【Apple Watch】 ハードはマーク・ニューソン、UIはジョニー・アイヴ作だな、と

2014年9月10日(日本時間)のApple カンファレンスも無事終了。

ガッカリしつつ、ガッカリしていないジブンが不思議です・笑

中でもワタクシが驚いたのは『iWatch』ならぬ..........『Apple Watch』。

腕時計をするしないとか、腕時計型ガジェットの存在意義とかは、とりあえず置いておきます。

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とにかく『Apple Watch』、そのラインナップが怒涛ですよねー。

サイズはツータイプ。38mmと42mmがあって、さらにノーマル、スポーツ、エディションのスリーラインが存在していて、さらに表面の仕上げの違いとか、様々なデザインのバンドとか.......。

これデザインするの超・大変でしょう。

しかもUIのほうもキメキメ。

先日、ジョニー・アイプと懇意のデザイナー、マーク・ニューソンがAppleにかなり密接に付き合ってゆく......みたいな報道がありましたけれど、『Apple Watch』のデザインを眺めていると、ほぼ間違いなく、ハードウェアのディティールについてはマークさんがチーフ・デザイナー役だと勝手に予想します。

で、基本的なUIに関しては、ジョニーさんが担当だったとこれも勝手に予想。

ぢゃないと、こんな物量、絶対に無理だと思います。

楽勝で2年以上とか絶対に掛かっていると思います。

各種表示画面の緻密なデザインの作り込みとか、動き方とか、どれだけ手間掛かっているんだよ、これ？　てな印象です。

ジョニー・アイヴの時間の比重の置き方は、きっと『iPhone 6』、『iPhone 6 Plus』が“３”程度、『Apple Watch』が“７”くらいだったのでは？　と勝手に予想。

iOS7で、表面的なデザインとか動き方とか、結構、やれちゃっているので、iOS8では主に、中身のオープン化が推進されているのは既報の通り。

ある意味規定路線ではあるので、才能溢れる若手にある程度、任せることも可能だったことでしょう。

ジョニーさんはお題目を出す。

たとえば、「大型モニタに於ける、片手操作に対応するUIを考えてみてちょ」とか。

すると、Touch IDを軽くダブルタップすると(強くダブルクリックするともちろんSiriですけど....)、画面全体が下に降りてくる、なんてアイデアを出したデザイナーが居て、その人に具体的な操作性とかUIをデザインさせてみる、とか。

あと、筐体そのものに関しては、基本デザインは踏襲ですから、後は、現在の技術で可能な限り薄くすることがテーマでありつつ、側面をラウンドさせてホールド性をアップ、ヘンな枠線みたなものに関しては、そもそもiPhoneはWiFiが掴みにくいとか、各種受信性能にシビアな面がありつつ、今度の『iPhone 6』シリーズは、さらに薄くて、シビアさを増しているから、枠線のところを増やして受信性能を重視した......みたいな感じでしょうか。

「そのうち、見た目も慣れるさ」 by アイブ♡みたいな感じで・笑

ともあれ、です。

『Apple Watch』に対するAppleのリソースのブッ込み方が半端ない点に驚かされた発表会でございました。

まっ、これ出来るのAppleだし、『iWatch』ぢゃなくて、『Apple Watch』にしたのも、やっぱり気合の表れではないかと思うわけです。

ショーバイって蓋を開けてみないとわからないものだし、今まで時計なんぞ興味ないしイラネーと言っていた人が、欲望を喚起される事もあることでしょう.......。

アイヴさんとマークさんのタッグ・チームはよく頑張りましたね、と。

とりあえず、いぢょ！

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