2014年6月23日月曜日

『Apple Maps』の最新版『Flyover』(3D表示機能)と『Google Earth』を軽~く比較!


2014年6月20日にApple Mapsの『Flyover』が、東京にフル対応したというので早速チェック入れてみました。

まあハッキリ言って、もともと『Google Earth』のパクり。iOS6の時点で『Flyover』は「Apple Maps」にシームレスに統合されるカタチでリリースされた機能です。

けど、もともとの「Apple Maps」がひどいものでしたし、「Flyover」の方も、東京タワーをただの直方体の箱として表示する等、まったくもって......でございました。

Appleは、このまま地図系のアプリとか、放置プレイ状態にもってゆくなかな........と思っていたわけです。

が、最新「Flyover」、Appleが本気出せばやれるんぢゃん! といった印象。

ほぼパーペキで驚きました。描画(レンダリング)もそこそこ早い。A5プロセッサーのMy iPad miniでも、十分に実用的と申せましょう。

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ティム・クックCEOって、やっぱりヤルこと、しっかりやってくるな、と。林檎大国日本の首都の描画で、Googleに負けぢゃオハナシにならないわけですしぃ。

あと地図サービス自体、未来の各種マネタイズを考慮すれば、GoogleMaps並みにもっていっても絶対に損にはならないでしょう。何だかんだ言っても超絶・儲かっているAppleなのですから、それくらいは、ゼニぶっ込んで投資してよ、と。

けど、最新版「Flyover」にて東京の空を駆け巡っていて、ふと疑問も浮かび始めました。

「もしかしたらGoogleから基礎データとかシステムとか買って仕上げたのでは?」と。

そこで、「Google Earth」と比較

まずこちらが、Appleの「Flyover」。新宿アルタ前。



そしてこちらが↓、「Google Earth」



アングル頑張って似せました・笑。

一瞬、同じ衛星写真を利用しているのか? と思いましたけれど、右端のみずほ銀行を眺めれば、別の時期の写真ということが分かります。

あと公道上のクルマを「Flyover」は全削除して、上の写真では通りの名称「新宿通り」を載せています。

「Flyover」は人も全部消しちゃっていますね。

ということで、角度の違う衛星写真を組み合わせてデータを収集し、それを3Dでレンダリングして描写するという基本の基本の仕組みそのものは同じだとは思いますが、処理は、ちょっと「Flyover」のほうが進化しているかも、です。

あと、「建物の影」。Google Earthのほうがキツ目に出ちゃっている印象もあります。

Google Eathのパクリであるのは間違いないかもしれませんが、徹底的にライバルを研究した上で、ライバルのネガを潰す努力はしているナ、という印象です。

ただし、ひと世代前のA5プロセッサーを搭載した「iPad mini」で比較した場合、Google Earthのレンダリングのほうが圧倒的に早い。さすがGoogleといった印象です。

iPhone 5sでも試してみましたけれど、A6プロセッサーであると同時に画面が小さいので、描画の遅延はまったく感じられませんでした(なので、あんましグリグリ遊んでいるとデータ通信量が気になってきたほど.....)。ただし、モニタ狭すぎるので、実用性はどうかなー、と。グリグリ遊ぶなら、間違いなくiPadをオススメでございます。



さて、最後にワタクシが好きな東京のポイント。「飯倉」の交差点です・笑



まさに、東京タワーのお膝元。

東京のデムパ発信を長らく担ってきた東京タワー。東京スカイツリーが出来た今でも、実はほとんどのデムパを発信する能力をもっています。

未だにテレビやラジオといったマスメディアは多数派にリーチするには不可欠なメディアでありますが、まあ、戦争になったら、いの一番に制圧するべきもののひとつとして放送施設が挙げられるのは間違いありません。

で、東京タワーの手前に見えるグリーンの屋根のビルは、「メソニック 38MT」。

かの森ビルが所有管理しています。で、名称は........メソニック・笑

ついこの間まで、7&i ホールディングスの本社機能がこのビルにありました。イトーヨーカドー、セブン-イレブンの頭脳だったわけです。

で、さらに手前、交差点そのものに位置しているのが、低層で木に隠れちゃっていますけれど、「東京メソニックビル」。戦前は海軍の施設、「水交社」があったところ。

でもって、桜田通沿いには、これまた「メソニック 39MT」ビルがあります。もちろんこれも森ビルが所有・管理しています。東京タワーの北面と東面をふたつのメソニック・ビルががっちりガード、と。

そして手前に見える真っ黒い斜めのピラミッドみたいなビルは、霊友会の釈迦殿。どれだけデカイの?と。

で、霊友会の釈迦殿から視線をスーと右にずらすと、画面の端っこに、緑に囲まれたエメラルドグリーンの建物がありますよね? さて、これは何?

ロシア連邦大使館なんですねぇ。

なので飯倉の交差点には、常に警察官が配置され、大音量スピーカーを搭載した黒塗りのトラック等が参りますと、簡単に交差点の入り口を閉鎖できるようになっております。

ちなみに東京タワーの南側は東京プリンスホテルと増上寺の広々した開けて明るい空間が広がっております。

一方、飯倉の交差点あたりの妖気は凄い・笑

あー、余計なこと書いちゃった・笑

とりあえず、いぢょ。

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