格安SIMと組み合わせるバヤイ、iPhone というか、iOS のバージョンアップは用心深くあらねばならぬ。
はいこれ、iOS 8 以降のニッポンの新ジョーシキ。
ドコモ版iPhone はもちろんのこと、これはSIMフリー版iPhone でも同じこと。
そうそう、au版iPhone も新しい環境プロファイル(Cellular Paylord)にすると、格安SIMでもデータ通信が可能になった。が、ドコモ版iPhone とドコモ系格安SIMとの組み合わせとは異なり。au系格安SIM の場合、データ通信だけでテザリングが出来ない.......。
さて、2015年12月9日、iOS 9.2 が突然ローンチされた。
ワタクシの場合は、IIJmio の中の人が、ツイッターで「更新しても大丈夫だよーん」とツブやくのを待つ。
たいへんお待たせいたしました。本日リリースされたiOS 9.2に対応したiPhone/iPadを検証し、動作確認済み端末を更新しました。全端末、今までと同様の挙動でご利用いただけます。https://t.co/jnZNsZHK4T
— IIJmio (@iijmio) 2015, 12月 9
今回は結構、検証に時間が掛かったほう。
その理由はきっと、au系格安SIM、具体的にはmineo(マイネオ)が、「アップデートするのちょっと待った!」のアナウンスを、特にマイネオ・ユーザーに対して、わざわざメールで連絡したことと関連していると勝手に予想する。
ワタクシは、マイネオ・ユーザーでもあるのでメールが来た。ただし、au回線のマイネオは所有していない。けど、ドコモ回線でも検証が不十分な場合、トラブルが発生する可能性があるので、広くアナウンスしたのでしょう。
まあ、今回の一件で思ったことは、ひとくちに“検証作業”と言っても、MVNO各社によって様々なノウハウの蓄積があるわけで、それこそ違いは大きいのだろうな、ということ。
これはApple側の検証作業も含まれるはず......。
au版iPhone と、au系格安SIMの検証なんて、Appleはガン無視のはず。
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一方、ドコモ版iPhone と、ドコモ系格安SIMとの組み合わせの場合、ある種の検証作業が行われている可能性はある。
それは、ドコモの法人契約の場合、企業ごとに、独自のAPN を割り振っているケースがあるため。
SPモードのAPN ではナイという点では、ドコモの法人契約と格安SIMとでは立場は同じ。
Apple としては、莫大なるドコモの法人契約に食い込みたいのは間違いなく、格安SIMの存在がAppleのビジネスモデルを破壊する可能性と天秤を掛けたバヤイ、きっと、前者を(今のところは)選択しているのだろう、と勝手に予測する。
ワタクシとしては、当分の間、iPhone とドコモ系格安SIM の組み合わせでもトラブルは発生しないだろう、と予想しているところ。
ただし、やっぱり、オジャンの可能性は否定できないので、iOS がアップデートする度に、IIJmio の中の人のご託宣を待つ、ということは続けることでしょう。
とりあえず、いぢょ!
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