2012年3月25日日曜日
「マクドナルド」について
.
今回のカンブリア宮殿もなかなか面白かった。
主役は日本マクドCEOの原田氏。
もう八年にもなるんですね、就任してから……
でもV字回復凄いよな。単純に。
八年前に比べて1500億円増とは。
まず結果がすべて、と。
ただしリーマンショックの翌年の2009年。
そして311のあった2011年は、明確に世相を反映はしているが。
でも2004年末に掲載された、
「ほぼ日」の糸井氏とのインタビューと比べても
言っていることはほとんど変わらない。
しかも特殊なこと言ってないものな、中身的には。
では番組内で気になったコメントを以下に羅列。
◆
豊かになり過ぎて「考えない」人が増えた
調子のいい時こそ変革
味 ⇢ made for you ⇢ 半年で導入=スピード
八年で六回の値上げ
原田氏は週三(くらいしかマクド食さないみたい…)
牛丼との比較は意味がない(意訳)
100円マックだからこそのお得感
現状ではMAX740円のセットメニュー(高価格化)
QSC(マックHPで誰もが読むことができる)
世界114カ国に共通する強み。
グローバル
変えちゃいけないこと
難しいことをシンプルに伝える努力、工夫
ピープルビジネス B to C
店舗の人、店長
なにをしないかかが大切
地域別価格 六段階
↑ 最も高いのはAirport
一円
匠の技(日本の強み)
藤田田 後継者を作らなかった……
マーケットを作る
デリバリー 今後一番伸びる
ケータイ会員 コミュニケーションのスピード =割引ではない
コミュニケーション メディアごとの戦略
↑ ただしブランドを損なわないこと
従業員の満足 ⇢ 離職率の低下 ⇢ サービス向上 ⇢ 顧客満足
ハンバーガー、チーズバーガー、ビックマック、ポテチ
↑ グローバルな四大基礎商品 共通商品
三割 ⇢ 7割 フランチャイズ率
(フラット化)
グローバルなビジネスのルールを作ってゆく
◆
まあこういうふうに恣意的に断片化すると何なのですが、
トータルでおっしゃっていることは結構普遍的なことばかり。
ちなみに……「価値と値段」について。
小池さんも質問していたけど、
「牛丼240円ですよね」みたいな質問にフツーなるわけですね。フツー。
でも、牛丼みたいな競合ファストフーズはもちろん、
競合ハンバーガーショップと比較しても意味はあまりない、と。
結局、顧客の期待値を上回れば「価格は納得してくれる」と。
個人的には「よくこんな高価格なセットメニューあるな……」と感じていただけに……
入り口は100円マックとか広めにとっておいて、
独自の物語、ブランドスートーリーに引き込んで、
その物語に熱中してもらうというか、
納得すれば次も……っていう流れですよね。
言うは易し行うは難し、と。
まあ個人的なマクド利用内容はともかくですが……
原田CEOの発信している考え方は、
ソートーなレベルで普遍的だと思いますね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿