2014年3月7日金曜日

無添 くら寿司 から 新メニュー! 『イベリコ豚丼』を発売初日に食べてみた!【レビュー】


■ 大ヒット作だけど、なかなかシュールな一品でございました・w

はい、ネタです・w。

大手回転寿司チェーン『無添 くら寿司』が、新しい“丼もの”メニュー、『イベリコ豚丼』を発売開始です! 大手回転寿司チェーンでは初の豚丼っ!

そこで、発売初日(2014年3月7日)に、早速食べてみることに致しました~。

ステマ要素ゼロの渾身のリポートをお届けいたしましょう・w

まず広告写真がかなりイケています。じつに美味しそうです。

また文字によるウンチクのほうも素晴らしいです。

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スペイン産のイベリコ豚。それもスペイン西部のアンダルシア州ウェルバ件ハブコ村の“どんぐり”だけ食べて育った、最高ランク“アダージョ”という豚肉が使用されているとのこと。

スペインのイベリコ豚生産のうち、わずか10パーセントしか“アダージョ”とはならないそうです。にもかかわらず『くら寿司』は、そのアダージョのバラ肉の年間生産量の約1/4となる250トンを独占契約したそうなのです。


力ありますな、くら寿司。

ちなみに、イベリコ豚が珍重される理由は、赤身と脂の比率が20対80と圧倒的に脂質が多いにもかかわらず、しかしその脂質の口溶けがバツグン、さらにオレイン酸が大量に含まれているので、悪玉コレステロールや血中脂肪の低下に効果があるからだそうです。


※ オレイン酸。オメガ9。コレステロールの低下が謳い文句ですが、コレステロールは体内で合成しちゃうものと、2015年に日本の厚生労働省も発表しちょります。

イベリコ豚といえば、生ハムなんかのほうが身近な存在ですけれど、なんで人気なのかは、まさにそれだったんですね。

“脂の質”、なんす。口中でさっと溶ける、それだけでも素敵。


期間限定で、『イベリコとんこつラーメン』、『イベリコ豚の大トロ』(にぎり二貫)も販売中ですが、『イベリコ豚丼』は期間限定商品ではなく、定番メニューとして定着させたいみたい.......。期待できますね。


※ 結果、初期モデルは、250万食の大ヒット。現在は価格を下げてのバージョン2。

そもそも回転寿司なのにラーメン出したり、ケーキ出したりと、従来的な価値観破壊で名を成してきた『くら寿司』ですけれど(そういうのは
決してキライではないワタクシ)、大手回転寿司チェーンで初の『豚丼』にも手を出したのでした。

昨今、吉野家、すき家、松屋など牛丼チェーンの経営が芳しくなく(すき焼きがヒットしている吉野家はそこそこみたいですが.....)、日本人社長(Apple本社副社長まで上り詰めたあのお方のこと)が実質、更迭されちゃったほど業績が悪化しているマクドナルド等、ファストフード産業は超キビシイ状態。


※ いやいや牛丼ギョーカイは厳しいまま。ななんとくら寿司さえ、売上げ伸びてません。マジで。

コンビニ飯と、くら寿司とかスシローとかの“低価格・回転寿司屋”に喰われている......などという言説も目立ちます。

そこに「くら寿司」は『豚丼』でさらなる追い打ちをかける、と。

しかもプレミアム路線で、価格は400円(外税なんで実際は、425円ですけど!)の設定、と。

やっぱり期待は高まるというもの。

あ、さて


くら寿司に入り、テーブルに座り、iPad製の据え置きタッチパネルで『イベリコ豚丼』を表示。注文ボタンをタップします!


待ち時間は「4分」と表示。

素晴らしい。オーダーされてから作るんです。

でも結構、長いかも......。ぐるぐる回っている回転寿司を眺めながら時間を潰します。「あ、この白子のジュレとかもしかして奇跡的にオイシイかも.....」とか思いつつ......。

で、来ました!



目的の『イベリコ豚丼』、そして右は追加で頼んだ期間限定の『イベリコ豚の大トロ』(二貫で105円・税込み)。



ぜひ、メニュー用の写真と見比べてください・w プロカメラマンによる商業写真が、いかに素晴らしいかが分かりますね~。勉強になります。

ちなみに、くどいようですけど、『イベリコ豚丼』は税込みで400円ではありません。しっかり『税抜き』と明記されていますよ。なので今は税込みだと425円、消費税が8パーセントになると、432円(税込み)ですね!


※ なつかしー、消費税5%時代の記事。この直後に8%化。消費低迷....。

じつは、結構、料理って“見た目”が多くを語っていることが多いので、これ以上書くのはやっぱりヤメときます・w。皆様のご判断におまかせ~。


※ っつーか、バイトのおばさんには頑張っていただきたい。

ともあれ、なんだか物足りなさ過ぎる......。ここで味噌汁でも飲むか、とか思うと200円弱するのしかないしぃ。


で、悲しいかな、ワタクシは追加で「生タラバ」(一貫 105円・税込み)を食べ、数年前の記憶がまざまざと蘇り、にもかかわらず懲りずに「中トロ」(一貫 105円・税込み)を食べ、自らの決断力の無さに憎悪し・w、呆れ返ることに「白子軍艦 ポン酢ジュレ」(二貫 105円・税込み)を食べ、これはマジで“ぷりっぷりの白子とフレッシュな紫蘇の葉とジュレのハーモニーが結構お見事”で、超・ホッとした気分で「お会計」へと進むことができました~。

ごちそうさまでございました!

ついつい追加でオーダーしちゃうと、軽~く1000円弱とかイっちゃうんだよなぁ。


※ ここがポイント、抑え気味でも客単価1,000円。くら寿司発展の秘訣・w

よく考えてあるなぁ......。『くら寿司』のビジネスセンスってソートーに柔らかく、かつ徹底的だよなぁ、と、ほとほと感心させられちゃいます。← これマジ。


やっぱりここまで鬼ぢゃないと、こんな時代、急成長は無理なんだろうな......。

超久しぶりに『くら寿司』に立ち寄らせていただきましたが、今回も「くら寿司で食べる人ってお金持ちなんだなー」とシミジミ思いましたね。そうでないワタクシは、また当分の間、その自動ドアをくぐることはできないと思いますです。


やっぱり日本人ってお金持ちが多い! 改めて実感できました。ありがたや!

あと、ウェブ・ジャーナリズムの隅々までステマが忍び込んでいることも、よ~く分かりました。授業料としてぜんぜん惜しいとは思わない体験でしたよ。


くら寿司、豚丼で検索してみれば、ネガな記事とか上位に出てこないっしょ。んなわけナイわけでして。企業側のSEO対策も進化していると考えるへき。注意ね。

とりあえず、いぢょ。



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