2012年9月5日水曜日

続「iPhone5」について


ということで、予定調和がごとく「9月12日」(現地時間)に何かが起こる、と。

でも今回はパーツの流失映像が多すぎ。

こんなに甘いはず、ないでしょ。あのAppleが。

で、発表当日に「まんま」だったら、逆に凄くがっかりだなぁ。あ、そうですか、みたいな・笑。

で、昨年の夏時点のiPhone4、Xperia acro、Galaxy S2みたいな構図では、やはりiPhone4は、キレキレだったはずです。

iPhoneでしか動かない人気アプリも多かったし。

ただし、CPUが28nmスペックへと激進化しつつ、Android4.0の登場で風向きはやはり変わる。

とはいえ、Android4.0に実際に触れることのできる人は、今年前半、かなり限られていた。

Galaxy Nexusを買った人、一部のrootedな方々、そしてSBMのAQUOSの4.0搭載機買った人とか。

で、今年の夏モデル、まっさきに4.0搭載でデビューしたのはauの「HTC J」。

しばらくして各キャリアからいろいろ出てきたけど、個人的な印象ではガラスマ4.0系は総じてダメ。

ここで「やっぱりアンドロイドは4.0でもダメ」的な風評も広がることでしょう。

個人的には、やはり「Galaxy S3」は素晴らしい。またドコモでもう1台「おっ」と思ったのは「optimas it」だった。

もちろんXperiaには期待していたけど、発売時期のそもそもの遅さ、遅延、さらにはほぼ初期ロットで完売状態ということで、ここでもガラスマ勢の未来に一層の不安が募る。

結果的に、韓国と台湾メーカーに対して「やるねぇ」と思っているワタクシ。

これは事実なので仕方ない。

またドイツ「IFA」で発表された冬モデル投入が噂されている「Xperia V」。そしてニューヨークで発表されたこれまた冬投入が噂されるモトローラの新作「RZER M」にしろ、どちらも4.3インチなんす。

4.3インチ。今、手に取ることができる代表例は「HTC J」なんですけれど、ホームボタン等をタッチセンサーによる固定としてしまえば、4.65インチあるGalaxy Nexusなんかと「実効画面」はほとんど変わりません。

4.3インチか……と思うのですが、ここでのポイントは、文字の大きさなんす。日本語とかハングルとか北京語みたいく、画数が多い文字が多い言語圏のバアイ、つまり一文字は“2バイト”となるわけですが、特にモニタの絶対的な「横幅」がポイントになってきます。

一般的な4インチの横幅だとチトきついのではないか、と。

でもiPhone5は現状の横幅のままに縦を伸ばした4インチと噂されています。

モニタの精細度が上がり、日本語フォントなどが変わったりすると、世界は変わるかもしれませんが、現状の延長線では、やはり「見にくい」「読みにくい」まま、となると予想します。

でもアルファベットの世界の人なら、これでギリオッケーなんだと思いますけど。

また「グーグルが提供するフルサービスを受けることができない」とか……。

「インテント」がないので、様々なコンテンツを共有するのが面倒……など。

そろそろ、iOSであることのネガティヴさも多数派が知るようになることでしょう。

ここに先にも申し上げた「iPhoneの人気アプリが続々とAndroid化」という流れもございます。

またソフトバンクはともかく、auのLTE網のレベルが判然とするまで、iPhone5には手を出せないというのが個人的な感想でございますね。

かしこ。


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