2015年２月初旬。白ロムのドコモ『Xperia Z3 Compact SO-02G』購入と、ほぼ同時に契約した格安SIM、『NifMO(ニフモ) by NIFTY』。
『ニフモ』は、ドコモからリッチに帯域を買っているせいでしょうか、いわゆる“混雑時”にも、通信スピードが低下しにくい.....というのは体感することができました。
母体であるニフティは、格安SIMマーケットで、“やる気満々”なのは間違いナシであります。
ただし、『ニフモ』の特徴のひとつが、“直近三日間で規定のデータ通信量を超えると、下り200Kbpsの帯域制御(スピード制限)”を実施、というもの。
ワタクシが契約したのは月３GBのプラン。この場合、三日間で500KB使うと、帯域制御が、直ぐ様入ります。
ワタクシ、「使いたい時は好きなだけ使いたいタイプ」なので、ニフモSIMは、これにてスッパリ解約することといたしました(なにせ、『IIJmio』は、既に２回線に増えちゃってるし)。
ここで、『ニフモ』SIMとの“相性”が良いと思われる人のタイプをば。
・スマホでデータをあまり使わない人(月 2GB以下って人は、全体の40パーセント近いんですよ～)。
・動画をダラダラ観ない人。
・PCと繋いでテザリングとかしない人(PCのウェブブラウズは、動画ぢゃなくてもデータ・イーター)。
・満員の通勤電車とか“混み合う状況”に日々いらっしゃる方(帯域のヨユーが、通信スピードの安定化に直結)。
・あと、ニフモが用意する“バリュープログラム”にて、通信費を小まめに節約するのが好きなタイプの方。
以上でしょうか。
ワタクシの場合、以上のすべてが“真逆”です♡
で、イザ解約となって、いろいろやりますと、結構、文章読み込まなくてはいけなかったりと、面倒くさいのが実際です。
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なので、実際に解約してみたワタクシなりの印象＆注意点を述べさせていただきたく存じます。
基本的にはウェブからの解約申し込みは簡単です。
さすがニフティ、筋はいい(と一瞬だけ思った)。
が、です。
『NifMo(ニフモ)』というか、ニフティ全体は、解約(かいやく)と解除(かいじょ)というふたつの言葉を独自の文脈に於いて、使い分けているのでありました。
パンピーは、基本、混乱すると思います。
フツー、解約は解約ですよね？
けど、ニフティの場合、様々なインターネット・サービスを提供しているので、個別のサービスの解約のことを“解除”って呼称しているのでした。ぶっちゃけ“ニフティ語”。
そこには長らくISPで商売している老舗ニフティの歴史の積み重ねが反映されているとは思います。
けど、今や若い衆は「インターネット・プロバイダーって何それ？」ですよね、実際。
ニフモで初めてニフティという会社名を知る人も多いはず。しかも、格安SIMギョーカイでは新参者であるのも間違いありません。
でぇ、そういう“新世代のスタンス”からすると、筋がかなり悪いところもあるんです。
解約したら、フツー、そこでオシマイでしょ？
けど、『NifMo(ニフモ)』の場合は、勝手に会員にさせられた『＠Nifty 基本料金』ってのが、ニフモを解約したとしても、月々 250円も発生し続けてしまうのでした。
ニフモとの契約中は、その250円はサービスで、ダーターになっているだけだったのでした～。
なにそれー、という感じ。
そもそもニフモとの契約時に、こちらの個人情報でもある“メルアド”は教えているわけで、メールでの連絡意思疎通は可能。勝手に、ニフティ・ドメインの使わないメルアドとか配って、後で基本料払えってのもねぇ。
ダイアル・アップでネットに接続している時代ぢゃないんだぜー。プロバイダー様と契約しないとメルアドもらえない時代ぢゃないんですよ～、っと。
で、『＠Nifty』の登録そのものをヤメることをニフティは、ここで初めて「解約」と呼ぶ。
つまり、ニフティの独自の文脈で.........
完全にニフティと縁を切ることを「解約」と呼び、ニフティの個別サービスを停止・中止することを「解除」と呼ぶのでありました～。
知らないよー、そんなの。
以上を理解するのに、すっごく文章読まされたし、朝のスキマ時間で解約しようとしていたのに、無理だったぢゃないか～。時間返して欲しい♡
しかも、です。
『NifMo(ニフモ)』を“解除”した当日には、『＠Nifty』の“解約”は不可ときた！
仮に、悪気はない、としましょうか........。
でも、格安SIMギョーカイでは、このやり方は通用しないでしょう。人によっては“悪質”そのものと感じるのではないでしょうか。老舗インターネット・プロバイダーの積み上げた強固な仕組みが、土台にあってままならぬとしても、放置しているとヤバイんでないの？ とワタクシは思います。
ニフティ・ブランドに傷がつきますよー♡
絶対「えっ、解約したのに、なんで250円引き落とされているの？」ってなりがちだものー。
“解除”そのものは簡単だから、きっと、よく読まない人は多いはずだしぃ。
さらに他の注意点。
解除申請してから、実際に“解除 終了”となるのは、ななんと“約２週間後”だそうです。
月末に解除すればいいやー、は通用せず (なんで２週間もタイムラグあんのさ.......)。
で、通信停止(“解除”完了っ)になった月の料金は、利用停止が何日だろうと、一ヶ月分、全額支払うんですとー。
なのでぇ、“解除”申請を、その月の10日くらいまでに済ませないと、１ヶ月分余計に支払う羽目になります(← ワタクシのこと)。
あと、通話付きプランの場合は、解除料は8,000円(注: ワタクシが契約していたNifMoのプランは通話付きではありません。データ + SMS付き。なので解除料は発生しません。念のため)。
『IIJmio みおふぉん』みたく、月々1,000円ちょっとづつ、違約金が減額されてゆく、という仕組みではないようであります(注: みおふぉん= 通話付き)。
ともあれ、NifMo(ニフモ)と解約したくなったら、月初から具体的に動き始めるのが吉、ということであります。
まっ、とにかくひとくちに格安SIMって言ってもイロイロ。
さよなら、エリカ様。by 高城剛
とりあえず、いぢょ！
【追記 2016年４月９日】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強 “10の理由”を書きました。ぜひ。
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