2014年6月28日土曜日
SIMロックフリー時代は2015年に到来!? au『isai LGL22』は時代の先取り端末!
どうも総務省は、キャリアが提供する端末すべてのSIMロックフリー化を義務付けする方向で動いているようです。
年度内にはSIMロックフリー化を大前提とする具体的方針を策定しつつ、2015年内には、義務化がスタートすると勝手に予測します。
さて、です。
現在、巷で使われている“2年縛り”という言葉。その中身は、実質、端末の分割払い時に於ける、“月々サポート”の有無なのだと思っております。
途中解約したら、サポートが失われ、分割払い金が増額されてしまうゆえ.......。
ちなみに、途中解約してMNPにてキャリアを変更しても、元のキャリアから、端末代の分割払いの請求書は来るのだそうです。MNPにあたって端末代の残債を一括返済する必要はナイ、ということです。
2年ごとに訪れる更新月に契約変更しないと、違約金として約10,000円払わなければいけない、というのも“2年縛り”の一要素だとは思いますけれど、24ヶ月の内にたった1か月しかない更新月にタイミング良くMNPする人など、どれだけいるのでしょうか?
MNPの場合、違約金相当分のキャッシュバック(何らかの金銭的補助)が新しいキャリアから提供されることが多いのも事実.....。
ということで、“2年縛り”の内実は、端末の分割代、ということなのだと思うわけです。
なので果たして、ドコモ、au、ソフトバンクすべてのSIMロックフリー化なったとしても、そのメリットは現在ではイマイチ判然としない......というのが実情です。
さらにauは音声通話がCDMA2000という世界的にみれば特殊な方式。また、データ通信のLTEですが、極めて細かくバンドが分かれており、端末によって当然、対応バンドは異なります。
ここでもSIMロックフリー端末の価値がイマイチ、判然としなくなります。
そこでまずは、Appleが提供しているSIMロックフリー版『iPhone 5s』で、そのメリットを考えてみることにします。
Appleが日本用として提供している『iPhone 5s』は、型番 A1453というワンタイプしかありません。
このたった一種類のモデルで、ドコモとauとソフトバンク三社の通話とLTEデータ通信に対応してしまっているスーパー端末なんですわ...。ただし、すべてのLTEに対応しているわけではなく、確かドコモとauの1.5GHz帯LTEには対応していなかった気がします......。
ともあれ、SIMロックフリー版『iPhone 5s』なら、ドコモ系MVNOの格安SIM、あるいはau系MVNOたる『mineo(マイネオ)』の格安SIM等、好き勝手に入れ替えて運用することが可能です。
ただし、仮にSIMロックが掛かっていたとしても、時期を見て格安案件でキャリア版『iPhone 5s』を手に入れたような人(たとえば....ワタクシ・笑)からすれば、7万円以上を払いつつ、制約の多いMVNO系SIMと組み合わせて運用するのは、かえって損なのでは? と思ってしまうのが現実的のような気もします。
しかもSIMロック掛かっていても、iPhoneであれば中古は比較的高く売れるわけですし。
さらにもう一台。GooglePlay版『Nexus 5』も、ハナからSIMロックフリー。ただし、auのCDMA2000(通話)には対応していません。スーパーマルチとは言い難い.....。
そこで、今回のエントリーの主役たるau 『isai LGL22』です。2013年冬モデル。
LGとauのコラボモデル。ベースとなっているのは、明らかにグローバルモデルの『LG G2』。
で、LGL22、簡単にSIMロックを外すことができちゃうんです。費用は1,000円以下が相場、と(あ、auに問い合わせても無駄です。念のため・笑。気になる人は、まずはGoogleさんの検索窓に尋ねましょうね♡)
結果、ドコモやソフトバンクのSIMにも対応しちゃうんですね。3Gの通話もOK、LTEはもちろん2.1GHzのバンド1はなら楽勝です。
かなりのレベルでのスーパーマルチ端末なのです。こういうの一台持っていると便利そう。
しかも、2014春のキャッシュバック祭りの際、auはLGL22を一括ゼロ円でばら撒いていましたから、中古市場の相場もソートーにこなれています。アラウンド・三万円といったところでしょうか。
ハイエンド端末でありつつ、しっかりと防水等のガラスマ機能も搭載。で、スーパー・リーズナブルなお値段........。なかなかに素敵♡
で、これから発売されるだろう端末は、ほとんどが『isai』化してゆくと予想します。
決定的なのは、2014年末から本格生産に入る、クアルコム社のチップセット、Snapdragon 810(MSM8994)の存在です。
組み合わされるRFチップは、たったのワンタイプで、LTEバンドすべてに対応してしまうという脅威のスペックとなっている模様。
端末メーカーとしたって、仕様地向けに、何種類もの型番をもつ端末を作り分けるというのは、製造コストを押し上げる要因となります。メーカーとしても大歓迎な“性能”というわけです。
Appleが絶対的な販売台数が見込める日本用として、「A1453」をわざわざ作ったのも、生産・流通コスト削減の要素も大きいわけです。ちなみに『iPhone5』までは、auとソフトバンク用は別々のモデルだったのです。
んで、もうちょっとSnapdragon 810のオハナシをば........。
ワンタイプのRFですべてのLTEバンドに対応するだけではないのです。64bit、さらには20nmプロセスといった具合にSoCの画期的・新世代モデルとなります。
これ搭載している端末をワタクシは、次に購入する予定でっす♡
きっと次期『Nexus 5』もこれを搭載してくると予想。ってーか、リファレンスモデルなんだから、これ搭載してないと意味ないというか.......。64bit化ってOS面でもハードルですしねぇ.....。
なので次期『Nexus 5』は、従来的な秋、あるいは初冬の発売にはならないと思います。あくまで勝手な予想ですけど・笑
で、2015年2月のMWCで発表されるだろう、『Galaxy S6』、『Xperia Z4』は間違いなく、Snapdragon810を搭載してくることでしょう。
逆からすると、2014年冬モデルには、Snapdragon810は間に合わないのであります。たとえば、『Xperia Z3』とか・笑
で、Snapdragon810搭載端末の中古が出回ってくると、スマホ・ギョーカイの雰囲気もかなり変わるのではないか、と。そしてその時が丁度、SIMロックフリー義務化の頃合いとなるわけですね♡
まったくもって、いつものようにとりとめなくてスミマセン・笑
とりあえず、いぢょ!
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