今回は『iPhone 5s』等で、料理を美味しそうに撮る方法を考察、でございます。
Androidの『Nexus 5』(EM01L)で撮影する場合、あんまし深く考えていなかったわけです。いや考える必要なかったというか・笑
とりあえず、フラッシュはOFF、HDRはONにして、バシバシ、と。
また、『Nexus 5』の純正カメラアプリのシャッター音は、“ポワワン”みたいな感じなので、それほど周囲を気にせず、店内でシャッターを切ることができますしぃ。
ちなみに、それでも気になる.......という“お上品なお店”の場合は、無音シャッターの設定ができるカメラアプリ『カメラ ICS』を使っております。無料アプリです。画質も落ちず、Androidユーザーにオススメです。
一方、『iPhone 5s』のApple謹製カメラアプリは、どうもiOS7になってから、シャッター音が派手になったような気が致します。よっぽどノイジーなお店はともかく、フツーは、店内や屋内だと目立ちすぎちゃうというか......。
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そこで、どうせだったらと、無音シャッターの設定が可能で、高画質&高機能なカメラアプリ『OneCam』(ワンカム)を『iPhone 5s』用に購入してみました。200円です。
すっごく多機能で、大満足。
特にファインダー、つまり撮影時、モニタの明るさを任意に設定できる点は、超オススメですねぇ。Apple純正カメラアプリの場合、撮影中にモニタ画面が暗い、と感じることが多いもので........。
もちろん無音シャッターも素敵です。
で、料理をいろいろ撮ってみて比較したのですけれど、特に『iPhone 5s』に関する結論から申しますと「撮影時に、余計なことは何もしないほうが良い」という身も蓋もないオチに達しました・www
注:以下の写真はスマホの小さな画面とかで見ると、趣旨が伝わりにくく残念です。特に、画像データを勝手に20%近く圧縮してしまうソフトバンク回線のバアイとか・w ぇない...。内容に興味もった方には、PCとかで見なおしてみていただきたいな~、と。
まずこちら↑は、Apple純正カメラでフレーミングだけ決めて何もせず撮影したもの。
次のこちらは、主役の麻婆豆腐を指でタップしてから撮影したもの。
いかがでしょうか?
下の写真のほうが、麻婆豆腐は明るめで色も出ていて美味しそうだと思うのです。でも、白いお皿とか、お米とか、杏仁豆腐とかの“白色系”の露出がぶっ飛んじゃってます。
やっぱり不自然な写真と感じる人が多いのではないでしょうか......。
しかも、ここまで素のデータがぶっ飛んぢゃうと、後で補正の入れようがなくなっちゃうわけですね。
一方、何もせずに、フレーミングだけ決めて、後はピンが自動的に来たらシャッターを押しただけの“最初の写真”のバアイは.......。
主役の麻婆豆腐がもうちょっと明るくて色が出たほうがいいと感じるし、蛍光灯のグリーンに影響を受けて色温度が高くなってしまっている(全体的に青っぽい、の意)と思います。
なのでスマホで撮影した料理の写真を人様の目に晒すバアイは、現場では余計なことはせずに、“当たり”の写真は、後でPCやPadで補正を入れる、ってのを大前提とするのが吉、なのではないか、と。
で、こんな感じぃ。
ハイライトを上げつつ、色温度を下げて青みを可能な限り消してみました。
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次に、料理そのものに寄ったバアイ。題材はお刺身にて。
これがノーマル↑。
そしてこちら↑は、あえてハイライトとか色温度とかイヂらず、後処理で“シャドウ”だけを上げてみたバアイです。色がやや鮮やかに感じられます。
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次に唐揚げいってみましょう・笑
これはノーマル↑
フレーミングだけ決めてから、ピンと露出が自動的に決まるまでジっと待ちます。『LG G3』とかのレーザーによる超速ピン合わせとか、マジ欲しくなる瞬間です・笑。
で、もしかしたら“じっと待つ”ってのは、大抵のスマホのバアイ、灯台下暗し的なコツなのかもしれません。コンデジだってピン速いですしねぇ......。
で、やっぱり店内の照明ですから、青みが強い.......。人間の目は、脳の中で自動的に補正しちゃうので、もちろんこれは写真を撮ってみて初めて分かること.......。
なので、画像処理で、色温度を補正するわけですけれど、主役が唐揚げなので、やや強めに暖色系を上げて、そして全体の明るさを上げてみました↑。
これは好みの問題になっちゃうかも、ですね・笑。パーペキを求めるなら、キャベツとレモンはマスキングして“素のまま”にしておくほうがベターでしょうか。
まあ、並べると下の写真ってわざとらしく感じると思うのですが、一枚だけで見たバアイ、下のほうが美味しそうに感じるのでは?と思ったりするワタクシでございます。
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で、今回のまとめ、でございます(間違っていたらごめんなさいませ)。
店内の撮影のバアイ、写真は、蛍光灯のグリーンに影響を受けることが多い。
でもって、青みがかると、マズそうに見えがち。
iPhone 5sのカメラアプリには、「OneCam」のようなサードパーティ製アプリも含め、そういう補正フィルター機能(設定)はナイ(と思いますが.....)。コンデジで言うところの料理撮影モードみたいなもの。
あと、店内って自然光の入る窓際以外は、カメラにとっては基本的に暗いと考えたほうが良い。
なので、絶対的に暗い中で、写真の一箇所にピンや露出を集中させると、写真の全体の露出のバランスが崩れてしまうことが多い。
特にiPhone 5sのバアイはその傾向が強い.......。
同じスマホでも、F値が、2.0などという光学レンズ(Gレンズ)を搭載しているXperia Zシリーズなどとは比べないほうが良い・笑
で、フレーミングを決めたら、ピン合わせと露出合わせは、iPhone 5sに委ねる。
余計なことせず、ピンが来るまで、待つ。じっと待つ。← きっとこれ超・大切。
で、シャッターを押す。
基本的には各種バランス重視で写真は撮影されているはずなので、特に人様に何らかのカタチでお見せするバアイは、PCやPadにて、後で軽~く各種補正を入れて、美味しかった料理の写真に感謝の気持ちを捧げる♡
そうそう、タブレットで画像修正する場合、ワタクシがオススメしたいアプリは、AndroidもiOSも『Snapseed』。本誌関連記事は、こちら。
ちなみに......。デジカメ時代になって、何の補正も入れずにクライアントに納品するプロカメラマンなどお目にかかった試しはございません。
まあ、機材の問題ではないぞ、と。愛? それとも、自己満?・笑。
とりあえず、いぢょ!
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