネス・モデルを、そのままやっちゃって、沢尻エリカへの高額なギャラとか、TVCFとかにじゃんじゃん予算使っちゃって、にもかかわらずIIJmio が2015年4月から、主軸の2GBプランを、お値段据え置きで3GBへ増量しちゃったので追従したら、損益計算が狂っちゃったので、ドコモからの仕入れをケチって.......評判悪化的なぁ.......。

一方で沢尻エリカ的な顧客層は、楽天モバイルが、ごっそりもっていっちゃった、と。

さらに2016年に入ってからは、似たような層をワイモバイルがごっそり。負けじとUQ mobileが....みたいなぁ~。

ニフモの初期投資は、回収の目処は立っていない.....と考えるのが常識的なんぢゃないかなー。

もう、リセットするしかない......みたいな。

Nifmo SIM  by Nojima みたいな分かりにくい商品名で売り続けるのかなぁ.......。

■ まずはBIG SIM超えを目指していただきたく

上のグラフで見ると、2.6%のシェアは持っているので、捨てちゃうのはもったいないのかなぁ。けど、ビジネス的な“けじめ”は必要だったので、売却というリセットを掛けた、と。いわゆる、損切り。失敗した人材も当然、粛清.....。

まさに、リストラ......。

まっ、ニフモの特徴というか個性である、バリュープログラムがある程度、機能しているのなら、アリなんでしょうかねぇ。Nojima のポイントとシナジー出すのも可能だしなぁ。

ノジマだって、オリジナルの格安SIMブランドをもってたって悪くないしなぁ。ヤマダだって、ビックカメラだって、オリジナルブランドにも積極的なわけですしねぇ。

リアルタッチポイント大前提の家電量販店への身売りは悪くはないぞ、と。

まずは、BIG SIM のシェア 3.9%超えを狙って、新生 NifMo さんには頑張っていただきたく。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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