■ 格安SIM包囲網はほぼ完成済みみたい.....
ということで、大枠ではスマホ、ねた。
どうも格安SIMブームは、本格的に沈静化したみたい。
というのもドコモの最新決算のデータが示しているので.....。220万の純増を目標に掲げていたドコモですが、それを130万に引き下げたのでした。
ちなみに昨年度の純増は、391万。
つまり、1/3 !
モジュール、スマートメーターの数も含まれているけど、ドコモ系MVNO(格安SIM)の伸びが止まった模様。
「月々の通信費をもっと安く」というニーズは不偏なれど、そのニーズをごっそり持っていっちゃってるのが、今やワイモバイルとUQモバイルなのでしょう。
あと、ドコモの数字を眺めるに、楽天モバイルも2年前くらいの勢いは失われてしまっていると勝手に予想。ただし、楽天経済圏に魅力を感じる人にとっては、大アリ。最近は通信品質も良くなっているみたいだし。
ワタクシが愛用中のマイネオは100万回線目指して頑張っている途中ですが、今年2017年4月~9月あたりの伸びはやや鈍化している。ただし新しいiPhone出ると流れは変る。
あとauの「ピタットプラン」と「フラットプラン」なんかの新プランも効いている模様。
つまりユーザーは二極化している。月3GB以下の人とか、結構、多い。ここをピタットプランが吸収。一方、auのフラットプランで言えば、既に40%近くの人が、20GB以上のプランを契約。
かたや格安SIMで、20GBプランの相場は、通話回線付きで約5,000円。これにiPhone X のSIMフリーを組み合わせると、トータル一万円 /月 の支払いとなってしまう。定額通話も付いていないでこのお値段。
つまり、iPhone、ペリア、Galaxy等の最新ハイエンド端末と、20GB以上の大容量プランを所望する向きにとって、選択肢は、ドコモ、au、ソフバンとなるのが必然。
んで、auとソフバンの48回払い......。MNPしにくくなるし、中古市場にSIMロック解除された端末が流通することも防げる。これも一種の格安SIM包囲網。
また端末には拘りが少なく、データもあんまし使わないという向きには、ワイモバとUQモバイルもあるぞ、と。最新のスマホ販売ランクでも、HUAWEI P10 lite がiPhone勢の中に入ってベストテン入りし続けている。
また多数派は面倒なことが嫌い。
じつはMNPなんぞしたくない。ましてやAPNの設定とか、構成プロファイルのインストとか聞くと「???」とフリーズしがち・w
できればキャリアに留まりたい。特にドコモに対するロイヤリティの高さは、抜群でしょう。auとソフバンのユーザーはドコモ勢と較べて流動性は高いはず。
でも、ワイモバだったら、スタッフが直接対応してくれるし、MNP面倒な人にも敷居は低い。ちょっと前まで併売店だったところも、続々とワイモバ化している。つまり、リアル・ユーザーとのタッチポイントも増え続けている。
しかも、auもソフバンも、影に隠れてiPhone 7 を叩き売っていたりもする。MNP一括ゼロ円は、MNPするためのモチベを上げてくれるぞ、と。
IIJmio のエライ人は昔から明言しているけど、格安SIMのシェアって、どこの先進国でも、15%~20%程度で止まるらしい。
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ワイモバもUQモバも一種の格安SIMであるものの、基本、キャリアの経営ですからね。auやソフバンの予算で、ガンガン地上波でCF打っているわけでして.....。いわゆるドコモ系格安SIM勢には真似できない世界が展開されている。
しかも、定額通話付いているし、混雑する時間帯でもスピード落ちないし。
あと、ドコモ系格安SIMは儲かりにくい.....。黒字転換しているところは、IIJmio系だけぢゃないのかなー。ゆえに、BIGLOBE はauに買収され、FREETEL のMVNO部門も楽天に買収されちやった、と。そうそうNifMo のニフティも家電量販店に買収されたっけ.....。
マイネオの親会社は関西電力。超金持ち。ご安心めされ・w
ちなみにLINEモバイルが鳴かず飛ばずなのも、商材が、基本的にはIIJmio なんかと一緒で、マニア度が高いからでしょう。
ワタクシとしてはSIMロック解除可能な第一世代である、iPhone 6s ユーザーが、とっととマイネオにMNPしちゃえばいいのに....と思ったりしますが、それってきっとマニア度の高い行為で、そういうことしたい人は既に格安SIMへとMNP済みなのかも.....。
ちなみにワタクシがIIJmioへとMNPしたのは2015年4月。
月3GBプラン開始。リアル店舗での即日MNPに対応。でも当時は、まだ数店舗のビックカメラでしか、即日MNP不可。なので、月初になると、MNPしたい人の長蛇の列。川崎店が凄かったらしい。あと、キャリアのMNP一括ゼロ円が表面的には禁止状態となって、キャリアを渡り歩くメリットが激減したのも大きい。
格安SIM をチョイスする必然性が、2015年4月からグっと高まった。そんな背景あり。
その回線をマイネオ化したのが、2016年2月。マイネオはやっぱり順調だな、と。
『マイネオ 紹介キャンペーン』
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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