2015年4月8日水曜日
朝の5時。『IIJmio』と『NifMO(ニフモ)』のスピードを比較してみた!【格安SIM】
世も明けきらぬ朝の5時過ぎ@東京西部の住宅街にて、格安SIMのスピードテストをば比較してみました。
ひとつは、『IIJmio』の“ミニマムスタートプラン”。組み合わせた端末は、ドコモ『Xperia Z3 Compact SO-02G 改Ver.2』。
もうひとつは、『NifMo(ニフモ) by NIFTY』の“3GBプラン”。組み合わせた端末は、Google『Nexus 5』(Android 5.1)。
そもそも同一端末ぢゃなきゃ、比較にならぬ、というツッコミはごもっとも。
ただし、どちらもドコモの2.1GHz帯と1.7GHz帯のLTEには対応しているので、まあまあってところでしょうか(何が? 笑)。
まあ、テスト結果がとっても興味深かったのでご報告なのです。
ほとんど同じ、でした。
『IIJmio』 PING 29ms ダウンロード 26.41Mbps アップロード 8.50Mbps
『NifMo(ニフモ)』 PING 45ms ダウンロード 26.51Mbps アップロード 6.26Mbps
ほぼ同じというか、違いは誤差範囲というか、ワタクシ的にはそういう印象です。
掴んでいる基地局は2.1GHz帯(Band1)だと勝手に推測。
プチ田舎ではあるものの、かなりの人口密集地帯ではありまして、持ち主はグッスリ眠っていても、スマホのほうは半覚醒状態にて充電中というケースが多いかと存じます。
またごく少数でもIIJmioユーザー、NifMo(ニフモ)ユーザーが、回線を使っていたらこんな結果にはならなかったのでは? と勝手に推測。
あと、他の時間帯では往々にして、IIJmioのほうが遅くて、NifMo(ニフモ)のほうが速いという図式が固定的であります。
ここで、素人が勝手に類推するに、『NifMo(ニフモ)』は、新興MVNOとはいっても、IIJmio並に、かなりリッチに帯域を仕入れているのでは? ということ。
にもかかわらず、ユーザー数が、まだまだ限定的なので、昼夜場所を問わず、ドコモ純正SIM並みのスピードが出てしまうことが多いのかも。
これこそ、NifMo(ニフモ)の評判を高めている大きな要素です。
一方、IIJmioのほうは、既存ユーザーが多いので、“人の影響”を、どうしても受けやすいのでは? ということ。
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で、ドコモからかなりのヨユーをもって帯域の卸を受けるということは、当然、仕入れコストも跳ね上がるということですから、NifMo(ニフモ)としては、新興MVNOとは言っても、ソートーの覚悟をもって、格安SIMマーケットに参入してきていると予想されます。
あんましお安くは無さそうな沢尻エリカのギャラも含んだ広告宣伝予算にしてもしかり。
ではここで、『NifMo(ニフモ)』の“勝ち”と単純に言えるのか?
今のところ、多数派にとっては、そうかもしれませんよ。
月々、3GB以下のデータしか使わないスマホ・ユーザーって、実は、軽く50%を超え、ヘタすると60%近くと言われています。そういう方々にとっては、です。
で、IIJmioには無く、NifMo(ニフモ)にあるマイナス点は、“直近三日間のデータ使用量に於ける帯域制御(スピード制限)”なのですが、月3GBプランの場合、三日間で“500KB”となります。
そもそもデータを使っていない人のバヤイ、帯域制御が存在していても引っ掛かりにくい、というのが現実だと思います。
また、“通勤時間帯の朝の山手線”みたいな所で、IIJmioがダメダメでも、NifMo(ニフモ)なら、そこそこイケちゃう、という可能性は高くなります(次の実験はこれかな......)。
ダウンロードスピードは“下り 3Mbps”も出ていれば、動画観るにしたって、問題ナシなのが一般的なのでありまして、数字的な速さよりも、混雑している場所での帯域にヨユーがある、というところがNifMo(ニフモ)のメリットである可能性が高い。
尚更、選ぶメリットがあるぞ、と。
ただし、ワタクシは、『IIJmio』は継続しつつ、『NifMo(ニフモ)』は、ある程度の比較テストやったら今月中にも退会する予定です。
なぜなら、朝の超・満員電車などには乗らないゆえ・♡
そして、何よりも大切なポイントは、直近三日間でのデータ使用量による帯域制御(スピード制限)をワタクシが大っ嫌いゆえ。既に、IIJmioは、土曜の日中に我が手元にやってきてから、土、日、月、火、水朝の約4日間で、1.7GB消費しております。残すはわずか、1.3GB・♡
この主犯は、間違いなく“やり過ぎのスピードテスト”ではあります。
けど、それはワタクシの“今は、ガンガンにスピードテストしてみたい!”っていう、結構、真面目なニーズからなのでありまして、正直、ストレスなくテストできて嬉しいです。本気で。
そのうち、スピードテストはこんなにはやらなくなるのは明白。
でも、動画を見まくりたい時とかあるぢゃないですか?
ありませんか?
でも、そういう時、コマメな帯域制御の事、意識しなくて済むのは、とてもストレスフリーだと思うのであります。
一方、直近3日間での帯域制御は、ユーザーの意識に働き掛けて、帯域の負荷を減らす効用があるのは間違いありません。結果的に、混むエリア&混む時間帯で、“ストレス少ない通信環境”を享受できる可能性は高くなる、とも言えるわけです。
お伝えしたいことは、値段とかデータ容量は似ていても、ユーザーのライフスタイルによって、マッチングは異なる、ということ。
あと、時代の変化率の凄さ。加速してますね、絶対。
去年の今頃は、まだドコモの“カケホーダイ”プランは未発表だったのでは?(マサヨシさんは、なんちゃってカケホーダイを発表済みだったけど....)
2014年秋のNTTぷらら『ぷららモバイルLTE 無制限プラン』の登場とか。
あと、月 1GBで1000円だったMVNO格安SIMの相場が、同じ値段で、一年後には3GBまで容量アップされるなんてワタクシ、想像もできませんでした~。
つまり、これからの一年間も、何が起こるか想像もつかないので、頭を柔らかくしといたほうが、きっと良いかもねー、なのであります。
とりあえず、いぢょ!
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