最近、進捗著しいワイモバイル。
全国4000のリアル店舗、及び格安SIM勢力をターゲットに絞った端末との“込み込み”戦略が大当たりの様子。
実際、MNPを前提に、プランMあたりをチョイスすれば、定額通話のみならず、月6GBのデータ容量もゲットできるわけで、単純にSIMだけ見ても良い線行っている。
激安案件のDIGNO E あたりで、とりあえず契約して、SIMフリーのiPhone SE なんかへSIMを使い回すのも手だと、ワタクシ考えていたわけです。
iPhone 用の構成プロファイルなんかも用意されているので、最低限のデータ通信はできるのだろう.....とは思っていました。ただし、テザリングについては?
やっとワイモバのお店に寄ることができたので、お店にスタッフに尋ねてみました。
回答
ガックシ・w
てなことで、フリーダム感、凄いかも、と思っていたSIMフリー版 iPhone SE (A1723)ですが、au回線の格安SIM(UQ mobile、mineo)、ソフトバンク回線のワイモバ共に、“テザリング不可”と相成りました~。
似たような値段なら、なにもテザリング不可な格安SIMを新規で選ぶ必要はないぞ、と。
結果的に、ドコモ回線の格安SIMをチョイスするという選択肢しかなくなりますが、だったら別にSIMフリーのiPhone に拘る必要もなく、ドコモ版iPhone SEの白ロムを選ぶのも状況によってはアリでございましょう。
一方で、本日、2016年7月15日。UQ mobile から、iPhone 5s が発売(SEではなく、5s)。
予想通り、ワイモバの価格設定にあわせてきました。まあ、喧嘩売る気もない、と。
んで、ここでのポイントは、UQ mobile 扱いのiPhone 5s は、SIMロックが掛かった状態、かつテザリングも当然、可能というところでしょう。
ワイモバイル版iPhone 5s だって、もちろんテザリング可能。
つまり、です。
キャリアの意向によって、Appleは自由自在にiPhoneの仕様をチューニング可能ということ。
当たり前ですが......。
なので、iOS が、7 → 8 へとアプデされた時の仕様変更を思い出してみます。
iOS 7 時代は、テザリング不可だった、ドコモ iPhone 5s / 5c がiOS 8では、テザリングも可能となった。
この変更は、格安SIMユーザーのためではなく、ドコモが抱える莫大な数の超一流企業向けな法人ニーズからでしょう。
法人契約では、個別にAPNが異なっており、つまり、位置づけは格安SIMと同じ。SPモードぢゃないと、テザリング不可ってのは通用しない......。
Appleとしても、超美味しい法人市場に喰い込みたい。
そんなところでしょう。
一方、超悲惨なのが、iOS8にアプデしたら、テザリングどころか、データ通信までもが不可となったau版のケース。
鬼だな、au。そんな鬼にひどい目に会ったのが、au回線による格安SIMショーバイを始めたばかりの、mineo(マイネオ)だったのは間違いありません。
マサヨシさんもエグいこと多いけれど、田中プロもエッグイなほんまに.....。
ただし、どうもau側はAppleのせいにしてスッとぼけていたみたい......。
Appleが自主的にブロックを掛ける意図も見えないしなぁ.....。
えっ、iPhone 5s / 5c のハードウェアのせい?
だからぁ、本日、UQ mobile版のiPhone 5s が発売ですよーん、と。
まっ、日本の林檎は、日本のキャリアの胸先三寸ってことですなぁ。SIMフリーモデルとは言っても、本当のフリーダムではないことは夢々、忘れたくないもの。
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でも、ワイモバとかUQ mobile が、iPhone 5s 扱うなら、その他の格安SIMブランドからも出るのでは? と。なにせ商戦は、端末とのセット売りに移行しているのですから.....。
答え。出ません。
キャリアが思いっきり、Appleにブロック掛けているそうです。
UQ の会長って、auの田中プロですし、ワイモバ買収したのはソフトバンク、と。そゆこと~。
ちなみに、ワイモバ版iPhone 5s は、特にティーンエイジャー向けの“初めてのスマホ”として、年度末、相当、売れたみたい。
初年度は、月々1,990円から、ってのは親御さんにもブッ刺さりか、と。
でも、ちゃんと二年間の総費用を計算すれば、明らかにSIMフリー iPhone SE と、IIJmioとかマイネオとかのインデペ系格安SIMを組み合わせたほうが、自由だし、お得。売る時も有利。何より、iPhone SE の中身は、(ほぼ)iPhone 6sなんですしぃ......。
ということで、個人的には、SIMフリー iPhone SE との組み合わせで、テザリングが不可になる、ワイモバイルSIMを組み合わせる可能性は極めて低い、ってことですかね。
ただし、テザリングしない、発信通話の頻度が高いってな方は、激安案件なDIGNOとか購入してSIMを使い回すってのはアリな作戦だと思います。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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