ということで、シャープ謹製SIMフリー・スマホ『AQUOS SH-02M』でございます。
やや、“ぽっちゃり系”の、いかにもシャープらしいデザイン.....。
そもそもAQUOS SH-02M は、2015ドコモ夏モデルの『AQUOS EVER SH-04G』としてまずはデビューいたしました。もちろん、この場合、SIMロック掛かってます。
Ad.
ドコモ内での“機種変”ユーザーがメインターゲットでして、比較的お安く機種変できるという新戦略モデルというのが特徴。
価格設定が明らかに異なるので、新規とかMNPのユーザーは、ハナから相手にしていなかった、と。
まさに、横尾さん(仮名)みたいな人にうってつけだったわけです・笑
あえてミドルレンジな端末をラインナップするというのも面白かった点。
しかし、AQUOS EVERは、それだけでは済まなかった、と。
SIMフリーモデルの『AQUOS SH-02M』としてもデビュー。
その他にも、gooのスマホ『g04』とか、セブン限定販売の『SH-02M-EVA』とか、お化粧直して登場したりしちょります。
んで、ベースモデルが、なにせドコモ謹製なのですから、SIMフリー仕様となっても、防水、おサイフケータイ、VoLTEとか、ガラスマ機能等がフル搭載というところがポイント。
シャープがドコモに仁義を払うのは当然のことでして、ドコモも“SIMフリー化”にOKを出したということでありましょう。
Xperia J1 Compact という先例もあるわけですし、まあ、当然の流れでしょうか。
さらに2015ドコモ冬モデルでは、AQUOS EVER と同じタイプのモデル(ミッドレンジの低価格版)が、富士通からデビュー。arrows Fit F-01H。
これは速攻でSIMフリーモデルとしてもデビューを果たし、ドコモの周波数帯だけではなく、auのCDMA2000(通話)にも対応しているという、掟破りなマルチバンドっぷりが話題になりました。
ということで、ガラスマ生き残り組のソニー、シャープ、富士通の三社は、いづれもドコモ謹製モデルのお下がりというカタチで、SIMフリー端末を設定する時代に突入したのであります。
果たして、ここで彼らがドコモを無視して、さらに価格コンシャスなSIMフリーモデルを投入できるか? と問われれば、きっと無理でしょう。
ハイエンドモデルも含めたところで、ドコモが、ゴソっと買い取っているからこそ、首の皮一枚で繋がっているのは明白.....。
ソニモバは大赤字中、シャープはJDIに液晶部門を身売り?、富士通はモバイル部門を分社化。
きっ、厳しい.......。
んで、AQUOS SH-02M の価格設定は、ガラスマ機能がフルに付いているだけあって、人気のファーウェイP8lite とか、ASUS Zenfone 2 Laser とか、HTC Desire 626 なんかと比べると、明確にお高い.....。
格安SIMユーザーの場合、端末価格も含めたところのでの絶対的な価格の安さを求めてくるケースが多いはず。すると、4万円オーバーの端末って、ビミョーに敷居が高いかも。三万円ってのが、ひとつのボーダーでしょう。
まあ、Xperia J1 Compact がそうですが、ドコモの顔色を伺いながら、発売からある程度経ったら、激安にして売りさばくっていう路線といったところでしょうか。
ここまで書いて、自然に脳裏に浮かんでくるメーカー名がありますねぇ。
それは、Samsung。
ファーウェイとか、ASUS が日本のSIMフリー・マーケットで、結構、好調なんつー話を聞けば、指をくわえて黙っているわけにはいかないことでしょう。
年明けとかのタイミングで、日本のSIMフリー市場向けの“何か”を出してくるんぢゃないかなー、と勝手に妄想しているところ。
果報は寝て待て。世界は勝手に変わってゆく・笑
とりあえず、いぢょ!
【追記 2016年4月9日】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP
Tweet
0 件のコメント:
コメントを投稿