2014年4月7日月曜日

『LINE電話』の件で、AppleとLINEがモメているかもしれない.....。もちろん料金設定で!


Android版はとっくの昔にサービス開始している『LINE電話』

『LINE』アプリ・ユーザー間での無料通話はもちろんですが、LINEアプリを入れていないスマホ、ガラケー、固定電話に対しても超格安でVoIP出来てしまうというのがウリ。

実際、ワタクシも、結構、利用してます。問題ナイです。マジで。

ただし、我が国の3大キャリアの広告宣伝費って凄まじいから、彼らのARPUを間違いなく痛めることとなる『LINE 電話』に関しては、露骨にdis.るポチ・メディアが目立つ。

とりあえず、超手軽ですから、一度はご自身で使ってみて、その価値を判断しましょ~・w

ですがぁ、『iPhone』使っている人は、それが未だ出来ない.......。

Androidは既に『LINE電話』に対応したアプリが存在しているけれど、『iPhone(iOS)』用に対応したアプリは未だリリースされていないからです。

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技術的な面で、それができない.......ということはナイでしょう。

じゃあリリースが遅れている理由は?

Appleが難色を示しているから、というのが高い確率で正解のような気がします。

ではなぜ?

アプリ間の無料通話に関しては、そもそも料金は発生しない。無料ですから・w。AppleはそれらVoIPアプリに関しては、既にすべて許している。『LINE』しかり。

ただし、今回の『LINE 電話』に関しては、格安・激安とは言っても、ユーザーは、通話時間に比例した通話料を支払う......という行為が発生する.......。

なので、Appleがマージン寄こせ! と言っている可能性がひとつ。

もうひとつは、Appleの経営を支えているのは、『iPhone』の販売であって、他Apple製品と比しても爆裂な利益率を実現しているのは、キャリアが設定する高額な通信費あってこそ、と。

つまり、通信キャリアとAppleはある種の運命共同体だぞ、と。

なのでキャリアのARPUを痛めるのが必須の『LINE電話』に関しては、Appleとしても、その扱いをどうしたものか?と逡巡しているのでは? ということ。

特に、『LINE』の普及が遅めのアメリカ本国に於いて、今回の『LINE電話』が、。『LINE』そのものの普及を加速させることを不安視しているのではないでしょうか........。

もちろんVerizonとか、AT&Tとかからも「ちょっと待った」的な要望は出るのは決っているわけでして、『LINE電話』を阻止するにはAppleが承認出さないのが手っ取り早い方法なわけでして.....。

ちなみにGoogleは、そもそもキャリアがインターネットの進化のスピードを妨げている存在、と明確に“敵”として定義しているので、キャリアと運命共同体であるAppleとは、180度、立場が異なっているのでありました・w

で、ティム・クックとか、アジアのアプリである『LINE』に関しては、ピンと来ていない可能性がある。いやクック以外のApple重役陣のお歴々も含めて.......。

で、ワタクシは「もうAndroidがどうした、iOSがどうしたの時代ではなく、クラウドサービスこそが価値の本質である」ことを、他人様に説明する際、最適な例として『LINE』を利用いたします。

たとえば、ゴールドのiPhone5sが大好きな女子大生。スワロで狂ったようにデコレーションもしている。で、アルバイトで時給3,000円の◯ャ◯嬢としても働いている人のバヤイ・w

顧客管理にもう『LINE』の存在は不可欠・w 

で、仮に彼女のiPhone5sで『LINE』が使えなくなったとしたらどうでしょう?

同世代のOLが卒倒するような月収を『LINE』による顧客管理・サービスを実践することにより、実現している彼女なのです。

きっと大好き~♡とのたまわっていたiPhoneなんぞ、とっとと捨てて、Androidに乗り換えることでしょう。

まあ分かりやすくするため極端な例を挙げましたが、『LINE』が使えないならiPhoneいらない......という層は、すっごいボリュームになっていると思います。

これぞ価値の本質はクラウドサービスにあり、という一例。

『iOS 6』で、一時期『Google Maps』アプリが使えなくって大騒ぎになったのも同じこと.......。

でぇ、Androidの『LINE』ではお得な『LINE電話』が使えるのに、『iPhone』では今のところ使えないってのは、想像以上に大きいのでは?と思ったりするわけです。

でもAppleは、『LINE電話』をどう扱っていいか分からないので、放置プレイの時間をズルズルと延長するのではないか? と。そもそもアメリカ人には馴染みがまだ薄いし.....。

で、『LINE』の立場からすれば、世界レベルで眺めれば、『iPhone』なんかマイノリティだから、無視することもできるかもしれない.......。比較的所得層の高いユーザーが多いから、通話料に関しても鈍感な人も多いだろうし......。

だから個人的には、このまま『LINE電話』が『iOS』には対応しないっていう状況が続くとスッゲー面白いと思っているところ。

特に林檎大国ニッポンの場合、は『LINE』が大人気だし、“安いからiPhone買った”みたいな人も大勢いる。つまり、通信費に敏感な層が多いということです。

なのでとっても面白い状況が生まれたな、と。

結局、クラウドサービスが主役なのであって、通信キャリアはもちろん、ましてやハードウェアメーカーなどは脇役もいいところ。

にもかかわらず、まだ主役だと思っている、あるいは主役の振る舞いをし続けようとするApple........。

嫌がおうにも、時代の変化の波はApple様にも襲いかかるということなのですね。

とりあえず、いぢょ。

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