2013年11月26日火曜日

SBM「ARROWS A 301F」とau「ARROWS Z FJL22」


あまりに地味~な存在に感じられたのでSBM「ARROWS A 301F」の写真はハードディスクの肥やしとなっていたのでした......。

で、今回は兄弟機というより一卵性双生児というべきauの「ARROWS Z FJL22」と並べてみましたよ~ん。

ほぼ同じ。“間違い探しゲーム”ができてしまうほどに。

「A」のほうが多少ラウンドしているので、一卵性双生児でも男子と女子くらいの違いはあるかも。



ただし、カメラとか各種センサー、スイッチの配置を見比べれば、シャシーは間違いなく同一で、コストダウンを図っているのは明白。

あと、実際に眺めての最大の違いは、「A」のほうが筐体がマット仕上げ。一方「Z」のほうは半透明の樹脂でコーティングされている。塗装でツヤツヤしているのではなく、厚みある透明樹脂のスキンのおかげでツヤツヤしているというあまり見かけないタイプ。

ぶっちゃけ言って、「A」はマットというよりも“研磨仕上げ前のプラスチック”そのものといった風情で、うーん、かなり安っぽく感じてしまう.......。

ともあれ、です。

きっとソフトバンクは短期的に「ARROWS A 301F」を捉えてはいない、はず。

対応バンドは、2.1GHz、1.7GHz、来春サービスイン予定の900MHz、さらには2.5GHzのAXGPに対応するクワッドLTE端末なのです。

ようするに商材としての寿命が長い

このメリットは現在の、auの売り場を眺めれば明白。

auは既に一年前からAndroidに関しては、800MHz帯のプラチナLTEにバッチリ対応している。正確には2.1MHz、1.5GHz、800MHzのトライバンドモデルである。

さすがに一年前の「HTC J butterfly」とか「Xperia VL」とかは店頭ではもう見かけないけれど、2013年夏モデルも含めて、以前の端末もズラリ並んでいて、旧モデルも闇雲な値引きをしていないという、かなり固いというかまっとうなショーバイをしている風に見受けられる。

一方、半年ごとに端末の対応周波数を増やし続けてきたドコモの“周波数の断片化”は激しく、旧型モデルの価値を一気に減衰させてしまっている。

また、ソフトバンクの最新・シャープ製端末たる「302SH」と「303SH」は、どちらかといえばエッジーなコンセプトだから、保守本流ド定番系でAndroidが欲しい......というユーザーの受け皿として「ARROWS A 301F」は、きっと1年以上、余裕でソフバンの店頭に居並び続けることになるでしょう。法人向けにもいいよね、このフツーっぷり。

まっ、きっとそういうコンセプト。

いぢょ。

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