2015年4月3日金曜日
【iPhone 6 / 6 Plus】 SIMフリーモデル販売再開。でもドコモの白ロムのほうが安いっ♡
一時、販売休止となっていた、Apple謹製SIMロックフリーモデルの『iPhone 6 / 6 Plus』の販売が再開されました。
2015年3月31日のことであります。
ワタクシとしましては、「2015 春のキャッシュバック祭りは、もうやらないみたいだなー」と落胆していたタイミングでもありました。
ドコモ『Xperia Z3 SO-01G』、同『Xperia Z3 Compact SO-02G』、及びau『Xperia Z3 SOL26』等の白ロムの超・激安ぶりを眺めれば、キャッシュバック祭りは開催されているのは明白ではあります......。
ただし、複数台での契約が大前提であったりと、絶対的な回線数を所有していない、“MNP・◯じ◯”初心者にとっては、ハードルの高いものに今年は変化しちゃった......というのが率直な印象です。
具体的にいきましょう。
ワタクシの手元には、白ロム購入のドコモ『Xperia Z3 Compact SO-02G 改♡』が存在しております。
でも、2014年年末、ワタクシはMNP一括ゼロ円にて、ドコモから直接、手に入れる機会を、一度、諦めていたのでした。
理由は、更新月以外でMNPを行使すれば、違約金、MNP手数料、新規契約料として、もれなく1万5,000円が飛びます。さらに、カケホーダイ&月2GBプランで、3ヶ月所有しただけで、約2万円弱が飛びます。で、さらにさらに、4ヶ月目以降、ルーター契約等に変更して月々の維持費を1,000円程度に抑えたとしても、だったらハナから3万円台で既に流通している“白ロム”を購入したほうが明らかにお得、という計算からでした。
ドコモの場合でしたら、シェアパック10に加入している“親機”が存在すると、“子機”扱いの端末は、2円維持が可能らしいのですが、そんなの本当の“家族丸ごとMNP”とか、大量の回線を維持している“その筋のセミプロ”ぢゃないと真似できません。
ただし、“その筋”の方々が、素人が想像する以上に多いのは、先にも述べました最先端Xperiaの白ロム相場の暴落っぷりに現れていると申せましょう。
あと、ドコモもauも、何だかんだ言って、“その筋”の人たちをアテにしているのは、間違いないところ.......。
ただし、やはり春のキャッシュバックの主役は、絶対的な人気がありつつの、端末サポートの額が莫大な、Apple『iPhone 6 / 6 Plus』なのは間違いないナシ。
抱き合わせ大前提であっても、それなりにiPhone 6 / 6 Plus のMNP一括・ゼロ円の表記は、ツイッター等で見掛けました。結果、Xperiaほどドラスティックではありませぬが、ドコモ、au、ソフトバンクのiPhone 白ロム相場も、ジワジワと値を下げていたところでした。
で、そんな相場の変化を眺めている折に、Appleが販売休止していたiPhone 6 / 6 Plus のSIMロックフリーモデルの販売を再開したというニュ~ス。
日本での一大商戦が終わったタイミングと軌を一にするとはこのことか、と・笑
しかも、まーた値上げ。
日本で最も人気があるだろう、『iPhone 6 64GB』SIMフリー・モデルのお値段を確認してみましょ♡
税別で、98,800円っすよ。税込みだと、10万7,784円ですとー。
ありがたがって、買う? これ..........。
もちろんお大尽は、ガンガンお金を回して欲しいところですが、Appleはアメリカ本国に対してだって、積極的な節税しているくらいですからねぇ。
日本の下請けが潤うというのも、考えにくい......。
ぢゃなかったら、たったの四半期(3ヶ月!)で、営業益が二兆円超えなんぞ、なるわけがなーい。
もともと製造原価は、端末一個で200ドルちょっとなのも、ほぼ間違いないところだし......。
で、Appleの本音は、SIMフリーモデルは買いたい人が買えばいいだけのオハナシであって、“本質”はそこにはナイ、のだと思います。
Appleが一番大切とするカスタマーは、キャリアにて、実質端末代ゼロ円にて、喜んで2年縛りを受け入れつつ、月々、淡々と日本円なら8,000円前後を払い続けてくれる方々なのです。きっと♡
二年後になるとバッテリーもヘタっているし、月々サポートも無くなるから、また自動的に新しい端末にしてくれて、さらにその後の二年間もコツコツとお金を支払い続けてくれる、と。
そういう方々が販売再開されたSIMロックフリーのiPhone 6 64GBの価格を眺めて「あー、ワタシって、税込みで11万円もする端末使っているんだー、素敵♡」と思ってくれるのなら、SIMフリーモデルなんぞ、高ければ高いほど良いのではないでしょうか~。
アレ↓、と基本構図は、同じ。
日本通信のSIMと抱き合わせてが大前提の『VAIO スマホ』とか、So-netのPLAY SIMとの抱合せが大前提の『Xperia J Compact』の、一括での“端末の価格設定”が、ちょっと詳しい人にとっては、爆高なのと......。
ちなみに、アメリカ本国でのSIMロックフリー『iPhone 6 16GB』の価格は、649ドル。
日本仕様は、86,800円(税別。おいおいっ)。
中国仕様は、5288元。10万円ちょっと(ホゲーっ♡)。
アメリカの場合、露骨に安めな印象ですけれど、彼の地のハイエンド市場ではSamsungとかの絶対的なライバルの台数も多いですから......。実際的な“乗り換え需要”は無視できないはず。
日本市場は、ドコモも含めて実質、ドミネイトっ状態なので、まあ好き勝手な価格設定が可能。
中国のバヤイ、北米や日本の“2年縛り”の商習慣は、まだ根付いていないはずですから、2年縛りの方向へとAppleは誘導したいんぢゃないかなー、と。お金持ちも含めて、です。
超絶金持ちは、放おって於けばいいんです・笑
貧乏人が何言おうが、200万円超えのApple Watchを買う人たちは、きっといるのです・笑
で、中国の4G LTE環境は、China Mobile が、TD-LTE(日本でのWiMAX 2+ とか、AXGPみたいな規格)でブッチ切っているのが現実でございまして、他大手二社は、日本同様のFDD-LTEを主力として基地局展開しており、今年になってやっとFDD-LTEの運営許可が下りたばかり.......。
なので仮に超金持ちだって、2015年前半までは、通信環境のことを考えれば、中国移動 China Mobile一択なのでして、わざわざSIMフリー端末をゲットする意味は薄かろう、と。
ここでやっと本題の本題 (遅っ)。
現在(原稿執筆 2015年4月3日)、Amazonでは、ドコモ版『iPhone 6 / 6 Plus』の白ロムが幾らで売られているか?
iPhoene 6 16GB ゴールド、が、税込みで、約65,000円です。税引きだと、60,185円。
いいとこなんぢゃないですかねー。
ぢゃあ、iPhone 6 Plus 16GB ゴールドは?
税込みで、約74,000円。税抜くと、68,518円 (おっ♡)。
ちなみに6 Plus 16GBのApple謹製SIMフリーモデルは、99,800円(税抜き)。
まあ、典型的な“ヴァーチャル・ヴァリュー”。まさに“養分”になっている方々のための“幻想の価値”(Appleの魔法の掛け方がお上手ということ)。
iOS 8.2 時点では、ドコモ系MVNOの格安SIMを組み合わせても、ドコモ版白ロムは、データ通信はもちろん“テザリング”も可能。
一方、au版『iPhone 6 / 6 Plus』の場合、au系MVNOたる、『mineo』及び『UQ mobile』では、テザリングどころか、データ通信までもが不可。
Appleの意向というより、auの田中社長あたりが、Appleにスペシャル・チューンをお願いしたのでは? と勝手に推測するところ。
ソフトバンク版の場合は、ダーターで配られたAndroid端末からのSIM転用とか、ワイモバイルSIMの利用とか理論的には可能だと思いますが、あんまし美味しくはない。ソフトバンク版iPhone 5sに飽きた人たちくらいのニーズしかないのでは?
自動車なんかと同じで、中古市場は、“リアルな価値”が類推できて面白す♡
美辞麗句では誤魔化せない......。
特に、ドコモ版 iPhone 6 Plus 白ロムの(ヴァーチャルな)お得感がたまりません。
最近、ワタクシのリアル・ワールドでも、iPhone 6ユーザーが増えてきたので、冗談半分に「SIMフリーモデル、買っちゃった」とか言って、6 Plus 買うのも面白いかも、とチト思いました。
docomoのロゴなんか端末には入っていないし、容量の事聞いてくるような輩には、時代は、128GB! とか、とりあえず言っとけば良いのです・笑
あるいは、もうちっと真面目にドコモ版『iPhone 6 16GB』の白ロムを検討する場合。
税込みで、約6万5,000円だとして、これを24ヶ月で割ってみる。
月々、2,708円。
これにドコモ系MVNOの電話番号付き、3GB /月プランの相場である1,600円を足してみる。
税込みで4,400円 /月ってところ?
同じく、月 5GBプランの場合だと、端末代とあわせて約5,000円 /月ってところですね。
目が覚めるってほどの激安な印象はないですけれど、「どうしても iPhone 6 が欲しい。でも月々の支払いは限りなく安くしたい」って人には、アリな選択肢でしょう。
で、iPhone のバヤイ、仮に一年後にド中古で売りに出したとしても、相応に相場は維持されていると思うので、Xperiaなんかと較べて乗り出し価格は俄然高くとも、結果的に“想像以上に月々の支払いを抑える”ことができる、かもしれませんねっ。
とりあえず、いぢょ!
▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP
Tweet
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿