2014年6月23日月曜日

トム・クルーズ主演『All You Need Is Kill』は来る7月4日公開! まさに集英社祭り・w


トム・クルーズ主演、ダグ・リーマン監督というゴールデンコンビのSF超大作『All You Need Is Kill(オール・ユー・ニード・イズ・キル)』

日本では2014年7月7日公開です。

日本人が原作書いていて、トムクル主演の新作SF映画が来る......って知ってはいたのですが、ハッキリ申し上げて、あんましピンと来ていなかったワタクシでした。

が、です。

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とある日、某セブン-イレブンの漫画コーナーにて、かの小畑健 作画による『All Need You Is Kill』の単行本が上下2巻ズラリと並んでいたのでした。



コンビニも、間違いなく、“メディア”そのもの.......。

超巨匠たる小畑健が作画を担当したコミックスがあるのか.......。ただし、セブンの漫画本は透明の貞操帯が巻かれていて立ち読みは不可........。

そこで試しにAmazonに行ってKindle版をチェック。

すると.......。



ななんと、たったの上下二巻完結の漫画だってのに、第一巻の130ページ分、タダ読み出来るとのこと(あと「バクマン」と「デスノート」のチラ見せもオマケで付いている)。



当然、速攻、ダウンロード。

ただし、このダーターの立ち読み版は、読んだほうが盛り上がるとは思いますけれど、続けて上下二巻まるまる読んじゃうと、明らかに“オチ”が分かってしまうので、まずは映画を......とお考えの方は、映画見るまでは読まないほうがいいと思いますです、はい。

で、集英社の現役スーパーエースたる小畑健先生が、わざわざ作画を担当し、原作は大場つぐみ先生ではなく........みたいなところに大変興味が湧きましたので調べてみました。

まず映画の原作となったのは、集英社スーパーダッシュ文庫『All You Need Is Kill』。桜坂洋著。



2004年の発行なので、そんなに新しい作品ではない。

んでアメリカではビズメディアというところが英語翻訳本として2008年に発行している。

さらに2010年にワーナー・ブラザーズが映画化権をビズメディアから購入。さらにダンテハーバーが書き起こした脚本を300万ドルにてワーナーはオプション購入している。

脚本代だけでも約三億........。

んぱねぇっす。んぢゃ、桜坂先生には幾ら払ったのでしょうか.......。いいなー・笑

んで映画『All You Need Is Kill』のクランクインは2013年で、2014年夏世界公開となるわけです。



トムクル主演っつーのもありますが、監督がこりゃまた大物。ダグ・リーマン。

ビミョーに多数派には知名度が低い印象ですけれど、『ボーン・アイデンティティ』(2002年)では、マット・ディモンを一躍、超有名にさせちゃったわけですし、カメラの位置とか動き方とか、カット割りの異常な多さとか、もちろんアクションのリアリティとか、撮影技術にしろ、演出にしろ、その後のアクション映画に革命を起こしてしまった作品です。

次に『Mr & Mrs.スミス』(2005年)。ブラピとアンジーが結婚しちゃったのはこの作品が縁....とされています。内容は、スーパーエージェントの夫婦が、ガチで夫婦げんかしたら大変なことになる......みたいな飲み屋の与太話的アイデアなのですが、それを映像化するのって、超大変なわけでして......。

ちなみにボーン・シリーズはその後も続編が作られましたけれど、ダグ・リーマンは制作総指揮の立場で、監督はしていないのもポイント。フツーはヒットすると続編の監督もやるものだけれど、とっとと現場は他の人に譲って、ジブンは監督の立場としては“新しいこと”しかやらない......。

で、次の監督作品は『ジャンパー』(2008年)。超能力をもつ青年が主役。その青年役は、ヘイデン・クリステンセン。かのスターウォーズのエピソード1~3の主役です。

興行的にはどうも失敗したクサイ.......。けど、個人的には超好き・笑

ローマのコロッセオ内での映画ロケって40年ぶりらしいし、何より日本でソートーロケっているわけです、実際に.......。

しかもわざわざハイウッドからスタッフを連れてきて、どうも、日本では、撮影許可がほとんど出なかったらしいのです。

まあ知り合いがスタッフのひとりだったので、それは間違いなし・笑 あと、インタビューでリーマン監督は、「日本での撮影では逮捕を覚悟していた」と語っておりました~。

レインボーブリッジの下を走る一般道とかにクレーンとか入れちゃっているもんね。しかも絶対に一般車両を止めて撮影している........。

ダグ・リーマン監督、やっぱりスゲーっす・笑

んで『All You Need is Kill』のオハナシに戻る。

原作とか漫画で主人公は“戦場に未熟すぎる若者”ってところから始まる.......。

で、映画のトレーラーとか見ると、トムさんの顔のシワとか気になるわけです。で、実際の年齢を調べてみると、ダグ・リーマン監督より年上の51歳なんすよねー。もう50過ぎているのか、的な。

キム◯クが40過ぎても若い主人公にこだわっていて、無理が来ている......と似ているかも.....。

ともあれ、です。久しぶりに映画館、特にIMAXとかで見ちゃおうかなー、と思っている『All You Need Is Kill』。

集英社としてもオイシイわけでして、小幡健先生を口説いて、短期連載、と。

ヤンジャンで連載したのか......。

ただし、ヤンジャンでSF作品と言えば、そう、10年以上『GANTZ』を連載していた奥浩哉先生ですよねー。

不条理なテーマ性とか『ALL You ~』と『GANTZ』って似ているよな.......。

で、集英社の看板漫画家のひとりであった奥浩哉先生は、GANTZが終わったら、とっとと講談社に移籍しちゃって『いぬやしき』を描いているぞ、と。



ともあれ、もはやAmazoneやYouTubeも含めてプロモーション掛けるのは当たり前のコンコンチキって印象です。

とりあえず、集英社の術中にハマってみた......というご報告でございました~。

とりあえず、いぢょ!

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