2012年9月9日日曜日
続「PayPal Here」について
日本でもサービス開始した「PayPal Here」。
ソフトバンクのショップに行けば、誰もが端末手に入れることができて、サービス受けられます。
ただし、実際の運用では、チト現状ではムズイ点も散見しますねぇ。
たとえば、他の具体例からイキましょう。
貴方は近所のセブンイレブンで、今レアとされる「ガリガリくん コンポタ」を見つけたとします。
60円くらいだと思います。
けど、キャッシュは50円しかない。銀行のATMに行くのは面倒ですし、セブンのATM使うと100円の使用料払わなくちゃいけません。60円のアイス買うのに100円はねぇ。
そこで、カードで支払うことにしました。
レジのお姉さんは一瞬怪訝な表情を浮かべると思いますが、カード支払いは一瞬。リーダーに読み込ませて、レシートもレスポンス良く出ます。セブン系の“速さ”はやはり一歩リードですよねぇ。
以上おしまい。誰も迷惑しません。
これ誰もが味わえる電子決済の最先端、と。
が、PayPal Hereのバアイ、買う側のサインが必要。レシートは電子メールで送られてくるそうですが、その場でアドレス打ちこまくなくてはならない……。
もうこの時点で、「使えるシチュエーション」って限られてますね。
また支払いを受ける側は今のところiPhoneが必須ですし、PayPalに口座作る必要あります。
今のところAndroid端末には対応していないってところも、SBMらしさ満点だな、と・笑。
もちろん支払いのやりとりの簡略化みたいな部分は進化することでしょう。
でも現状のままでは厳しいかな、と。
また、このPayPal HereはSBMとの提携が話題でしたが、じつは、その考え方と端末の風情は、ツイッターCTOがCEOを兼務する「スクウェア」のまるパクっなのですね。あのスタバが提携を発表した決済サービスのスクウェアです。
スクウェアはさらに一歩進めて、GPSとの連動で、客はなんもしないで、商品買うみたいなことを既に実現しています。
紹介ビデオ初めて見た時は「なんのことだか」わかりませんでした・笑
「スマホ端末を何かしらに接触させる」みたいなイメージから既に脱却しているのでした。
スタバは日本にもたくさんありますからね、そのうち、きっと近いうちに“体験”できるようになることでしょう。
スタバは従業員の質とか、顧客側のリテラシーとかもあわせて導入しやすいメディアでしょうしね。
まあ来年はGoogleWalletも含めてソートーに見えてくる年になるのかなぁ、と。
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