2012年4月2日月曜日

続「マクド」について


.
マクドのCSRとか、非常に興味深いし、
IRは基本的にはすべてOPEN 。

さて、最新の株主総会でのプレゼンテーション、「店舗開発」について。

カンブリア宮殿はでは「400店舗」減らす、という数が主な紹介だったが、
その「中身」はかなりのもの。

まずドライブスルー型の大型店へ軸足を移すことは計画からも明白。

しかも2015年までに400店も増やす、きっとほぼ新規店ということだから、
既存店の多くは廃止されてゆくこととなる。

特に煽りを受けるのが、モール/フードコート。

大型ショッピングセンターなどに見られる、
他にもたこ焼き屋とかピザ屋とか牛丼屋とかうどん屋とか、
ズラーとファストフードが並んでいて、
テーブル・椅子等は他店と共同……みたいなタイプのことだと素人は予想。

なぜか?

比較的狭くてキッチンも狭く、
メニューが限定的になりやすいってことと、
あとは、他店との「等列」のイメージが強くて、
客単価を増してゆきたいマクドのブランド戦略にはそぐわないのかな、と。
また飲食する「空間」での独自の価値を提案できないし、
にもかかわらず顧客は値段を比較して選ぶわけで……と。

やっぱり客単価のためにはスタバ同様の「独自の空間」ですよね。

またカンブリア宮殿では、新しい試みとして「デリバリー」も紹介されてた。
原田氏をして「最も成長が期待されるサービス」とのこと。

そこで、現在のサービス範囲を確認してみれば……
東京西部の環八沿い、と16号線沿い。
街道筋の大型店を母艦にして南北にエリアカバーしている。
ロードサイドの大型店を増やすというのは、
デリバリーシステムの拡充にも直結するのでは? と予想。


0 件のコメント:

コメントを投稿